2012年01月19日

漫画『上京アフロ田中』のりつけ雅春

天然アフロの田中は高校を中退してしまうが
母の戒めもあり、トラックドライバーとして
まぁ社会人としてがんばっていた。
しかし、会社の都合で地元埼玉を離れ東京に上京。
トンネル掘りの仕事に就くことに。
会社の寮で暮らす田中だったが、
田中をいじる(いじめる)のが好きな隣人西田や
部屋をシェアする高橋に気を遣う日々を脱したいと
思い切って一人部屋に住むことにするが…。
夢見たおしゃれな部屋は経済的にムリだ。

疎遠になってしまった高校時代の旧友たち。
だが、ひとたびいっしょにバカなことをやれば
変わらぬ関係を築ける。
失恋や新たな恋も生まれ…。
そして、ついには結婚するメンバーも出てきて。
大人になった田中、大沢、井上、村田、岡本の
悲喜交々のおバカな日々が語られる。

田中アフロシリーズ第三弾。全10巻 ☆☆☆★
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2011年12月24日

漫画『焼きたて!!ジャぱん』橋口たかし

フランスパンと並ぶ世界的なパン「ジャぱん」を
作ることを夢見る天才少年東和馬は
日本一のパンチェーン店パンタジアにやってきた。
パン作りに絶対的な優位な太陽の手
(手が温かくパンの発酵に向いている)。
器用すぎる指先。
そして自由な発想で次々と生み出されていく奇抜なパンに
よって、それらを食べた者たちは天国に旅立ったり、
姿かたちが変わってしまうほどのリアクション芸を
見せてしまうのだった。
パンの道に魅せられた男女の真剣でおバカな
挑戦がおもしろいグルメ漫画。
パン知識に限らず多々登場する雑学の数々もおもしろい。



〜あらすじ〜

新潟県魚沼郡出身の東和馬は農家の長男として生まれた。
幼少時、圧倒的な米派だった東だが、
姉の勧めで食べたパン屋さんのパンにひとめぼれ。
パン屋の彼が語った「ジャぱん」の夢に共感した東は
それ以降、日々新しい創作パン「ジャぱん」の研究、
製造を続けてきた。
その夢を叶えるためにパンタジアにやってきた東だが
どうやら見落としがあったようで会社に即採用!
というわけではなくテストが行われるという。
遅刻してしまった東はペナルティーとして
マイナスからのスタート。しかし、その自由すぎる
発想から審査員黒柳をうならせる。



剣の達人でもある諏訪原、
関西弁の合いの手・ギャグ要因である河内、
そしてパンタジアのオーナーの孫である月乃
優秀な研究者である冠らと共に
パンタジアを潰すことを目論む
サンピエールのオーナーや
腹違いの月乃の姉である雪乃たちからの刺客と対決。
ちなみにサンピエールのオーナーはうますぎる故に
人格を崩壊させるパンを食べたために悪人となり
雪乃は「アイツは稀代の悪」と言われるレベルである。
最後に笑うのは誰なのか?
そして東和馬が抱く壮大な夢とは…?

やや強引すぎる展開はあるが、その絵のセンスや
うんちくの数々、パンを食べることで起こる
一発芸的リアクションのバリエーションは豊富でおもしろい。
後半がなぁ…
小学館少年サンデーコミックス 全26巻 ☆☆☆★

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2011年12月20日

漫画『オデッセイ』作史村翔 画池上遼一

戦後50年。
日本の将来を憂う若手エリート官僚5人が計画した
【オデッセイ】プロジェクトによって、
日本、アメリカ、そして世界に大きな波紋を呼ぶ。
弱者(弱小国)は強者(大国)によって踏みにじられ、
本来受給されるべきはずの民への救援物資は
一部の人間に搾取されていく。
その歪みは、人々の心をすさませ、更なる弱者に及ぶ。



理想と現実の違いから警察官僚(公安)という職を捨て
愛する女性と共に私塾のようなことをしている
公安の切り札と呼ばれていた新見。
2年前に同じく官僚の石津らと共に企てた

【オデッセイ】

当時は実現不可能と暗礁に乗り上げた計画。
だが、自衛隊機の謎の墜落と失踪によって、
眠っていたはずの極秘プロジェクトが動き出す。
石津らの働きかけにより、自衛隊が国連軍解放の
ため反政府ゲリラを武力によって攻撃。
その行動は多くの反感を買うが、その行為は
あくまでオデッセイの序章にすぎなかった…
そして、日本、アメリカ、中国、世界が動き出す。



理想と現実の違いに悩まされながら、
新見は世界がはらむ矛盾や現実を直視することになる。
ハードボイルド調の作風・作画が示す通り、
弱者が虐げられるかなりキツい展開も多い。
だが日米安保条約という難解な問題を
投げかけたという意味では評価したい。

背景として、戦後50年を迎えた1995年頃が
舞台である。PKOなどの自衛隊の活動が盛んになり
世界的に評価されるようになっていた頃のこと。
その自衛隊が作中、武力を行使したわけだから
まさに寝耳に水だったわけである。
安保をめぐる問題、よしあしが
盛んに論じられていた頃の作品。
よって、近未来、具体的に21世紀を
見据えて(予見して)描かれている。
100万人以上の人民解放軍と高い経済成長率、
更に軍事費もうなぎ上りであった中国が台頭し
アメリカは日本重視の政策ではなく、
中国よりの政策を採り、日米安保は放棄され
具体的には米中安保条約が締結される…
と石津は考えていた。
その予想から、日本のあり方、
とりわけ軍事的な観点からの見直しが必要であり、
具体的にはアジア内での相互協調・防衛を行う
というのがオデッセイの根幹である。
5人はその立場や思想、世界に対する見方
の違いから自ずと思い描くオデッセイの姿も
若干異なるかもしれないが、
革命を起こすのは若者という古からの決まり通り
計画を立案、そして実行したのである。
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2011年11月20日

漫画『鋼鉄の華っ柱』西森博之

1兆円の資産を大財閥のご子息として生まれ
頭脳や運動能力、容姿にまで恵まれた御前崎真道。
プリンスと呼ばれ、女性にモテ、赤じゅうたんを
歩き続けてきた男だったが、グループの倒産が相次ぎ、
ほぼ裸一貫の状態で世間に放り出されることに。



ボディガードとして彼に寄り添っていた
佳賀朝涼・夏野姉弟も同様に
世間の荒波にさらされることに。
真道への妬みから心の底では彼をバカにしていた
夏野だったが、何か彼に心を動かされてしまったらしく
朝涼、そしてギャグ要因である爺といっしょに
真道と行動を共にする道を選択する。


【一見タンポポ、実際はアザミでトゲがある朝涼】

実は計算高く「紳士的振る舞い」と同時に
「だまし」を信条とする腹黒い真道は、
他を圧倒するプライドと人を人とも思わない独裁者的
男であるが同時に妙な庶民的バランス感覚を併せ持つ。
またとても根に持つタイプで
絶対に敵に回したくない男でもある。
謎の少女サッチャンの逸話に代表されるように
独特のたとえ話を繰り出し、まるで楽しむかのように
次々と巻き起こる難局を乗り切っていく。



【健気でギャンブル狂いの父を持つが
貧しさに負けない薄幸の美少女サッチャン。】

現在の社会構造では底辺の生活から
上流階級まで登りつめるのはほぼ不可能な状態であり
圧倒的な資本(お金)を持つ者ほど多くの利益を生む
ことは自明の理であるが、
どんな局面も笑って乗り切れるのであれば
人生の勝者(笑者)であることはゆるぎないのである。
マクロ的な影響力を将来持つことを約束された男が
逆境によってミクロ的な生活を送っているという
そのギャップがまたおもしろい。
そこらへんをサラリと書いてしまう所が
西森先生のすごいところである。

少年サンデーコミック 全9巻 ☆☆☆★
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2011年11月06日

漫画『SEASONS-なつのひかりの-』高橋しん

【なつのひかりの】

小学校の同窓会によって10年ぶりに集まった
かつての少年少女たちは現実の生活に追われていた。
でも今日くらいは、あの日に戻って…。



いとこのこどもを押し付けられてしまった涼子は
こどもたちと共に同窓会にやってきた。
会費タダ酒ということばに釣られて…。
ぞくぞくと集まる同級生たちと近況を報告しあいながら
よみがえる想い出の残滓たち。
あのとき教室で泣いていた子は誰だっけ…?
あいまいな記憶と見え隠れする同級生の影。

