2009年08月08日

漫画『銀魂 ぎんたま』空知英秋

宇宙からやってきた「天人」の台頭と廃刀令で、
江戸の侍たちは弱体化・衰退していた。

しかし、そんな時代の中で自分らしく、侍らしく
信じる道を突き進もうとする魂を持つ侍がいた。
坂田銀時である。髪は天パー、無類の甘党、
いい加減で面倒くさがりやの「万事屋」
(なんでも屋)を営む一見どうしようもない男。
だが、かつての攘夷活動で天人との戦いぶりから
「白夜叉」と恐れられた程の兵(つわもの)だ。
借金取りから姉を救い出した縁でツッコミの鬼
「新八」が、ひょんなことから出逢った
宇宙最強の戦闘民族「夜兎」・毒舌娘の神楽が
万事屋に加わり、より騒がしくもバカらしい
楽しい毎日がはじまる。

物語は、銀時と敵対関係である「真選組」の
お人よしストーカー局長近藤勲、
クールなマヨラー鬼の副長こと土方十四郎、
腹黒くドSな天才剣士の沖田総悟や
天人(あまんと)や宇宙生物や悪人らとの
白熱のバトルを描く。
また、真選組のメンバーや他のキャラたちを
主役とした回や一風変わった演出を見せる回なども。

確かに際どい感じの下ネタやモザイクネタが
多いのだが、単なるギャグマンガに括れない
感動的な人情話やホラー、SF、パロディーネタ
などを盛り込み読者を飽きさせない。
「こういう漫画です」と形容しがたいけれど、
おもしろいことは保障できる!
そんなタイプの漫画。
そして魂を揺さぶる名言・迷言が多いのも
この漫画の魅力。とにかくセリフが長く、
セリフに凝っているのもその特徴だ。
コミックス収録のおまけページもおもしろい。

愛すべきダメ人間長谷川さん、
漫画随一のバカキャラ桂(発言・妄想がすごい)
アンドロイドロボ「たま」、地味な山崎、
天然九兵衛など魅力的なキャラも満載。

着地点が見えない(最終回が読めない)所も含め、
わくわくさせられる。☆☆☆☆☆のおすすめ漫画。
ジャンプの核弾頭(最強最悪の問題児)的位置を
最後まで貫き通してほしい。74巻〜

20090808095700.jpg


1巻「だんでらいおん」(読切、デビュー作)
天使が、成仏できない幽霊のじいさんを助ける
ギャグ&人情マンガ。

20090808100126.jpg


24巻「13 サーティーン」(読切)
殺し屋一家の美少女「ごるご」さんに
恋をした少年13の悲劇と
その後の再会を描いた新感覚学園ラブコメ?
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

マンガ『ピューと吹く!ジャガー』うすた京介

オーディションにやってきた酒留清彦。
そこに現れたのは謎の怪人物ジャガー。
ギターのオーディションでありながら、
一方的にたて笛を吹き出すジャガー。
「たて笛なんて」実の父が「珍笛」(珍しい笛)を
作ることを生き甲斐にし、
苦い過去のある清彦としては、
もっとも関わり合いたくない人物のはずだった。
しかし、その演奏能力のすごさにただただ感動。
そして、まんまとオーディションを受け損ねて
しまうのだった。
ある意味「NANA」的運命的出会い?
……そんなわけない。

次々とオーディションを受ける清彦たが、
なぜかいつもジャガーさんが現れる。
関わらないようにしようとしながらも
自然とジャガーのボケにつっこんでしまう清彦。
ありがたい?ことに「ピヨ彦」という
仇名(あだな)までちょうだいする始末。

結局ミュージシャンをめざすピヨ彦は
「ガリクソンプロダクション」に入学する。
ジャガーは、すばらしい笛の演奏能力と
押し出しの強さでなぜか同校の笛課の講師に。

「変人の周りには変人たちが集まる」
という法則よろしく集結する変人たち。

天才的な笛の演奏者でありながら、
珍笛探究に余念がなく、サドっ気の強い露出狂。
かつ理不尽で性質の悪い変態&鬼才ジャガーと、
彼に振り回されるツッこみ役&いじられキャラ
ピヨ彦のボケとツッコミの名コンビを中心とした
独特の世界観を有する作品。
(ジャガーはツッコミもうまい)

