2007年12月05日

マンガ『少年アシベ』森下裕美

小学生アシベは、大工である父ちゃんが建付けの家を火事で燃やして
しまったことから、転校生として新しい町へやってきます。

天真爛漫なアシベ少年は、ゴマフアザラシのこども(ゴマちゃん)を拾い
木造アパートでいっしょに暮らすことにしました。

アシベの通う小学校や、アシベのじいちゃんが経営する会社、
アシベの親友スガオ君の住むネパール等を舞台に、一癖もふた癖も
ある人々が生き生きと描かれていて面白い作品です。

単に、ギャグ漫画に括れない、人間の持つ複雑さや、おもしろさを
表現した傑作。文庫版は全4巻。YJC全8巻。

ゴマちゃんのせいで、子供向けなイメージがあるかも知れませんが、ヤングジャンプに掲載されていたので、完全に大人向けな作品で、完成度は高いの一言。
ほのぼのとした作風でありながら適度に毒もありおもしろい。

同著「ここだけのふたり!!」(全9巻 竹書房)もお薦めです。

〜スガオ君一家の変遷〜

 ↑アシベの唯一無二の親友。前作を通して、セリフがない
 という伝説のキャラクター。しゃべれないというわけではない。
 「眼力」があるキャラクター。泣くのを我慢するとすごい怖い顔に
 なります。
 
 親友のアシベが引っ越して行ってしまったことが、相当に淋しい
 らしくアシベの住んでいた家に侵入しようとしておまわりさんに
 諭されたりしています。

 運動会の二人三脚で、1位になったのはよい思い出。  
 
 スガオ君のパパの会社は、大会社なのか世界中に支社があるらしく
 スガオ君一家は、引越しを余儀なくされます。
 
 スガオ君の最初の引越しは、ネパールの高原地帯。ガールフレンド のチットちゃんや、ダメな家庭教師の先生、雪男イエティなどと
 友達になり、大自然で育つスガオ君は、どんどんたくましくなって いきます。なんと言っても、見所はトラに勝つスガオ君でしょう。

 
 ネパールから、フランス(領の小島)に引越ししたスガオ君。
 間違った日本語を使う、腕白な家政婦チュリー、淡白ボアちゃん、 酒癖の悪い不良鳥ギーコなどが登場。
 
 なぜか、家庭教師の先生もスガオ一家にちゃっかりついてきます。
 
 そして、日本に帰ってきます。つまり、スガオ君は3度も引越し
 を体験。そりゃ、恨まれるよスガオパパ。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 幼少の頃から
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