みんなの想い出と将来の夢を入れたタイムカプセルを
宝探しという形にして残した。
炎天下のムダに暑い夏に宝探しはキツすぎる…。

【ヒミツキチ】

誰にも内緒の美しい洋館の秘密基地には
謎の美少年がいた。
病床につく父によって暗い影が差す家にいたくなかった
少女は逃げるようにヒミツキチで少年と遊ぶ日々。



でも少女が秘密を話してしまったことで
洋館はなくなってしまって…。
22歳になったかつての少女夏菜が
介護の道を選んだのはやはり父の影響があったのか。
法事によって久しぶりに帰郷した夏菜は
メルヘンチックな幼少時のひみつきちと
紅顔の美少年との密会を思い出す。
せつなさが止まらない。



小学館 ☆☆☆★
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2011年11月02日

漫画『スキマスキ』宇仁田ゆみ

ビルなどにある隙間が好きなヘイサクは
近所に住む女性の部屋のカーテンの隙間から覗く行為を
くり返していた。まぁつまり盗み見ていたわけだ。
大学の二部に通うヘイサクは昼にバイトをして
夜間は大学にやってくる。
心が広い友人マサジとなぜか美人の恋人がいるキンタと
共に味気ない日々を送るヘイサクにとって
それはとても刺激的な行為なのかもしれない。
しかし見る者は見られる者。
ヘイサクが覗いていた女性からもヘイサクの部屋は
丸見えだったわけで。その行為はばればれだった。
しかもその女性文緒はヘイサクの赤裸々な姿を
盗撮し、部屋に飾るという悪趣味の持ち主だった。





文緒は実は同じ大学に昼間通っている学生。
もちろん出会う可能性もあるわけで……。
隙間から見ていた彼女&彼が現実で直面することも
お互いに惹かれてしまうこともあるわけ。

何て言うかじわじわとおもしろい漫画。
小学館IKKI COMIX ☆☆☆★
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2011年10月29日

漫画『ヤンキー君とメガネちゃん』吉河美希

学校一の不良品川大地を追って男子トイレにまで
侵入してくる真面目で大人しそうな
みつあめメガネの同級生の足立花。


【密会?現場は男子トイレ奥】


行事に参加せず孤立気味の大地にしつこく
つきまとい食い下がってくる花。
天然ボケのマイペースで厄介な不思議っ子花を見て
「こいつはオレに気があるに違いない」
と大地は思い込むが、花はその考えをあっさりと全否定。
実は成績の学年トップ(下から、平均点一ケタ)の花と
ブービーで進級もあやしいツートップ(下から)の二人。
なんとか進級しようといっしょに頑張ることに。
彼らと共にこのままでは留年が決定的な
ひきこもり千葉を何とか登校させよう!
と奮闘するのだった。
(当初の目的を忘れ、千葉のウチで飯食って
帰ってしまうだけだったりもするが…)



中学生時代、実は誰もが恐れる人間凶器の不良足立花
として君臨していた花。
不良としてしか居場所のなかった花は
普通の女の子として楽しい学園生活を送りたい!
と一念発起。紋白高校に「不良特体制枠」で入学。
(紋白高校には不良の受け皿としてこの枠がある。
公表はされていない)
花は賢そうに見えるためだけにめがねをかけ、
クラス委員になりまじめに勉学に励んでいた。
でも努力空しく残念な結果…赤点の日々。

不良の大地としか話し合わない!と
相談事をもってくる花のペースにのせられて
いつしか人助けをしてしまうお人よしないい奴大地。
迷コンビの活躍によって、問題児を多く抱える
紋白高校に新しい風が吹く。

花の暴走によって広がっていく人間関係。
花を慕ってやってきた姫路凛風、
学園を牛耳ろうと目論む和泉学、
千葉君と花と共に生徒会メンバーになってしまった大地。
いろいろと否定してきた他人や学園行事にいつしか
大きな関わりをもってしまった大地は
あくの強いキャラクターと共に学園生活を満喫中。



実は高校に入るきっかけになった謎の美少女(花)に
気付かぬまま彼は生活を送っている。
ヤンキー達のハイテンションな日々を描いた
学園ギャグマンガ。バトル形式+ラブコメ調。

講談社マガジンコミックス  通称【ヤンメガ】
前半 ☆☆☆ 後半 ☆☆☆★ 全23巻


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2011年10月13日

漫画『侵略!イカ娘』安部真弘

海を汚す人間を許さない!
と立ち上がったイカが擬人化して深海より襲来。
10本の触手と口から吐き出すイカスミを武器に
海の家れもんで働く相沢千鶴・栄子に地上侵略を
宣言するが、怖がられることもなく
アルバイトとして働かされることになってしまう。
順能力が高く、各方面で才能を発揮し好奇心旺盛な
イカ娘は当たり前のように仕事をこなし
意図せずにいつしかかわいいドジっ娘看板娘に。


【十本の触手は便利】

特徴はセリフの語尾のほとんどに
「イカ」と「ゲソ」がつく。
地球支配・人類侵略と言いながら、
一人きりで特別な兵力を有しないイカ娘は
いつしか侵略をあきらめてしまい
テレビやゲームや遊びに興じる楽しい生活を送る。
大好きなエビ料理に舌鼓を打ちながら人生?を満喫中。
あまつさえ人を助けることもあるいい奴。
でも侵略者としての自尊心から褒められたくない。

彼女を慕う小学生たちや、彼女を溺愛するあまり
いろいろとヤバいことになってしまう早苗。
イカ娘を宇宙人と捉え必死に調査したがる
頭はいいのだが基本的におバカな
米国地球生命体対策調査研究部のシンディーたちや
海の家で働く女の子たちや
相沢家との交流を描いたギャグマンガ。
「ケロロ軍曹」よりも人類が侵略される可能性がない
お子様に見せても大丈夫な安心設計であります。



女の子キャラ主体の萌え漫画路線であるが、
かわいくすっきりとした絵風や
海を連想させる青と白のコントラストのイカ娘は
アニメでもよく映える。
イカ娘のかわいさが軸の漫画のはずなのに
8巻の表紙がなぜあんなにかわいくないのかは謎。
海の家設定のためかほとんど夏の話が展開される。

ちなみに、千鶴は軍服萌えでドエス&腹黒属性。
栄子は浴衣萌え。渚はくすぐられ萌え。
たけるはショタ萌え。清美はメガネ萌え
…と各キャラがいろんな萌え要素を具備しているが
早苗は「本命の変態」として君臨している。
あえて名付けるならかゆうまゾンビ萌え。

The invader comes from
the bottom of the sea!

全22巻 チャンピオンコミックス ☆☆☆★


ラベル:ギャグマンガ
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2011年09月27日

漫画『星は歌う』高屋奈月

海辺の田舎町で暮らす椎名サクヤといとこの奏。
いたらない親や大人の犠牲になった二人は
不器用ながらもどうにか心を通わし、
日々の生活を送っていた。

サクヤは星空観賞会同好会(ホカン部)の一員である
腹黒ブラック令嬢本庄聖や
クラスの人気者である村上優里と共に学園生活を
楽しんでいたが、完全に傷が癒えたわけではない。

クラスメイトの吐き捨てる何気ない言葉は
かつて自分をいじめ抜いた継母を思い出させ、
ときに押しつぶされそうになるのである。

悩み苦しんでいたサクヤを救えなかった聖は
サクヤを守らんと寄り添う。
(但し聖がやさしさをみせるのは基本的に
サクヤに対してだけ。彼女は人の嫌がることを
言ったりしたりするのが大好きなのである)

かつてろくに考えもせずサクヤに暴言を吐いた優里は
恋心を抱きながらサクヤに接する。
(だが、作中途中まで本人に自覚なし)



サクヤは誕生日に謎の男葵千広と出会った。
サクヤは奏の、奏はサクヤの知り合いだと思って
接していたが、二人とも千広のことを知らない。
「誰なんだ。あいつは?」
奏は怒り狂うが、サクヤは千広にひとめぼれ。

サクヤの好きな孤独の星を思わせる淋しそうな姿。
また会えるかな……
千広の影を追ってしまうサクヤは千広と再会するが
なぜか辛辣な言葉を浴びせられる。

傷心にくれるサクヤが見た者は転校生として
同じクラスにやってきた葵千広の姿。
開き直ったサクヤは千広をホカン部に誘うのだが
やはり意地悪な言葉を浴びせられるのだった。

しかし恋する乙女は打たれ強く、
なんとか千広と会話しようとがんばるのだった。

星が光る様は、星が歌っているよう……
千広にも星を見せたいと願うサクヤ。



少しずつだが態度がやわらかになってきた千広に
喜ぶサクヤだったが、千広には放っておけない
桜(サクラ)という大切な恋人がいた。

その後サクヤや奏、千広などが抱える暗い過去や
聖につき従うお守役沙己とのアホみたいな出会い、
学園生活を中心に主要キャラクターたちの
恋愛模様が描かれる。
この作品では、こどもから青年期へのいわゆる
【モラトリアム】の主人公たちが
「こどものくせに」と一刀両断にされることが多い
(言っている側はこどもより下衆に近い存在)。
自分の欲望を優先する大人・親になりきれなかった
存在がこどもを傷つけるパターンの話が多く、
本作においては最終巻まで解消されないので
最後まで読まないとつらい。