アレキサンダー流忍者学校を卒業の
「うざい・暑苦しい・自信過剰」の3拍子揃った
「ストーカー界の粘着セロハンテープ」の
異名を持つマンガ界随一のダメ人間ハマー
(浜渡浩満「さんずいばかり」、ラッパー)、
引っ込み思案でありながら独自の自己主張と
凶暴性を隠し持つアイドル志望高菜、
ジャガーに人生狂わされた超人気バンドの
メンバーポギー、登場するたびにデッサンが変わるハミー
(超高性能・性格最悪のロボット、
ハマーへの評価は「消しゴム以下」)、

なぜかジャガーに心酔する音楽一家のホープ高幡不動
(まともそうだけど、ジャガーを尊敬している
時点で彼もやっぱり変人、謙虚な金持ち)
などダメ人間が繰り広げるギャグ満載の物語。

又、物語と全く関係ない番外編(暴走)が
起きることが特徴。
(アシスタントたちに書かせてしまうことも)。
絵風や小物から作者は、藤子・A氏、
石ノ森章太郎氏に影響を受けている感がある。

ジャガーが昔いた施設「そふとくりーむ」の
追っ手のキャラは、サイボーグ009系であり、
またハマーの先輩はもろ藤子さんの描く
いじわるそうな顔をしている。
有名な「ガラスの仮面」パロディーや
「キャプテン翼」っぽいパロディー、
「おいしんぼ」っぽいパロディーなどを
あえてB級テイストで描く演出が心憎い。



☆☆☆☆☆
集英社ジャンプコミックス。全20巻



「すごすぎる反射神経」

飛んできたボールをよけずに、
既に傷ついた顔面を拭くためのティッシュを
用意しているという、
とんでもない反射神経をみせつけたハマー。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:38| Comment(1) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

マンガ『あしたのジョー』高森朝雄(梶原一騎)、ちばてつや

ドヤ街に現れた孤独な少年矢吹丈(ジョー)は
元プロボクサー丹下段平と出会い、
あしたに向かって歩き出す。

親に捨てられ、人に嫌われ、愛を知らず育った
矢吹丈は、腕力だけを頼りに生きてきた喧嘩屋。
流れついたドヤ街で、日本チャンピオンを
プロデュースする夢を持っていた拳キチ丹下は、
ジョーの才能に惚れ込み
ジョーにボクシングを教え込もうと躍起になる。

あしたのためにと口をすっぱくし繰り返す丹下。
しかしそんな丹下の想いをジョーは悪用。
あまつさえテレビを利用し起こした詐欺事件により
特別少年院に連行される。

詐欺の被害者である白木財閥の令嬢葉子とは裁判所で、
ジョーのよき理解者である親友西とは少年院で、
永遠のライバル力石徹とは特別少年院で出会う。



力石との因縁の対決、
ボクサーについてまわる悲劇と減量の苦悩、
ベネズエラの無冠の帝王カーロスとの戦い、
コークスクリュー使いの最強チャンピオン
ホセとの完全燃焼タイトルマッチが描かれる。

孤独で過酷な四角いジャングルの中で
ジョーの研ぎ澄まされた
必殺のクロスカウンターがうなるか?

地獄からの死者、死神、野生の喧嘩屋、
不可能を可能にする男……
数々の異名を持つジョーの戦いの結末は?
そして、バンタム級にかけるジョーの想いとは?

1960年代の作品でありながら、
古臭さをみじんも感じさせない名作漫画。
「完全燃焼したいんだ」という有名なセリフは、
原作からは発見できない。
ただ、不完全燃焼(はしたくない)、
(ボクシングを)まっ白な灰になるまで
やらせてくれという発言がある。
またヒロイン葉子は、元祖ツンデレである。

☆☆☆☆☆のおすすめ名作漫画。
文庫版全12巻。完全版全15巻。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

漫画『さよなら絶望先生』久米田康治

「絶望した。○○に絶望した。」が口癖の
超ネガティブな高校教師「糸色望」(絶望)先生と、
親の期待をことごとく裏切っている問題児たちの
交流を描いた学園モノ。
本当に教育現場にふさわしくない縁起の悪い
名前の持ち主である。
でも、絶望先生にはオチがないことが多いので、
ある意味では縁起がいい。

共学だが、基本的に名前があるキャラは女生徒が多く、
サービスショットが多いのは少年誌の宿命か?
常月まとい(ストーカー少女)、日塔奈美(人並み)、
音無芽留(音なしメール)、藤吉晴美(腐女子)、
三珠真夜(見たままよ)、木津千里(きっちり、粘着質)
などキャラのネーミング・性格は「奇面組」的
ダジャレで構成されている。
話ごとの扉絵は、名作文学や古典をもじったものが多い。

