2019年08月23日

漫画『ニーチェ先生 コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた』漫画ハシモト、原作松駒

コンビニに来店するバカ客に切れ味鋭い毒舌で
接客に当たる仁井智慧(ニーチェ先生)が降臨した。
仏教学部に在籍しながら悟りを開くことはなく、
品性のない来客が大嫌い。暴言で応酬する姿に
就職浪人として働く先輩松駒はハラハラ。
ニーチェ先生と命名し、その様子をツイッターで
勝手につぶやいている。(が途中からバレている?)

DSC_0400.jpg


777(スリーセブン)寺院通り店前は曲者ぞろい。
ギャンブル狂いの言動がいちいちクズな渡利先輩、
かわいい容姿だが闇社会の住人シバイヌこと柴田君、
裏と表の顔を使い分けるBL&スナイパーの黒木さん、
華麗なる経歴、ハイスペックジェントルマン宇井さん、
信じられるものは拳と豪語する強面の北川君、
インドからのイケメン刺客シャルク君、
そして発注能力、経営の才覚まるでなしで
どんなダメな奴でもとりあえず採用してしまう
ヤバすぎるオーナーを擁するこの店は
界隈の同業者からブラックリスト入りしている。

ちなみに一見まともそうな松駒君もモンスター客、
ニーチェや渡利先輩などからの仕打ちによるストレスで
暴食に走る傾向がある。
定期的に肥える→痩せるを繰り返すリバウンド王。
おっさんに萌えるおっさんずラブであり、
おっさんへの愛情を語り出すと話が止まらない。
また定期的に現状を憂い正規社員めざして就職活動を
はじめるのだが、物語の都合上うまくいくわけがない。

ニーチェのストーカーを働き、真性変態マゾの名を
ほしいままにする看護婦の塩山さん、
幼女萌えの馬酔木(あせび)、
無機物BLの黒木さん、そしておっさん好きの松駒…
この物語のキャラクターの愛情は少しだけ変わっていて
色々こじらせている。こじらせた春、こじはる…
この物語において名前が登場するキャラクターはみんな
業を背負っているがいいじゃないか。人間だもの。
悟りなんて開かずキャラクターが成長しないからこそ
ブレずに変わらず楽しめるのだ。
実際のコンビニの労働環境は改善される兆しがあるが
この作品の現場は作品の性質上その兆しが全くない。
ブラックユーモアあふれるコンビニギャグマンガ。
角川メディアファクトリー 10巻〜 ☆☆☆☆
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:25| Comment(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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