基本的にサクヤと千広が主人公として恋物語が
展開されるが、最終的な感想としては
もう一人の主人公は桜だったのだと気づかされる。

元々短いタイトルだが『星歌』と略される。
花とゆめコミックス 全11巻 ☆☆☆★
 

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2011年09月24日

漫画『ああっ女神さま』藤島康介

工業大学に通う森里螢一は電話によって
呼び出された女神ベルダンディーに
「ずっとそばにいてほしい」と願った。
願いは受理され、美貌と知性と柔軟性、
人や動物、自然、物質にまで愛される天界の歌姫との
夢のような生活日々がはじまる。

しかし、ベルダンディーの姉であるウルド、
妹スクルドというトラブルメイカーも
森里家(他力本願寺)に居住するようになり、
毎日のように騒がしい日々を送るはめに。



螢一とベルダンディーの純愛、
作者の趣味全快の白熱のバイクレース、
お祭り好きのキャラクターたちの巻き起こす騒動、
天界、魔界のシェア争いによって度々訪れる危機
などをテンポ良く描く。
難局に直面することがあっても逃げずに正面から
受ければ大丈夫。
なぜなら強力な勝利の女神がついているのだから。
悩める人々(読者)を勇気づけるかのように
ベルダンディーがメッセージを送る姿が印象的。

43巻〜 アフタヌーンKC ☆☆☆★



〜キャラ〜

【森里螢一】

猫実工業大学に通い変人ばかりが在籍する
自動車部に籍を置く冴えない主人公。
身長が低いことがコンプレックスだったが
ベルダンディーが恋人になったことで
その設定自体が自然消滅している。
お人よしでやさしい反面、職人的頑固さも持つ。
工業的技術は高く、特にバイク作りに関しては
並々ならぬ情熱を持ち、周囲も一目置いている。
ベルダンティーとの恋愛は煮え切らぬこの男のせいで
遅々として進まないが、まぁお約束ということで…。



【ベルダンディー】

1級神2種限定の女神。
時を司る女神であり担当は「現代」。
沈着冷静、誰にでもやさしく絶対的包容力を持つが
螢一がからむと嫉妬によって力が発動することも。
歌が好きであり、その歌声は至福の喜びを与える。
何をやらせてもすごい完璧超人。

【ウルド】

2級神。半神半魔(神族と魔族のハーフ)
二人の妹への愛から
押しつけがましいほどおせっかいを焼くが
基本的にトラブルを巻き起こす。
途中から目的と手段が入れ替わってしまうという
厄介な性格の持ち主で天界では「破壊神」と称され
恐れられている。
あやしげな薬を調合することが多い。
「過去」を司る。



【スクルド】

2級神。
ベルダンディーへの傾倒ぶりがすごい。
よって螢一とベルダンディーの恋愛の邪魔をする。
あやしげな機械やロボットを作っている。
「未来」を司る。

【ヒルド】

大魔界長。ウルドの母。
強力な魔力を有し、シェア拡大を企むも娘には弱い。
余計なことをして、収拾不能な状態を作り出し
面倒くさいと逃げ出す鳩山元総理のようなやっかい者。

【マーラー】

前半は敵役として活躍するも
後半はその存在を忘れられてしまう魔族。
縁起物が苦手である。

【森里恵】

螢一の妹。「逮捕しちゃうぞ」の夏実にそっくり。
バイクの腕はピカイチで峠のクイーン。
恋人と長続きしないのは、ブラコンで
兄と恋人を比べてしまうことが最大の原因。
だが本人は気付いていない。妹属性具備。



【藤見千尋】

自動車部元部長にして、モータサイクルショップ
【WHIRL WIND】の経営者である。
メカ(バイク)とこどもと猫に目がない。
有無を言わせぬ迫力があり、お金に関してはシビア。
ラベル:藤島康介
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2011年09月21日

漫画『金色のコルダ』呉由姫

星奏学院は普通科と音楽科があり、
音楽コンクールが催される。
普通科に通う日野香穂子は学院と因縁深い妖精
リリの姿を見たことによって、
このコンクールに出場することになってしまう。
楽器なんて全く演奏したことがない香穂子は
尻ごみするがリリから魔法のバイオリンを渡される。

このバイオリンは演奏者である香穂子の気分次第で
すばらしい演奏が可能になる魔法のアイテム。
普通科の生徒が選ばれたことから
音楽科の生徒からやっかみを受ける香穂子だったが
個性豊かな音楽科の出演者や同じく普通科の生徒
土浦梁太郎らと出会いコンクールに臨むことで
だんだん音楽に惹かれていく。



熱をもって練習に臨むようになった香穂子だったが
コンクールの終盤にリリから告げられたのは
魔法のヴァイオリンが消滅してしまうという事実。
ヴァイオリンを失ってしまった香穂子だったが
コンクールを通じて音楽を心から愛するようになった
香穂子は魔法に頼らずヴァイオリンを続けることを決意。
これらのストーリーに、美形集団であるコンクール
出演者たちとの恋愛を絡めて描かれる音楽漫画。



元は女性向け恋愛シュミレーションゲームとして
発売され、後に漫画化された人気作。
主要キャラクターの名前に曜日の文字が使われている。
キャラクターデザインと漫画家が同じのため
ゲームをした人も違和感なく楽しめるであろう。

全17巻 白泉社 花とゆめコミックス

〜キャラクター〜

日野香穂子

ガッツあふれるおせっかいなヒロイン。
裏表のない性格で人に翻弄されてしまうこともあるが
その他意のない自然体の姿によって
異性から好感を持たれることも多い。



土浦梁太郎

サッカー部に在籍する普通科の生徒であるが
実は長年ピアノをしてきたことから
音楽科の生徒を唸らせるほど高い技量を持つ。
性格は体育会系。
香穂子に好意を抱いている。

月森蓮

ヴァイオリンを操り音楽科では誰もが一目置く存在。
音楽一家出身。
その言動はつっけんどんでクール(冷淡)。
憧れる女性徒は多い反面、男子生徒からは
その鼻もちならない態度が災いしてやっかまれる。

火原和樹

トランペット奏者。
豪快な演奏、闊達で無邪気でいつも楽しそうな先輩。
バスケと香穂子が好きである。

志水桂一

チェロ奏者。
天才肌でマイペース。
ぶっ続けで夜中に演奏することもあるらしく
日中その疲れが出るのかしょっちゅう寝ている。

柚木梓馬

フルートを奏でる。
優雅な華道の家元の三男であり、
あくまで長男を支える立場として教育されているので
人生をあきらめているふしがある。
普段は完璧すぎる振る舞いで日常をこなしているが
香穂子にだけは腹黒い裏の顔を見せる。
火原とは親友。

冬海笙子

クラリネット奏者。
かわいいのだが引っ込み思案な性格。耳がいい。

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2011年09月18日

漫画『恐怖新聞』つのだじろう

怪奇現象などの未来を予知する新聞
「恐怖新聞」に魅入られた鬼形零。
この恐怖新聞を読むと100日寿命が縮んでしまう。
しかしその魔力によって読まずにはいられない。
基本的に鬼形にしか見えない恐怖新聞の内容は
他の者が見ても何の変哲もないただの新聞。
宇宙人との遭遇や怪死、自らの不吉な未来を予告し
それが100パーセント実現する。

また恐怖新聞は「死神」的側面を持ち、
作中実際に死神や閻魔大王的な存在も登場し
鬼形礼を追い詰めていく。

恐怖新聞を配達するのは元新聞配達員の悪霊
(ポルターガイスト)である。

悪霊と恐怖新聞は深夜0時頃やってくる。
窓を閉めたり、雨戸を閉めても、
突き破って入ってくる。(画像より)



井戸の中で夜を迎えるはめになったときも
執拗に鬼形を慕いやってくる姿は
律義な忠犬ハチ公そのもの。
しかし、かわいさは皆無の悪霊だ。…いやすぎる…

ちなみに恐怖新聞に書いてある内容を
変えようと働きかけると、
その者が代わって被害を受けることになる。
悪霊はとり憑いた鬼形零を恐怖のずんどこに
落とすことが生き甲斐?のようだが、
助言をすることもある。
また、鬼形零に対する独占欲が強いので
鬼形に他の悪霊がとり憑こうとすると嫉妬し、
追い払おうとする。