思想的に危ないネタや身内ネタ、パロディーネタ、後ろ向きなネタ
一部の人にしかわからないマニアックなネタが多い
という久米田節が炸裂。作風は前作「かってに改蔵」に近い。
また稀に「改蔵」の改蔵、羽美、地丹が登場する。

カバーの装丁が凝っているせいでページ数が少ない!
自身の「生前葬」の話をする、小学館に対する愚痴を語る
などなど「らしい」作品として仕上がっている。
講談社、少年マガジンコミックス 全30巻
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

漫画『寄生獣』岩明均

UMAと「共生」することになった高校生の悲劇と
人食いエイリアンとの戦いを描いた物語。

世界の都市部を中心に突如出現したUMAは、人間の脳に侵入し
人間を意思ごとのっとってしまう寄生生物「寄生獣」だ。
顔や身体を変形させ、ゴムのように伸びたり鉄のように硬くなり
そして大変な怪力を手に入れる。
また、寄生獣になった「人間」は人を捕食する性質を持つ。
だが、本来の宿主である「人間」が死滅すると寄生した側も
死滅するというある種の「共存」関係が成り立つ。

主人公「泉新一」も、本来はこの不思議な生物によって
身体をのっとられてしまうはずだったのだが、
不幸中の幸いか?右手部分だけ寄生されることになった。

新一の身体に寄生した「ミギー」は、高度の知的生命体であり
たった一日で言語を覚えることに成功。
ミギーを切り離せないと諦めた新一は、
もちろんそのことを隠しながら学園生活を送る。
しかし、彼の身の回りでも当たり前に存在する「寄生獣」たちは
「異端児」である新一&ミギーに対して敵意をむきだし。
自らの身を守るために、ふたりは力を合わせて寄生獣たちに
立ち向かう。
だがその攻撃は新一の近しい者たちにも容赦なく降り注ぐ。

物語は、凝縮されていてシンプル、
無駄なくスピーディーに突き進む。
皮肉にして冷笑的、グロテスクにして、警鐘的な作品であり、
考えさせられることも多い。
寄生獣の持つ「直接的」な恐怖よりも人間の抱える「間接的」な
恐怖の方が怖いんじゃないかなと思われる。
また、寄り添って生きる獣(=人間)だと思う。

☆☆☆☆☆のおすすめ漫画。
長編SF漫画最高傑作の呼び声が高い。
全10巻。完全版全8巻。講談社アフタヌーンKC。

posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:03| Comment(1) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

漫画『ドカベン』水島新司

ドカベン山田太郎、破天荒な男岩鬼、天才打者&名手殿馬、
小さな巨人里中、常に笑顔の微笑らを擁する最強明訓高校。
打倒明訓めざして剛球投手の不知火に土門、最強犬飼兄弟、
雲竜に谷津、坂田に武蔵坊と義経……と
「野球に青春をかけた」者たちの熱いドラマが繰り広げられる
名作野球漫画。次々と登場するライバルたちとの戦いが熱い。

作者の野球理論や特殊なプレーなどに対するルール上の問題なども
数多く取り上げた本格派野球漫画の面と、悪球打ち岩鬼や
トリックプレーの代名詞的な殿馬の秘打に象徴されるイロモノ的
側面を併せ持ったストーリーは、野球ファンだけでなく野球を
知らない方にもおすすめできる懐の深さを感じさせる作品だ。
またセリフのおもしろさや作品の随所に作者の遊び心も見受けられ、
感動的&エンターテイメント的要素も高い。

この作品のすごいところのひとつに、なかなか
「野球がはじまらない」ことが挙げられる。
実際読んでいただくとわかるのだが。
作品は岩鬼の決闘シーンにはじまり、転校生山田太郎が登場。
ちなみにふたりの出会いは、高校ではなく中学だ。
結果的に決闘の邪魔をしたこと、
山田太郎が食べていたドカベン(どでかい弁当)箱が
巨漢岩鬼の食べていたドカベンよりも更に大きかったことから
岩鬼から一方的に恨みを買う山田。
まじめで人に恥をかかせないやさしさを持った礼儀正しい山田と、
破天荒にして誰ともなじまない規格外のはみだし者の岩鬼。
ふたりの対照的な大物は、なぜか野球の道に進まず柔道一直線。
強力なライバルとの出会いなどによって急成長を遂げる。

