2008年05月12日

漫画『脂肪と言う名の服を着て』安野モヨコ




たとえどんなイヤなことがあっても、食べてれば平気だった。
平気だったはずなんだ……。

主人公のOLのこは、太っているということで、謂れのない
迫害を受けてきた。時に、直接的な言葉を浴びせられたり
することもあったが、それでも、彼女は食べていれば
イヤなことを忘れられた。目を背けられた。

職場には、屈折した同僚のOLマユミがいた。彼女は、容姿に
優れていたが、同時に「醜い」と感じる者に対して容赦のない
性格だった。マユミは、のこを傷つけるためだけに、のこの
彼氏に手を出した。のこは、そのことがきっかけで、
テレホンクラブに電話したことから、大金を手に入れる。

「やせれば幸せになれる、謂れなき迫害を免れる」

そう信じたのこは、法外と思えるエステコースに加入する。


物語は、「過食症」と「拒食症」の恐怖や、屈折した人間、
みせかけの多い人間関係を強調して書かれた辛口の物語だ。
人間の弱さとか脆さとかを、しっかり書いているので、
逆にやすらぎを覚えるという方もいるかもしれない。

登場人物の大半が病んでいるという物語。

おすすめ同著としては、「働きマン」「さくらん」
「ラブ・マスターX」がある。
http://manga0001.seesaa.net/article/92121037.html
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆のおすすめcomic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 幼少の頃から
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