物語は心霊現象・超常現象の類をまるで信じない
主役の鬼形少年の元に不吉な恐怖新聞がやってきて
未来予告をし、実際に怪異現象が起こる長編形式と
鬼形少年がいろんな怪異現象を脇役として
報告するという短編形式をとる。



心霊・悪霊・呪いやUFO、臨死体験などの怪異が
次々と起こり、人々の暮らしに暗い影を落とす。
人が亡くなるような悲惨な物語もあるが、
反面怪異を通し登場キャラが人間的に成長することも。
まぁたいがいろくな目に遭わないが。

クセのある絵が気にならなければ、
特にオカルト好きの方にはおすすめできる内容。
☆☆☆★ 秋田文庫版全5巻


恐怖新聞 (1) (秋田文庫) [文庫] / つのだ じろう (著); 秋田書店 (刊)
ラベル:ホラー漫画
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2011年09月08日

漫画『ARMS アームズ』皆川亮二 原案協力 七月鏡一

その腕が掴むものは… 神の未来か、悪魔の過去か…
「進化」を求めた人類が手にしようとした
超人的な力は、人類に大きな災厄をもたらす。

高校二年生になった高槻涼の元に現れた謎の転校生
新宮隼人。奇妙で凶悪な左手を持った隼人によって
襲いかかってきた。そして新たに現れた謎の男「爪」。
爪が涼が大切にしている幼なじみのカツミを
傷つけようとした時、涼の身体に変化が…。

「力がほしいのなら くれてやる」
謎の声と共に涼の右手も隼人同様に強力な武器に変化した。

涼、隼人、そして同級生の巴武士と恵の4人は
「エグリゴリ」という組織によって強大な力を
意図的に与えられてしまった存在。
4人は「ARMS」と総称される。
実は同級生のカツミもキーパーソンである。
彼らの前に立ちふさがる更に強大な存在である
キースやアリスとの壮絶な闘いを描く。

優れた描写も多く、戦闘など魅せる場面も多いが
ストーリーが壮大すぎる点や終着点がイマイチで
「スプリガン」ほど思い入れがない。

たかしげ宙原作作品同様に
麒麟児アル・ボーエンが登場。
ARMSの4人をサポートする役に回り大活躍だが
生意気な発言を連発するので
基本的に隼人に殴られる存在である。

全22巻 少年サンデーコミックススペシャル
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2011年09月05日

漫画『僕はビートルズ』原作藤井哲夫 作画かわぐちかいじ

ビートルズのコピーバンド『ファブ・フォー』の
メンバーたちは平成22年の3月11日から
49年前の昭和36年の3月11日に
タイムスリップしてしまった。
アメリカの大統領はケネディ、日本の首相は池田隼人。
3年後の1964年に開催される東京オリンピックに
向けて急ピッチで高速道路や建物が建設されていく。
まだ戦後まもない世界。
そして何よりもビートルズデビュー前の世界である。
(ビートルズのデビューは1962年の10月5日)



ファブ・フォーのメンバーであるショウ・マコトは
親切な苦労人の流しの竜や彼らの才能を認めた
マキプロの女社長らと共にビートルズの楽曲を
オリジナルとして世に送り出す。
きっとビートルズは自分たちの曲を聴いて
それを超える曲を作り出してくれるはず。
自分たちはあのビートルズと世界を舞台に勝負する。
そんな夢物語を想いながら音を奏でる。



〜あらすじ〜

蜂矢翔(ショウ)、鳩村真琴(マコト)、
鶴野コンタ、鷹津礼(レイ)はビートルズの
コピーバンド【ファブ・フォー】のメンバーである。
ビートルズバンドの世界大会に出場し、
世界一のコピーバンドと認められることで
ビートルズとして新曲(214曲め以降)を作る!

夢を語るマコトとその夢を否定するレイによって
暗雲が立ち込める。
俺はお前より…ビートルズが好きなんだ
と語ったレイは練習をサボるようになり
バンドを脱退してしまう。
自分たちと音楽を奏でる存在としてレイ以上の
存在はいない。当たり前の結論に達したマコトは
彼をなんとか引き止めようとするが、
違うやり方を模索するレイに拒絶される。
マコトは反射的にレイを電車に向かって突き飛ばし
それを止めようとしたショウら3人は電車に転落。
事故現場にはコンタもいた。

気がついたマコトとショウ。
しかし何か周りの様子がおかしい。
彼らは落ちていた新聞から、自分たちが49年前に
やってきたことを知る。
彼らはピンチを救ってくれた流しの竜、
バーのママのためにビートルズの曲を披露。
まだその曲はこの時代に世界中で誰も聴いたことが
ないはずの名曲。竜とママは感動し、
二人に寝床を提供してくれた。
マコトは二人に曲を聴かせたときから
すでに覚悟を決めていた。
自分たちがビートルズになることで
本物のビートルズはそれを超える名曲を生みだすに
違いない。
つまりビートルズの214曲目以降が世に生まれる。
自分たちは世界を舞台に彼らと勝負ができる。
マコトはショウを説得し、この時代に来ているはずの
レイとコンタへのメッセージとして『抱きしめたい』
をファブ・フォーのデビュー曲として選ぶ。
ジャズとカントリーが全盛の時代に全く新しい音楽を
提供した彼らを強く支持したのはやはり若者だった。


彼らの曲は大ヒットし、レイ、コンタと出会えるが
レイはビートルズの曲を自作の曲として発表する
マコトのやり方を認めず、自らの力でビートルズに
なることを模索していた。
すれ違ってしまうバンドメンバー。
ファブ・フォーの登場によって
ビートルズにどのような変化が生まれるのか?

全10巻 モーニングKC
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2011年08月18日

漫画『シュート!』大島司

創立2年目。天才久保嘉晴を擁する静岡県掛川高校
サッカー部に全国レベルの「掛西中トリオ」こと
フォワード田仲俊彦、ミッドフィルダー平松和広、
キーパー白石健二が集まったことで
奇跡的な快進撃をみせることに。
強豪校やライバルとの戦いを通じて成長をしていく
掛川高校メンバーの成長劇を軸に爽やかに描く。



また田仲、平松と気まぐれマネージャー
遠藤一美との三角関係的ラブコメが展開される。
マガジンらしい直接的な下ネタが満載である。

〜あらすじ〜

サッカー王国静岡県で創部2か月にして1年生だけで
県ベスト8まで進出した新設校掛川高校。
大躍進を遂げたのは日本代表を有望視される
天才久保と、久保が認めた神谷篤司の存在が大きい。
一年前に久保の試合を観戦していた
田仲、平松、白石はそのプレー大いに魅了された。
彼らは中学時代に全国ベスト4にまで残りながら
白石の暴力事件によって全国制覇の夢を断たれた。
田仲はサッカーが好きな気持ちを持ち続け、
すぐにサッカー部の門をたたいた。

しかし、医者の父をもち、サッカーを続けることを
禁止されている平松はその夢をあきらめていた。
また白石は自らのせいでメンバーの夢を奪って
しまった負い目からサッカー部に入らず不良に…。
また久保にあこがれて部にやってきた田仲だったが
主将の久保は病気で入院中。副主将の神谷は
すぐに暴力をふるう横暴な男で、練習試合は
2年だけで行うと冷たく宣言。落胆する田仲ら
一年生メンバーだったがマネージャー遠藤一美が
田仲の名前を勝手に使い自分たちの方がうまいから
試合をしてほしいと挑戦状をたたきつける。

苦戦を強いられる田仲ら一年生メンバーだったが
平松、白石も途中から合流し善戦。
神谷はレギュラーを一年生からも選ぶことを認める。
その後、待望の久保が合流。
掛川北、清水学苑、藤田東といった強豪ひしめく
静岡大会の中で、急成長を遂げ
すばらしい快進撃をみせる掛川高校。
だが死亡フラグをたてていた久保が
「11人抜き」など多くの伝説を残し
案の定この世を去ってしまう。
あまりにも早すぎる天才の死に苦悶するメンバー
だったが、全国制覇という久保の遺志と
重すぎる10番のエースナンバーを田仲が受け継ぐ。



掛川高校メンバーに限らず多くの人々をそのプレーで
魅了し、愛されていた久保は日本に留まらず
ドイツやブラジルにもサッカー仲間がいる。
小心者であり妄想癖のある田仲は、ゼッケンの重圧、
久保のナンバーを付けていることから久保を慕う
多くのライバルから身の程知らずということで
敵視されることも多い。
また久保に対して強いあこがれを抱いていた田仲は
久保を意識するあまり、
ときに自らの長所を見失ってしまう。
しかし、自分と久保の持ち味や長所が違うことに気付き
生前の久保の指摘によって生まれた破壊力抜群の
「幻の左」などのシュートなどを自らの武器とし磨き
いつしか決定力のあるエースストライカーに成長。