あとは、あえて地味なキャッチャーを主人公にしたこともそうだ。
井上先生が「スラムダンク」を書こうとしたとき、
担当者から「人気が出ないよ」と釘をさされたとのこと。
実際、岩鬼や殿馬、里中……といった個性的なキャラがいなければ
優等生すぎるドカベン山田で人気を保っていけたのかは疑問。

野球部エースの長島や理事長、ライバルらの期待を受けながら、
なぜか野球をしようとしない山田。
そこには、かつて起こってしまった悲劇が影響していた。

悲劇を乗り切ったドカベン山田は、遂に野球の道を歩み始める。
(ここまでが長いんだ!)めざすは高校球児たちの夢「甲子園」。

「神奈川を制するものは全国を制する」と言われる強豪校ひしめく
神奈川県「明訓高校」に入学した足以外は超高校級のドカベン山田。
明訓には、超高校生級の実力を有するキャッチャーの土井垣主将が
いるのだが、あえて山田は明訓を選んだ。
その類稀なる天才的な野球の才能と明晰な頭脳を駆使しながら、
次々と現われるライバルたちを岩鬼・里中・殿馬らと迎え撃つ。
個性的な明訓ナインやライバルたちの成長劇と青春を描く。

名作野球漫画として代表的な作品でありおすすめ。
コミックス版全48巻。文庫版(秋田文庫)全31巻
と読み応えたっぷりの作品。

「大甲子園」(ここまで高校生編。おすすめ!)
「ドカベン プロ野球編」
「ドカベン スーパースターズ編」……と続いていく。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

漫画『あずまんが大王』あずまきよひこ

個性的な女子高生を主人公にした学園コメディー4コママンガ。
4巻と短いが、独特のおもしろさを誇り、漫画百選にも選ばれた名作。
学園モノでありながら、ラブコメ調の恋愛話が皆無である。
「ねここねこ」「噛み猫」「ヤマピカリャー」…イリオモテヤマネコ
などいろいろな猫が登場すること、
下ネタやエロネタがほとんどないこと、
日本最年少高校生ちよ(10歳)や、
ちょっと性格に難ありの先生が登場するなど数多くの特徴を持つ。
ほのぼのとした作風と、正統派の笑いが心地よい。

物語は、高校に入学を果たしたレギュラーメンバーの学園生活や
学校以外での3年間の卒業までの活躍を描く。
4コマではない作品も収録されている。
安定感が高く、☆☆☆☆☆のおすすめ作品。
4コママンガでは、私が知る限り「少年アシベ」以来の傑作だと思う。
メディアワークス 電撃コミック


〜ヒロイン及び主だった登場キャラ紹介〜

ちよ
10歳なのに高校入学を果たした天才少女。
同級生とは5歳離れているものの、学年トップクラスの頭脳を持ち、
世事に詳しく、英語、料理までこなすしっかりものの完璧超人。
テストに限らず「点数」に関する執着が強いらしく、
ものすごい負けず嫌いで向上心が強く、ムキになりやすい。
わかりやすいタイプのロリキャラ&萌えキャラ。
豪邸に住んでいて、別荘まであり、人の出来た「定吉さん」と言う
名の大きな犬がいる。運動神経はない。性格がよい。
大人びた面とこどもらしい一面を併せ持つ。9時には眠る。
語尾が「ですよー」などのようにのびることと髪型が特徴だ。

榊さん

高身長で、クールな外見からは想像できないほどの小動物好き。
ゴキブリと雷が大嫌い。
獣医さんになるのが夢で、着付けもこなすやまとなでしこ。
感動モノに弱いらしく、映画館で泣くことも。
成績もよく、スポーツもこなし、性格もやさしいかっこいい
女性なのだが、大好きな猫を撫でようとするとなぜか噛まれる。
そのギャップに萌える方も多かろう。
かおりんなど女生徒から憧れられ、
おおさかなどのキャラから目標とされることも多い。
ちよに対しては、保護者的視点でフォロー役にまわることも多い。

大阪(おおさか)

春日歩という立派な名前がありながら、
大阪から来たからという理由で安易に「おおさか」と名づけられる。
関西人はせっかち!というイメージとは程遠いゆるキャラ。
ボーっとしていて、運動神経皆無のとろいキャラであり、
「目の中に入ったほこりを追跡しているんや」
「夜 部屋の中に一人っきりの時 どこからともなく
 私のやない オナラのにおいがしてきたんや」
に象徴される珍言、迷言、名ゼリフ?が数多く飛び出す。
妄想や独特の思考に基づいた不思議ちゃんであり、癒やし系キャラ。
しかしその見た目とは裏腹に、問題発言や毒舌を吐くことも多い。
なぞなぞが得意という実生活で何の役にも立たない特技あり。
おおさか、ねここねこはまさに夢のコラボだ。
授業中しょっちゅう寝ている。
夢の中でもおおさかワールドは全開で、変な夢を見ることが多い。
もっとも妄想の多いキャラ。あやしげな?関西弁を駆使する。

