2019年11月01日

漫画『アバラ』弐瓶勉

巨大な建物廟の中に生きる未来の人類?は
異形の怪物白奇居子(シロガウナ)の襲来を受ける。
600年前に現れ圧倒的な破壊力によって
世界に壊滅的な被害を与えた悪夢が再び…。

DSC_0453.jpg


人類はシロガウナを下敷きにクロガウナを開発。
クロガウナは人をガウナ化(鎧化する)ことで
これに対抗し、シロガウナを倒し生きながらえた。
しかし怪物的な能力を授かる一方、対象者の記憶を奪う
非人道的なメタモルフォーゼ技術でもあった。

大量殺人犯の容疑者としてとして行方を追われていた
駆動電次は正体を偽って働くクロガウナ。
シロガウナの登場(発生)により、これに対抗できる
駆動は不本意ながら戦いの世界に身を置くことに。
巨大な廟すらも食い尽くすとされるシロガウナに対し、
ダークヒロー駆動に為す術はあるのか?
独自の世界観を構築しながら、特に説明もなく
展開される物語に置いてけぼり感は否めない。
謎や過去のいざこざが語られるシーンもあるが、
現状や覇権を握る組織など部分的に語られるだけで
読者の頭の中で処理しなければならない。
「エヴァ」以降、秘密だらけの世界観や面倒な説明を省く
作品が増えたが、弐瓶先生の作品はその典型だ。
自分の中で補完していくしかないんだな。人類補完計画。

荒廃した街で、全く異なる価値観・倫理観、
絶対的な権力や暴力がはびこる地獄のようなかの地でも
人々はなんだかんだで生きている。
巻末特別読切では少女を襲おうとした悪漢を
ダークヒローが真っ二つにぶった切る!という
スカッとする描写がありわかりやすくていいな。
上・下巻(全2巻) 
ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ

posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:20| Comment(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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