高校最速のスピードとテクニックを持つが
妖怪じみた言動を取ることも多い優等生平松。
反射神経とタフさ、喧嘩っ早くすぐ下ネタに走る
超攻撃的なキーパー白石。
主将として見事なゲームメーカーに成長し、
悪役から頼りになる兄貴キャラに変貌を遂げる神谷。
ブラジル帰りのテクニシャン馬堀も加わり、
いつしか強い信頼で結ばれた彼らはアイコンタクトや
超高校級のシュートや個人技を習得していき
なみいる強豪校を撃破していく。

講談社漫画文庫 全16巻(第一部)
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2011年07月30日

漫画『NIGHT HEAD ナイトヘッド』立野真琴 原作飯田譲治

超能力を有する霧原兄弟は、
人からも超能力者たちからも疎まれるはぐれ者。

兄霧原直人はサイコキネシス(念動力)を有し、
感情が高ぶると抑制が利かずに物などを飛ばし
人に危害を加えてしまう。



弟霧原直也はリーディング能力を有し、
人に触れるとその人の考えていることがわかる。
また未来予知などを行うことができる。
ただし、基本的に兄に対する依存心が高く、
兄もまた弟に対し過保護な態度をとることが多い。

幼少時から不思議な力を持っていた霧原兄弟を
親は持てあまし、施設(研究所)に預けられた。
研究所では子供たちの超能力を開花・進化させる
実験が行われていた。
超能力者である岬老人、彼らの保護者として
憎まれ役も買っていた御厨らによって
二人は外の世界を知らずに育った。
(結界が張られていて外に出られなかった)

そして15年の歳月が流れた。
岬老人が亡くなったことで、結界が解け、
二人は施設から出て行くことに成功。
しかし、必ずしも善意ばかりが溢れていない
世界に飛び出した二人に安息の日々は訪れない。
美形の霧原兄弟は自らの希望と関係なく
人々の興味を惹くことや嫉妬に遭うことが多い。

感受性の強く無垢な弟直也は
人々の持つ欲望まみれの心や悪意に触れ
取り乱し、恐慌に陥ることが多い。
彼らをサポートするように現れる謎の存在
双海翔子。また彼らに不吉な影を落とす謎の男Y。



二人は基本的に【化け物】と罵倒され、
冷たい目で見られてしまう。
また、超能力者として高い潜在能力を秘めながら
他の超能力者たちとつるまない二人は
超能力者たちから敵視され、
たびたび攻撃の対象になってしまう。
「進化」した人間(超人)が必ずしも幸せに
なれるとは限らないという命題を掲げながら
それでも前に進んで行かなければならない
霧原兄弟の戦いの日々を描いたサイキックホラー。



マニアックな内容ながら霧原兄弟の持つ絆の強さや
魅力、ほぼ味方がいない血の道を突き進む
二人の孤独な戦いは読み手の心を打つ。

☆☆☆★ HMBホーム社漫画文庫全4巻

〜ナイトヘッド〜

人間の脳の大半は使用されていないとされる。
作中では、脳の実に7割は使用されていない
と提唱している。そしてその7割の中に人間は
不思議な能力(超能力)を秘めているとされる。
超能力に限らず、その7割の中に無限の可能性や
多様性、進化の謎などが秘められていると考えると
なんかこう胸が躍る。


NIGHT HEAD 1 (ホーム社漫画文庫) [文庫] / 立野 真琴 (著); 飯田 譲治 (原著); ホーム社 (刊)
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2011年07月23日

漫画『I’ll アイル』浅田弘幸

中学最後のバスケの練習試合で
敵チームの相手同士で殴り合いをした
立花茜と柊仁成は神奈川県立国府津高校で再会。

自分の思い通りにいかぬ現状から一度は
バスケをあきらめた二人だったが
強く意識していた相手に出会ったことで
バスケに真剣に取り組むようになる。

茜の目標は全国制覇ではなくあくまで柊に
ワンオーワンで勝つこと。
柊の目標はより高いレベルでバスケを続けること。
犬猿の仲、おまけに向かうベクトルは違う。
だがお互いの才能を認める二人はバスケを通じて
その理解を深め、チームメイトになる。

茜の幼なじみで理解者である吉川菫、
高校の監督である峰藤京子。
キャプテン山崎にキャプテン代理の金本。
シューターとして名を馳せた1年のヒゲダンディー
東本らは問題児だが才能あふれる二人を
危ぶみながらも多くの期待を寄せる。



県内屈指の葉山崎高校は柊の父が監督を務め
全国レベルの高山を擁する強豪校。
練習や試合、次々と巻き起こる事件を通じて
一枚岩となった国府津チームは
国府津は葉山崎と善戦を演じるまでに成長。
笑いと感動を交えながらこっ恥ずかしい
青春ヒストリーが展開される。

全14巻 集英社ジャンプ・コミックス


 
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2011年07月20日

漫画『サマーウォーズ SUMMER WARS』原作 細田守 漫画 杉基イクラ キャラクター原案貞本義行

世界で一番暑い夏の日。
数学チャンピオン日本代表になり損ねた
高校生の健二は高嶺の花である陣内夏希から
アルバイトを持ちかけられ、旅行をすることに。



内向的で自分に自信が持てない健二は舞い上がるが
案の定降って湧いた幸運には裏があった。
竹田軍の末裔である夏希先輩は
齢90歳を迎える一族の大黒柱の栄おばあちゃんを
元気づけるために健二を結婚相手として連れてきた。
しかも、好条件を兼ね備えた理想の相手として
アールピージーよろしくふるまってほしいと依頼。
なんとか一族が集う大家族の中でうまく繕うことに
成功するが、自分のケータイに送られてきた
謎の数式を解いたことで大きな事件に発展する。



この世界には「オズ」(OZ)といわれる
10億もの人々が共有する仮想現実(=アバター)
が存在するのだが、突如「ラブマシーン」という
人々のアカウントや個人情報を盗んでいく
謎の存在が現れる。その悪意はすさまじく
信号機や医療機器を支配し、
ひいては人類を滅亡させる騒動に…。

健二と夏希はこの大騒動を収束させるために
消防士、自衛隊、警察、オズ界の英雄…などを
擁する陣内一族たちと共に強力しながら
ラブマシーンの脅威から世界を守ろうと奮闘。

世界中がつながっていることで便利な反面
危うさを持つ現代社会への警鐘を鳴らしながら
それでも人々が持っている善意や信頼、
家族とのつながりなどを描いた爽快ストーリー。

全3巻 ☆☆☆★ 角川コミックスエース


サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1) [コミック] / 杉基 イクラ (著); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊)
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2011年07月09日

漫画『絶体絶命でんじゃらすじーさん』曽山一寿

世の中は危険がいっぱい。
そんなピンチばかりの毎日を救う助けのプロ(自称)
でんじゃらすじーさんが孫を助けるために奔走…。

というのは建前で、じーさんのヒマつぶしのために
孫が絶体絶命の状況の数々に陥ってしまう。



自分がこの世で一番えらいと思い込んでいる校長、
謎の不思議生物ゲベ、
近所に生息するデンジャラス生物最強さん、
2年に一回しか登場しない
マッスル竹田とステップ長谷川らと共に
理不尽なじーさんのボケの連発を
小学生の孫がツッこんでいくのが基本的なパターン。

コロコロコミックの低年齢読者層を意識して
描かれたギャグマンガであり、
すぐに登場キャラクターが死ぬことや
爆発オチ、オチ未消化の回も多い。
またストーリーが突拍子もなく飛躍することや
わかりやすい下ネタが展開されることもしばしば。

しかしそんなギャグマンガの合間に
妙にいい感じの話を挿入してくる演出は心憎い。

全20巻 コロコロコミックス



絶体絶命でんぢゃらすじーさん 1 (てんとう虫コミックス) [コミック] / 曽山 一寿 (著); 小学館 (刊)
ラベル:ギャグマンガ
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2011年06月05日

マンガ『孤島パズル』原作有栖川有棲 漫画鈴木有布子

南海の孤島で宝探しを行うことになった
大学生推理小説研究会のアリス、マリア、江上。
5億円とも言われるダイヤが隠されているらしい
嘉敷島にやってきた三人。
だがその島では3年前に宝探しをしていた男が
非業の死を遂げていた。