よみ

メガネ美人でツッコミ役。
言動がまとも、基本的に優等生というまとめ役キャラである。
食欲に関しては人一倍強く「リミッター解除」と叫ぶと共に
たくさん食べてしまうらしく、体重を気にしダイエットしていることが多い。
甘いものに目がないらしく、特にあんこ系が好きらしい。
ちなみに辛い物も好物の食欲過多の食いしん坊キャラ。

とも

言動のあやしい暴走特急の天下御免のおバカキャラ。
ボンクラーズ(とも、おおさか、神楽)のリーダー的存在。
明るい性格でありながら、ちよにちょっかいを出したり、
嫌味を言ったり、他のキャラの揚げ足を取ったりと性質が悪い。
ちよや榊さんなどに対抗心を燃やすことが多いのは、
コンプレックスの裏返しなのか?
トラブルメーカーでありながら干されないのは、
他のキャラの温情なのか?
「峰不二子が理想の女性」、「将来の夢がインターポール」と
本気なのか冗談なのかわからないことを言い出す。
そしてそれが本気なのだから余計に性質が悪い。
しかしその理想とは裏腹に遊び大好きで、努力できない性格だ。

神楽

運動だけは自信がある!という体育学校志望の熱血キャラ。
男勝りの性格で、かわいいものとかにまるっきり興味なし。
アクティブな性格で、マウンテンバイクをほしがり、水泳部に在籍。
考えるよりもまず動き、口より先に手が出るタイプで案外涙もろい。
猫を見たら威嚇し、かわいい猫のイラストには落書きを始める。
榊さんにライバル心を持つ。が、相手にされていない。
ぱっと見、ともとかぶっているが胸の大きさで区別がつく。
胸が大きいことを指摘されるとマジギレする。保体だけ成績がよい。

かおりん

榊さんに思いを寄せる女の子。
3年生では、問題教師である木村のクラスに呼ばれ、
レギュラーから外される憂き目に遭う。
木村から「かおりん」と呼ばれると怒りを露わに過剰に抗議する。

ゆかり先生

第一話から登場。
「(あずまんが大王って)やなタイトルだなー」とのっけから
自虐ネタをかまし、それ以外の言動にも問題が多い英語教師。
ものすごくこどもっぽい性格。キャラ立ち度では主役級。
理不尽な要求、理不尽な言動、単なるやっかみ、暴言……
などを繰り返す問題教師にして反面教師的キャラ。
男子生徒からは色モノ扱いされている。
生徒からの人望がないのは、普段の行動のせいか?
自動車の運転がメチャクチャ荒く、酒癖もにゃも先生いわく
「ひどすぎる」らしい。まさに本能のままに生きる人である。

にゃも先生(みなも)

男子生徒に人気のある美人体育教師。
体育教師だけあって運動神経は抜群だが、勉強は苦手のようだ。
不真面目・不摂生・やる気なしの三拍子揃ったゆかりと学生時代
から友人らしく、いっしょに行動することが多い。
ゆかりからは、基本的に理不尽な要求をつきつけられることが多い。
ゆかりとの対比として使われることの多いまともキャラ。
授業中にやってくるゆかり&木村に頭を痛める。
水泳部の顧問であるが、ここにもゆかりと木村が登場する。
お酒が入ると、言ってはいけないことを言い出す。
困ったときに見せる猫口がかわいい。
生徒からの人望が厚い。

木村先生

「どうして先生になったんですか?」
というおおさかの質問に
「女子高生とか好きだからー」
と言い放つ男気?溢れる見た目も中身もアレなキモキャラ。
「私は体操服はブルマの中に入れる方がいいと思う」
と独自の見解を授業中にかましたり、インパクト大の発言が多い。
神出鬼没であり、油断していると突然現われる。
反面、世界平和を願うなどらしくない言動をとることも。
美人で性格のよい奥さんと利発そうなかわいい娘さんがいる。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