男の残した言葉を信じ、
島にあるあやしいモアイに着目する三人。
だが案の定殺人事件が発生。

島に居合わせた十数人の人々の想いが交錯する中
再び殺人事件が起こる。

連続殺人に発展し、疑心暗鬼が生まれる中
やはりカギを握るのはモアイの謎に迫ることだ。
名探偵江上の頭脳が冴えわたり、パズルははまり
事件は解明されるのだが……。

アリスと江上の活躍を描いた短編
【ハードロック・ラバーズ・オンリー】(1巻)
【瑠璃荘事件】(2巻)
【壁抜けの男の謎】(3巻)もそれぞれ収録。
全3巻 ☆☆☆★ ブレイドコミックス アヴァルス


孤島パズル   1
ラベル:推理漫画
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2011年05月18日

漫画『GREEN 〜農家のヨメになりたい〜』二ノ宮知子

キャンプで埼玉県秩父にきた吉川和子(ワコ)は
村のイケメン小野誠に一目惚れ。
祖母と共に農家を営む誠といっしょにいたいワコは
誠の仕事を半ば強引に手伝うことに。
でも実際の所は足を引っ張ってしまう。

ワコは農業の知識はからっきし。
だが、調理師学校に通うだけあって畑でとれた
野菜を使って見事な料理をつくりあげる。

誠は基本的に土を愛する仕事人間なので
ワコの愛情も空回りの感もあるが
その誠意が伝わったのか徐々に親密な関係に。
暴走気味に情熱を燃やすタイプのワコは
村で次々とトラブルを引き起こす。

父親とのケンカが絶えず誠をライバル視する
星和農園の3代目のぞみや
誠にあこがれワコに対抗心を燃やすしいたけ農園の
やよいなども加わり農村を舞台に巻き起こる
おバカでお気楽なラブコメが展開される。
とりわけ最終巻の4巻はバカバカしく笑いを誘う。

講談社コミックスキス 全4巻。 ☆☆☆★


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2011年04月05日

漫画『機動警察パトレイバー』ゆうきまさみ

元気溌剌な警視庁の婦警泉野明(いずみのあ)が
二足歩行型ロボット「イングラム」(レイバー)に乗り
凶悪犯罪やテロリストらと闘いながら
仲間と共に成長していく姿を描いたロボットもの。
管理人はあまりロボ系漫画に詳しくないが
「新世紀エヴァンゲリオン」と似通った箇所も多い。
(レイバーの造詣や出動時のシーン、
搭載時の運転者のスタイルなど。)



1988年に描かれ、10年後の1998年を
舞台にしており、レイバーと言われる多足歩行型
ロボットが各分野に進出。重機並のパワーを持つ
レイバーは便利な反面、悪用すると非常に危険。
実際に犯罪で使用される(レイバー犯罪)も多く
これに対抗するため警視庁では特車課を設立。
野明は試験をクリアし、
特車二課第2小隊のメンバーに。
希望通り最新型のレイバー「イングラム」の
パイロットに任命される。
大喜びの野明は、クセのあるメンバーと共に
訓練に励みながら続発するレイバー犯罪を
取り締まる。またイングラムは搭乗者の能力や
戦闘の経験が積み上がるのでレベルアップする。
(実はこの課に配属されたメンバーには
すぐに発砲したがる短気な太田をはじめ
問題児が多い。そもそも課長の後藤も変人。
しかも場末といえる特車二課は出世できない
ことで有名。そのため警視庁早稲田予備校の
野明の教官は「いい子なのに」と涙を流す)



事件が起こるたびに被害を出してしまう
野明たち特車二課は
基本的に世間から好意的な目で見られていない。

「敵」

自称環境保護団体「地球防衛軍」
(環境を守るためなら武力闘争も辞さない…
まぁシーシェパードのような連中だよ)や
彼らを支援する謎多き男「内海」。
そして彼と共に行動を共にする「バド」。
目的は様々であるが(内海とパドの場合、
単純に愉快犯的要素が強い)、
基本的にイングラムに勝つことを目標に
いろんなレイバー(代表的なものとして
パドが搭乗し操る「グリフォン」がある)
が登場し対決することが多い。
そこにはレイバー産業間の技術向上やメンツを
背景とした争いもある。



小学館文庫版全11巻 ☆☆☆★
THE MOBILE PORICE


機動警察パトレイバー (1) (小学館文庫) [文庫] / ゆうき まさみ (著); 小学館 (刊)

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2011年02月19日

漫画『まつりスペシャル』神尾葉子

女子高生羽生まつりは、実は人気覆面レスラー
ハニープリンセスである。
父の経営するプロレス団体「まごころプロレス」
を手伝うためにいやいやながらプロレスに参加。
中学時代に柔道日本一になるほどの実力者なので
本気で闘えばムチャクチャ強いのだが
本人にやる気がないので連敗記録を更新中。
しかしファンの間ではそのやられっぷりが
たまらないらしく彼女目当てで客は殺到する。

性格は最悪だが顔だけはよいクラスメイト諸角渉
に恋する普段はごくフツーの女子高生まつり。
その圧倒的な強さを見せると周囲が怖がり、
敬遠されるのは過去の経験で身にしみている。
だから渉はもちろん誰にも自分がプロレスラー
であることは知られたくない。



そんなまつりだったが、
転校生でヤンキーと噂される重松荒太に
自分がハニープリンセスであることを知られる。
実は熱狂的なプオタ(プロレスオタク)の荒太は
悪役覆面レスラーだったまつりの父および
ハニープリンセスの大ファンだった。
荒太は、まごころプロレスに入り浸り、
練習に参加したり、試合の興行を手伝うように。
プロ意識もファンへの感謝の念もないまつりに
荒太は本気の試合を観たいと熱望する。



プロレスを通じて繋がっているまつりと荒太は
次々と巻き起こる事件によって成長を遂げる。
作中では華麗なプロレス技が次々と登場。
ストーリーはシンプルでわかりやすく、
巻数も多くないのですっきりとまとまっている。



友情から愛情に変わるかと思われた二人の仲
だったが、恋のライバルが出現するなど
ワンクッションを置いた一工夫あり。
集英社 ジャンプコミックス 全4巻 ☆☆☆★


まつりスペシャル 1 (ジャンプコミックス) [コミック] / 神尾 葉子 (著); 集英社 (刊)

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2011年02月05日

漫画【ラブ!ラブ!ラブ!】中原アヤ

7年間想い続けた人に恋人ができ失恋した
野々宮茜、17歳は八百屋の娘。
同級生の中井幸男ことサッチンが好きだったが
親友の西井加代実ことカヨちゃんと二人が
つきあっていることを明かされる。
ヤケ酒ならぬヤケジュースをあおる茜に
幼なじみでお向かいに住むスナックの息子大和は
変わらずケンカ腰で接してくる。
顔を合わせれば拳を交えた口喧嘩ばかりだが
人生のほとんどを共にしている二人。
人前で涙など見せたことのない茜だったが
大和のやさしい言葉により彼を意識するようになる。

ウワサ好き・ゴシップ大好きなやかましい
ご町内のみなさんは、勝手に二人を仲良しの
公認カップルと見て楽しんでいる陽気な連中。
ご町内の人々を巻き込んで繰り広げられる
二人の漫才のような恋愛模様をおふざけ満載で
描いた軽快なラブコメ。
単純明快でわかりやすいおもしろさが◎。


【実の父とのケンカで生傷が絶えない茜】

『ディア・マドンナ』

高校受験の日に風邪でうつろな鈴原宮子の前に
現れた王子様こと竜馬先輩。
竜馬は演劇部員だったので文字通り王子の
格好をしていたのだ。



竜馬を好きになり、高校を合格し、
2年生になった宮子。
演劇部員でもないのになぜか演劇部の出し物
「ファイヤメン」のメンバー
ファイヤーピンクに任命される。
ファイヤーレッドとのキスシーンもある。
チャンスだが、恥ずかしい…。
演技なんてできないしと苦悶する宮子だったが…

集英社マーガレットコミックス 全3巻
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2010年12月15日

マンガ『バクマン。』原作 大場つぐみ 漫画 小畑健 

バクマン。 10 (ジャンプコミックス) [コミック] / 小畑 健 (著); 大場 つぐみ (クリエイター); 集英社 (刊)真城最高のおじさんは漫画家だった。
絵がうまい。才能があるとよく賞状ももらい
認められていた最高だったが、
漫画家になるという確かな志があったわけではない。
おじさんは連載作家として戦力外通告を受け苦しみ、
持ち込みをしながら過労死。
最高は、おじさんは悩んだ末に自殺したのだと
思っていた。漫画家になると口にすることは
家ではタブー。

14歳、中学三年生になった最高は進路に悩む。
絵を描くこと以外では特に才能もない。
同級生で同じクラスの美少女亜豆を見つめ、
ノートに彼女を描く日々。
それが最高の日常だった。

そんなある日、クラスメイトの高木秋人から
いっしょにプロの漫画家になることを誘われる。
原作は自分が書くから、最高に漫画(作画)を
担当してほしいというのだ。



高木は県内でトップクラスの学力。
夢みたいな話だなと思いながら、おじさんのことが
ダブる。漫画家で成功する者はほんの一握り。
1000人に一人。二人で組んだら、その確率は
更に低くなってしまうのでは?
漫画家になるなんてバクチ打ちなんじゃ。
冷めた目で現実感がないと夢を否定する最高を
発奮するかのように秋人は亜豆に告ると言い出す。

亜豆の夢は声優になること。
秋人に引っ張られる形で、亜豆に会った最高は
秋人と共に漫画家になると決意。
勢いで亜豆に告白。
最高と秋人の漫画がアニメ化したら
亜豆に主役をプレゼント。
そして結婚しようと告げる最高。
亜豆の返事はOKとのこと。
最高は秋人と共に漫画家になることを志す。



二人は時間を惜しんで漫画製作に当たる。
はじめは腕試しで他社に挑戦しようとした
二人だったが、どうせなら少年ジャンプに
持ち込みをしようと集英社に赴く。
才能の片鱗を見せた二人の原稿を見た服部は
彼らにアドバイスをしながら、いろいろな
分野の漫画に挑戦することを促す。

 


同世代には、6歳の頃から漫画を描き続け
誰もが認める天才新妻エイジが鮮烈なデビューをし
彼らを奮い立たせる。
エイジは漫画家亜城木夢叶(二人のペンネーム)を
ライバルと認めてくれ、早く少年ジャンプで連載し
対決したいと告げる。

亜城木夢叶、亜豆は自分たちの夢を叶えようと
努力を重ね、少しずつだが夢に近づいていく。



アクの強いキャラクターや漫画家・担当者が
次々と登場。いわゆる集英社(編集部内)の
楽屋ネタや暴露ネタ、漫画に詳しいとわかる
セリフや小ネタも随所に散りばめられている。

兄が指摘していたが、ビジネス書的だなと。
確かにビジネス書っぽい。
難問に直面したときの対処方法だとか
活路の見出し方とかね。読み込む価値がある。

埼玉ローカル。
北辰テスト(埼玉県の中学生が受験する
学力テストである。
管理人は報酬に釣られ試験官をしたことあり)

埼玉県谷草市
主人公たちが住んでいる架空の市。
熊谷(深谷)と草加市を足して2で割った
ような名前の市。

大場つぐみ=ガモウひろし説。
作中、コミックスなどで数多く登場する
【ネーム】(漫画の下書き)。
この絵がガモウの絵にそっくりであることや
タイトルがガモウの出世作【ラッキーマン】に
に似ている点などから指摘されていた説。
また、デスノート、バクマン。ともに
最高の学力を有するキャラが簡単な漢字を
間違えて書いてしまっている所が
天才マンを創出したガモウらしい。
ちなみに「幕張」の主人公もガモウひろし。
アラレちゃんをはじめ、漫画家が漫画に登場
することはおもしろい試みだと思うが、
作者が作中で自分で主人公だと言い切った
ことは利点だと思う。
欠点は作中全く出てこないことだ。

読んだ感想としては、すごく評価の難しい
漫画だなと。
漫画本来の面白さとしては微妙なのだけど、
主人公たちが漫画を通して成長したり、
仲間やライバルを作っていく過程、
いろんなジャンルの漫画を描くことで
最終的に自分たちの理想とする漫画の形や
情熱的に模索していく姿は興味深い。
現代版の「まんが道」のようだけど、
編集サイドの人間の葛藤やキャラ付けや
意味合い、深みがある点がいい。
アンケート人気至上主義や編集内での
きわどいセリフや新連載や打ち切りを決める
臨場感あふれる編集会議などタブー的な
内容も描かれ、惹き込まれる。

☆☆☆★。全20巻
ラベル:小畑健
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2010年12月12日

漫画『賭博堕天録カイジ 和也編』福本伸行

歴史的勝利を収めたカイジは因縁の相手兵藤の息子
和也が提案した命を賭したゲームの傍観者となる。

三人一組で行われるそのゲームは
成功すると三人に一億円が支払われるが
三人の内一人が失敗すると、本人以外の二人が
命を落とす可能性があるという危険をはらんだ
ハイリスクハイリターンゲーム。
カイジは三人の一枚岩的な信頼・友情を信じ、
小説家を志す和也は小説のネタになるような裏切りを
期待しこのゲームを見守るのだった。

圧倒的な権力・財力を有する兵藤を父に持つことで
特別扱い(腫れ者扱い)されて育った和也。
裕福な暮らしは約束されていたが、
自分がちやほやされ、人間として認められるのは
あくまで兵藤の息子だから。
腹の中じゃ何を考えているのかわからない。
心を許せる友人もなく、恋人からも裏切られた。
和也は人のことが信頼できない。
人は平気で人を裏切るからだ。
それは本人がかつて受けた経験などの裏打ちに
基づくものだった。



カイジもかつて信じた仲間たちから裏切りを体験。
その度に大きな失望感・絶望感を味わわされ
命の危機にさらされたが、人を絆を信じたいという
願望もあって三人の成功を信じて疑わない。

物語は、金によって多くの苦労をし、
金によって地獄を見た挑戦者たちの生い立ちに迫り
ながら、展開されていく。
大人気カイジシリーズの第4弾。
講談社ヤンマガKC 全10巻
ラベル:福本伸行
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2010年12月07日

漫画『霊能力者小田霧響子の嘘』甲斐谷忍

霊能力者としてカリスマ性と支持を得る小田霧響子。
【人を救う】というスタンスの彼女は、
どっかの誰かさんのように人に疎まれることもなく
美貌もあり、多くの国民の心をとらえていた。

谷口一郎もその一人。
ひきこもりだった谷口は、小田霧の著書に励まされ
社会人の一歩を踏み出さんと面接の日々。
なんとかこぎつけた最終面接の日。
谷口は街で響子をお見かけした。
面接も忘れ必死で後を尾ける谷口。
しかし、チカンと間違われ捕らえられる。
響子は谷口を、大学教授から相談を受けていた
ストーカー事件の犯人の疑いもあるとし連行。

谷口を見た高島教授は谷口を犯人じゃないと断言。
容疑者として、教授23人の教授の名前を挙げる。
響子は容疑者のリストや被害者の目撃情報などから
犯人を特定。誤解が解けた谷口は響子から
マネージャーとして働くことを勧められ快諾。
喜びも束の間。
人使いが荒く、キツい性格の響子によって苦労。

響子は自称霊能力者であるが、それはあくまで建前。
テレビの前で、霊能力で事件や真相が
「見えました」とポーズを決めるのは嘘。
実際は卓抜な頭脳によって、真相を解明する。
テレビ出演すると視聴率30%を叩き出す影響力を持つ
響子にはアンチも多く、
その魔の手から響子を守らなくてはいけない。
(谷口は抜けているので、響子をアンチと
バッティングさせてしまうことも多い)

物語は、依頼や相談などによって、響子が難事件を
解決していくという推理漫画スタンスをとる。
響子は嘘をついたり、犯人(谷口も含めて)を
罠にはめたり、出し抜くことも多いが、
そこには被害者救済の観点や犯人に対する情なども
見え隠れする。基本的に推理漫画の持つ後を引く
イヤな読後感がなく、すっきりした終わり方をする。
昔、著者が絵を担当していた「ソムリエ」を髣髴と
させる作風に仕上がっている。

☆☆☆★ 集英社ヤングジャンプコミックス 5巻〜
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2010年10月29日

漫画『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ あっぱれ!戦国大合戦』 戦国大合戦】原作 臼井儀人 作画 高田ミレイ

美人の夢を見たしんのすけ。
どうやら家族みんなその不思議な夢を見たらしい。
幼稚園から帰ったしんのすけは
飼い犬シロといっしょに庭先を掘ると
不思議な箱が出てきた。
そこには、ひらがなで書かれた謎の文字を示す紙が。
困惑するしんのすけが目をつぶり開くとそこは
全く知らない場所だった。

戦の最中に迷い込んでしまったしんのすけは、
たまたま一人の武士を助けたことがきっかけで
武蔵の国の春日(埼玉県)の城に通された。
奇妙奇天烈な服装をし、話す内容も突飛。
しんのすけは未来から来た人物として城主に
気にいられ、しんのすけが助けた武士井尻又兵衛の
家でひとまずひきとることに。
そしてしんのすけは夢に出てきた
美人そっくりの廉姫と出会う。