漫画「ドラゴンボール」鳥山明

ジャンプコミックス全42巻。完全版全34巻。累計売上1億冊以上。

小学校当時の私は、ドラゴンボールの新刊(26巻)の夢を
見るほどに好きでした。(笑)
カナダの映画会社が、どんな風に作品化するのか楽しみです。

初期は、孫悟空(そんごくう)の成長、ライバルとの戦いを描いた
冒険活劇物。中期は、孫悟空のしっぽの謎を解き明かし、宇宙に
飛び出して、フリーザ一味との対決。スーパーサイヤ人の誕生。
後期は、地球を舞台に次々と人造人間・セル・魔人ブウなどの
モンスターが襲来し、悟空たちは地球の存亡をかけて戦う。

作品の特徴

7つのボールを集めると、ドラゴンが出てきてどんな願いも
かなえてくれる。(ただし、作った者の度量を越える願いは×)
人を生き返らせることも可能。
昨日の敵が、今日の友となる。
ユニークな「修行」や、ライバルによる切磋琢磨。
魅力的な仲間キャラや、敵キャラ(アメコミの影響か?)など、
ボリューム満点の内容。ヤムチャ、亀仙人、界王様、サタン……
といったギャクキャラも多々登場し、物語に華を添える。

アクションシーンを描くことがうまく、結局鳥山明よりも
上手に描けている漫画家を私は知らない。実は作者は、
新人時代、新人賞をもらった他の新人メンバーの中で、
作品の人気が一番なかった。その後、「ドクタースランプ」、
「ドラゴンボール」という名作マンガを残したのだから、
世の中はわからないものだ。

そういえば、両作品には「ド、ラ、−、ン」という共通の
言葉が入っている。
悟空(主役らしい主役なので)、クリリン(やられ役として)、
亀仙人(結構いいことを言うので)、
ピッコロ(大好きな名シーンがあるので)などが好き。
敵としては、ピッコロ(声はにこにこぷんの「ポロリ」)が好き。
サタンを右から左に受け流すセルも好き。


通称「DB」、「DRAGON BALL」。
おすすめのドラゴンボールサイト(マニア向き)
やや誤字がありますが、中身はおもしろい!
http://www.dbmania.net/db-nazo-top.htm
ラベル:鳥山明 格闘漫画
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月02日

漫画『ハチミツとクローバー』羽海野チカ

魅力的な5人の美大生たちの、甘酸っぱくて、
ほろ苦くて、いとおしい青春ラブストーリー。
ギャグを織り交ぜた作りで女性読者はもちろん
男性読者を置いてけぼりにしない作風が魅力。

【はぐみ(はぐ)】

ヒロイン。ちっこくてかわいらしい天才少女。
その姿は「コロボックル」(小人)のようだが、
芸術にかける情熱と集中力はものすごい。
周囲を圧倒する天才的作品を生み出す。
仲間たちを心配させるほどの作品製作にのめりこむ。
その高い才能故に、敬遠され友達はいなかった。
人見知りがはげしく、彼女を温かく見守ってきた
花本(美大の先生)がいないと、情緒不安定に陥る。
当初から竹本とは仲がよかったが、
破天荒な森田のことを怖がっている。
徐々に、以下のメンバーと仲良くなる。
芯が強くて、まっすぐな性格。

【竹本】

この物語の主人公。まじめで素直、ナイーヴで優しい。
はぐに一目惚れし、作中彼女のことを思い続ける一途な
片想いっぷりに感動を覚えてしまう。
はぐ、森田といった天才と行動を共にする内、立ち位置や
人生がわからなくなり「自分探し」してしまう。
就職に悩むなど、そのフツーっぽさがかえって新鮮だ。
手先が器用。母子家庭で育ったこともあり料理が上手。

【真山】

物語を通して、もっとも複雑なキャラの一人だろう。
亡くなった夫を愛し続けている理花にのめりこみ、
その動向を監視するストーカー行為をする(あぶね〜)
彼を慕う山田からのラブコールに応えず、それでいて
彼女のことを大事に思っていたり、よくわからない奴。
ボケ役でありながら、ツッコミ役もこなす。
「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった」

【森田】

優れた才能を持ち、金にがめつく、挙動不審な変人。
大学留年を続けている。
ふらっとバイトに出かけ、ふらっと帰ってきたポケットには、
信じられない大金が入っていたりする。
はぐに恋をするも、その風変わりな愛情表現のため
周囲からは恋をしていることに気付かれない。
その言動はバラエティーに富み、暴走っぷりは作中随一。
ギャグキャラでありながら、複雑な過去を持つ。
彼が金に汚い理由は、後半語られる。兄がいる。

【山田さやか】

山田酒店3代目。いなせで、けんかっ早いが、純真無垢。
必殺のかかとおとしや、回し蹴りを持つ格闘少女。
真山や森田が、攻撃されることが多いが、
時にはずみで関係ない人にも尋常じゃない被害を出す。
    
真山に恋心を持ち、諦めきれずに一途に思い続ける姿に
胸が締め付けられる。
はぐとは、親友になり、彼女のよき理解者となる。
天然っぽい面もあるが、ツッコミ役。
料理の腕は超一流すぎて、食べた者は常人が理解できない
料理によって大抵もだえ苦しむことになる。
だが、本人にその自覚なしというお約束なキャラ。
はぐと山田は味覚異常であり、創作料理の妙手である。
悪意のない二人の(暴走)料理によって、また被害者が……。
酒屋だが、酒に弱くて美脚をさらして無防備に眠る。
森田、真山はザルであり、はぐと竹本は酒に弱い。
作中において、「山田ファン」は多く、
彼女の勇士を称える者たちが大学、商店街で
自然と現われ、熱いエールを送る。

200806302238000.jpg


200806021859000.jpg


【花本】

はぐを温かく見守る、美大の教師。
過保護であり、はぐと離れると夜泣きする。
理花の、友達以上恋人未満な存在。
かっこいいような、悪いような二枚目半キャラ。

全10巻。新装版(紙質劣化版)全6冊。
通称「ハチクロ」 ギャグ要素もふんだんに盛り込まれた
笑いあり、名言あり、号泣ありの三拍子揃ったマンガ。
エロ表現を一切使っていないのも好印象なラブコメ。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月02日

漫画『行け!稲中卓球部』古谷実

稲川中学校卓球部男子6人他の活躍を描いた、大人気ギャグマンガ。
内容は、オリジナリティにあふれ、その完成度の高さから
たくさんの亜流マンガを生んだ。
下ネタ満載の内容で、何度読んでも飽きないおすすめのマンガ。
反面、ためになる内容のことを言っていたりするのがまた魅力的。
全13巻。新装版全8巻。イチオシ。

注 以下結構詳しく説明しています。
作品のおもしろさを損なう恐れがありますので、
まだ読んでいないという方は読まない方がよいかもしれません。

登場人物紹介

〜前野〜 オデコにょーん

このマンガの主人公。身体を張ったギャグ、わがままな末っ子、
スケベ、このマンガ随一のバカであり変態、トラブルメイカー。
小さな子を集めて、あやしげな集会を開いているなど奇行がめだつ。
作品中で、彼に好意を持つ女性がなぜか数多く登場するものの
普段の変態的な振る舞いが災いして、彼女ができない。面食い。
しかし意外に心に残る名言・迷言を吐く。
落ち着きのない性格であり、向上心がない。
卓球部でありながら、卓球が超下手。井沢と仲が良く、
バカなことに興じていることが多い。
お気に入りは、ルパンごっこと着ぐるみ。
あやしげなクスリを配合する友だちがいる。
うんこを漏らしたり、人前で裸をさらしたり、節操がない。
カンチョーの達人。
基本的に、落ちこぼれで外道だが、時に結構いい奴に。

200801021322000.jpg


「クラスの給食費を持ち出し、勝手に定期預金にしようとした」
という武勇伝がある。

〜井沢〜 
すげぇ変な髪形、いっしょに歩いていると恥ずかしい
あしたのジョーを崇拝するバカ。
髪型はジョーであり、その髪型にするのにスプレーを一日に二本も
消費するらしい。
前野と共に、「女なんかくそくらえ会」「ラブコメ死ね死ね団」
などを設立するが、後に彼女ができ前野との友情?にひびが……。
オッサンを育てる傾向がある。前野・田中との3バカトリオは強力。
3人とも、宇宙人襲来ものに弱く、影響されやすい。≒前野の性格。

〜田中〜 
母ちゃんがすげぇブサイク
24時間常にスケベなことを考えているというおにぎり頭。
エロに対する探究心と知識、熱意には目をみはるものがある。
前野、井沢と違って卓球がうまい。倫理観がなく、冷たい。毒舌。
彼に影響を強く受けた弟がいる。廃人になったり、箱に入って
人々の家を転々としたり、作中結構苦労しているが自業自得。
すごい外道。一心不乱に、ビニール袋にオナラを貯め続けている。
ヘチマで身体を洗うなど、変なこだわりをもっている。アクが強い。