帰らぬしんのすけを心配したひろしたちは
庭先に残されていた謎の紙を手掛かりに
なんとか戦国時代にタイムスリップ。

さっそく現代に戻ろうとするがうまくいかない。
野原一家は仕方なく春日の城に厄介になることに。
たまたま持っていたカレーやビールをふるい
楽しい夜は更けていった。

しんのすけは又兵衛と廉姫が幼なじみであり
身分違いの恋に悩んでいることを知る。
戦もない平和な世界で身分違いの恋になど
ほとんどの人が悩まない。
秋田出身の父と福岡出身の母を持つしんのすけは
縁あって埼玉県春日部に住んでいる。
遠く離れた北と南の者が出会い、
恋愛を経て結婚し家族を築く。
その当たり前のしあわせもこの時代ではかなわない。

現に春日の国の廉姫は多くの城主から言い寄られ、
又兵衛との恋は実りそうもない。
廉の父である春日の城主は、
ひろしから聞いた現代では武士の世界も
春日という場所が歴史の表舞台にも残っていない
という事実を聞き、大名である大蔵井高虎と廉姫
との婚約を取り消した。
小国にバカにされ、これを口実に攻められると
高虎は挙兵。春日の城は危機にさらされる。
廉も又兵衛も戦によって家族を失っている。
野原一家は春日の人々の忠告もあり
戦いに参加しない道を選ぶのだが……。



映画シリーズ最高傑作と言われる劇場版を
コミックス化。あの感動をコミックスでも再現。
双葉社アクションコミックス。
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2010年10月02日

漫画『スクールランブル』小林尽

天真爛漫の天然女子高生塚本天満は、
電波な不思議ちゃん烏丸大路に恋をしていた。
しっかり者の妹八雲は姉の恋を応援し助言するが
天馬は烏丸が転校することを知る。
なんとか自分の気持ちを伝えたいと
天満想いを巻物にしたためた。
名前を書き忘れるというベタな失敗をした天満。
だが、烏丸にも想う所があったのか
転校は一年先に延期される。
天満は烏丸と恋人になれるのか……。

しかし教室には天満を見つめる熱い視線があった。
中学時代、硬派な不良としてケンカに明け暮れて
いた播磨拳児である。
ピンチに陥っていた天満を助けた播磨は
その際に天馬にひとめぼれ。
正体がばれないようにグラサンをかけ、
高校では念願の天満と同じクラスに。
妄想癖と勘違いの多いおバカな播磨は
天満の行動に一喜一憂。席もおとなりさんに。
同じく勘違いが多く鈍感な天満は播磨の恋心に
気付くこともなく学園生活は続いていく。



個性豊かなキャラクターたちが
体育祭や深夜の銃撃戦ゲーム、文化祭、
修学旅行、歩行祭(≒夜のピクニック)などの
イベントによって恋や友情を深めていく姿が
なんとも面映ゆい。

勘違いやすれ違い、誤解などによって、
友情や愛情にひびが割れることはあっても
お互いを大切に想えばなんとかなるもの。
おバカだけど純粋で、
ノリのよいドタバタな学園生活を描く。
たまに失恋(勘違いも含む)によって、
道を脱線してしまうキャラも……。
まぁ青春なんて回り道は付き物。
キャラの発言をめぐる誤解によって
騒動に発展するシチュエーションコメディー。

いろんなキャラクターたちの恋愛模様を描くが
その中心人物は播磨である。
播磨が浮気して天馬以外のキャラに手を出す
(おサルさん状態になる)という
よくあるハーレムモノのパターンではない。
女性キャラが播磨を意識し出すことが多く、
天満はその際にキューピッド役にまわろうとする。
ホント鈍感は罪やで……。
ちなみに播磨も鈍感なので女性キャラの
自分への恋愛感情に気付かない……。
鈍感は罪やで。

School Rumble(スクランブル)
の題名通り、恋愛模様が交差し絡み合う
というストーリーである。愛称は「スクラン」。
正直初期(2巻あたりまで個人的にキツい)は
ギャグのキレもなくイマイチだったが
徐々に世界観になれてくるとより楽しめる。

物語の本編である♯(シャープ)編と
別の側面を描いた♭(フラット)編がある。
フラット編はいわゆる舞台裏であり、
表舞台で語られた以外の別のキャラの行動が
読者にわかるような仕掛けになっている。
またおまけページ的お遊び要素として
番外編チックなSFモノも収録されている。

評価は☆☆☆★。全22巻。
講談社マガジンコミックス。



〜主要キャラ〜

塚本天満
八雲と二人で暮らしている。妹想い。
悪意のないドジっ子。勉強が苦手。
ノリのいいおバカキャラで
必要とあればマスクもかぶる。
時代劇『三匹が斬られる』が大好き。
料理が苦手。伝説的にまずいおにぎりを作る。

塚本八雲
自分に恋をしている者の心が読めてしまう。
完璧超人で姉思い。
途中から姉よりもヒロインっぽい。
飼い猫伊織を播磨に助けられた。
さだまさしが好き。

播磨拳児
天馬に恋をしたことで軟化したが
キレると暴力をふるうのは変わらず。
わがまま・粗暴。
勉強ができないが天馬といっしょに
補習なので一向に気にしていない。
なぜか漫画家志望という秘密あり。

沢近愛理
ハーフの帰国子女でお嬢。
播磨に劣らずわがままな女王様気質。
ツンデレツインテール。     
よく衝突する播磨がなぜか気になる。
変な執事がもれなくついてくる。

周防美琴
変人の多いキャラの中でまとも。
美人で性格がよく、Dカップの持ち主。
男勝りキャラ。

高野晶
クールビュティー。
海外で暗躍することのある女スパイ。
古本屋でバイトをしている。
天馬・沢近・周防・高野は
美人の多い2年4組の仲良しグループ。

刑部絃子
フェロモンむんむんの美人物理教師。
男子生徒の妄想の対象。
播磨のいとこで同居している。

姉ヶ崎妙
小悪魔系保健の先生。
播磨のことがお気に入り。     

烏丸大路
変人奇人の電波キャラ。
実は人気プロ漫画家である。  
カレーと河童が大好き。
天満がつくるまずいおにぎりも
顔色を変えずに食べられる業の者。
学校を休み渡米していることがある
など謎の多いキャラ。

花井春樹
クラスをまとめるリーダーで仕切り屋。
八雲にストレートな恋愛感情を抱く。
美琴の幼なじみであり
現在の彼が形成されたのは美琴の存在が大きい。     
戦闘能力が高く播磨とよくぶつかる。
成績優秀だが、トラブルに巻き込まれ
出席日数がギリギリ。意外にモテる。

麻生
2年C組では貴重なまとも男子。
バスケが得意で中華屋でバイト中。
女性キャラの人気・評価が高い。

今鳥恭介
軽佻浮薄なヘタレなナンパキャラ。
途中から完全にギャグ担当。

一条かれん
かわいい見た目とは裏腹に怪力。
性格もいい子だが、なぜか今鳥に恋してしまう。
レスリングの強さは異常。

ララ
帰国子女。
アマレスに限らず身体能力が高い。
スポーツ万能な一条をライバル視。
ケンカっ早く、特に自分をからかう
今鳥に対しては容赦がない。

School Rumble(22) <完> (少年マガジンコミックス)

School Rumble(22) <完> (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 小林 尽
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/17
  • メディア: コミック



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2010年09月05日

漫画『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』さくらももこ

乱暴者だがリーダーシップ抜群の大野と杉山は
まる子のクラスで中心的な存在の名コンビ。
将来の夢は、二人とも船乗りになること。
作文でそのことを知ったまる子は、
普段からの乱暴な二人を見て船員ではなく
海賊王の方を連想してしまう。
タイプの異なる変人花輪君との対立や
二人を親分と慕うプー太郎、
愉快なはまじにうっとうしい丸雄君とみぎわさん。
主だった3年4組のキャラクターも
フルキャストで登場。
もちろん、たまちゃんやまる子の家族も活躍。
運動会、合唱会、そして大野君の引っ越しによって
ひび割れたり、強くなる友情という名の絆を
オーソドックスに世界観を崩さずに描く。

みんなが怖がりながらも、何事も一生懸命で
クラスを引っ張っていく大野君と杉山君に
ある種の『あこがれ』を抱いている姿を
作者いわく浪花節で描いた感動的なストーリー。
もちろんギャグマンガとしての本分も忘れていない。
オチとして26歳に成長した彼らが
同窓会によって近況を報告し合う。
もちろん作者であるさくらももここと
まる子も楽しみにして出かけるのだが…。
やはりオチは自分自身。

集英社 ホームコミックス

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すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 ずんの飯尾さん、
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。