〜竹田〜 
巨根の好青年
部長。まじめでフツー。身体がずばぬけて丈夫。巨根の持ち主。
熱血、卓球がすごくうまい。素直。啓蒙本の類に弱く、それを
実行しようと張り切る。自分にも、他人にも厳しいタイプ。
練習にしっかり取り組もうとしない前野たちに頭を悩ます。
優柔不断で、くよくよするタイプ。この物語の良心と言える。

〜木之下〜 
イケメンなのだが……
副部長。まとも。キャラ立ちしていない。
非常にモテるので、女友達が多い。
姉が美人。卓球がうまい。弱点がある。

〜田辺〜 
クサい、王≒「ドリアン」の異名を持つ。
ハーフ。毛深い。ちょっとおかしい。やさしく、傷つきやすい。
ものすごいワキガであり、最臭兵器クラス。
彼の臭いで失神する者多数。よって、部員は鼻センをして防衛。
ちなみに、本人は気付いていない。
プールの消毒液に浸かると、不思議なことに臭わなくなる。
田中とダブルスを組んでいる。
つまらないジョークをとばし、不評を買う。
大食いという特技を持つ。デベソ。
人に親切にしても、報われないキャラ。
「クサい」は禁句で、キレるとムチャクチャ凶暴になる。
実は自信家。

〜岩下〜 
サド、デビル岩下
いなせな女子中学生。暴力的で凶暴。不良。はっきりした性格。
竹田のおさななじみ。前野・井沢・田中・田辺をドレイとして扱う。
竹田と付き合うが、基本的に主導権は彼女が握っている。
マネージャーだが仕事をしない。動かない。でも俊足の持ち主。
運動神経がよく、意外に成績がよく家庭教師のバイト経験も。
寒いのが大嫌いで超わがままで、暴君。
彼女にお金を借りると、一日で倍返しを要求される。(岩下金融)

〜柴崎〜
おまかせ芝ちゃんと言われる卓球部の顧問。
先生たちのパシリ役であり、馬券を買って来たり、肩をもんだり
コピーをとったり……と雑用を押し付けられているへたれ。
前野たちにも当然のようになめられ、威厳なんてありゃしない。
作中においては、まともなキャラに位置し、時にいいことを言う。

〜神谷〜
メガネをかけた、一見パッとしない女の子だったが、ジョー井沢が
その魅力に気付き、いろいろアドバイス。
実はかなりかわいいことがわかりる。性格もよく、巨乳の持ち主。
(本人は巨乳を嫌がっている)
走・攻・守揃った名選手と言われるように、みんなから愛される
キャラ。ちょっとアホで、天然な所も魅力的。
当初は、木之下が好きだったが、途中から「教官」井沢のことが
好きになり、彼女になる。でも、前野にジャマされる。

〜先生たち〜

露出狂、バカ校長、精神的にやばい人、陰険、超熱血、
鵜飼いをさせる……など異常なキャラクター満載。
本当に大丈夫か?この稲川中学。
あと、井上陽水とか加山雄三がチョイ役で登場する。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

漫画『ドクタースランプ』鳥山明

ポッポポー ポルテー ポポポルテー♪

「ポルテ」のテーマ曲を聴いて、アラレちゃんを
思い出した人も多いはずです。(ちょっと古いかな…)

天才?則巻(のりまき)センベエ(=ハカセ)が
生み出した近眼の女の子ロボットアラレちゃん。

アラレちゃんがメガネをかけていることで、
メガネを抵抗なくかけられた元美少女も多いはず。

アラレちゃんは、ものすごーくつおい。センベエの
設計ミスと思われるが、まさに人間離れした強さ。

何といってもわかりやすいのは、地球にパンチをする
ことで地球が割れる「地球割り」でしょう。
スイカを包丁で、真っ二つにするような感じでパカッと
割れます。→爆発はしません、マンガですから。

作者の妹の子供をモデルにした、何でも食べちゃう
愛らしい天使ガッちゃんや、うめぼし食べてスッパマン、
ほぼ1頭身のニコチャン大王……などダメダメな
愛すべきキャラを生んだ名作ギャグマンガ。

基本的に、愛とウンチにあふれた作品(笑)

作者がマンガのネタにしたように、初登場のアラレと
最後の方のアラレ。全然体形違いますね。(笑)

最終回は、ハカセが考案した「最終回用マシン」。
期待通り、ふざけた終わり方をします。

同著「ドラゴンボール」にちょっとだけ登場。
ガッちゃんとアラレは筋斗雲に乗れることが判明。
やはり、よい子だった。

全18巻。完全版あり。