2018年08月14日

漫画『ディー・グレイマン』星野桂

世界の終焉を望む千年伯爵に挑むエクソシスト
アレンらの戦いを描いたバトルファンタジー。
仮想19世紀末頃、舞台は世界中であり、
キャラも多国籍、英語が共通語という設定。

黒の教団にやってきたアレン・ウォーカーは
絶対領域ヒロイン美脚のリナリー・リーや
気が合わずケンカばかりの剣士神田ユウらと共に
悪性兵器「AKUMA(アクマ)」を駆使する
ノアの一族(13人の使徒)を迎え撃つ。

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イノセンスと(神の結晶)と言われる武器を用い
千年伯爵率いるノアの一族と死闘を繰り広げる。
人の魂をもてあそぶかのようなノアの一族に憤る
アレンであったが、自分の悲しい過去や
元々人であったアクマに同情を隠せない。

記録の番人として登場するラビ、アレン、リナ、神田と
主要人物の4人が幼少時に過酷なトラウマ体験をしている。
だから彼らの過去(秘密)が語られるとき沈まされる。
主人公たちが、「敵」と向き合うことは、
自分もその立場であったり、人の歴史が戦争の歴史だと
再認識させられる。そして結局、アレン側の黒の教団、
それを管轄する中央庁も人柱を立てている集団である。
忌まわしい「聖戦」という欺瞞(ぎまん)からも
察せられるようにどっちもどっちなのである。
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人類の希望という名のいけにえがエクソシストであり、
有事の際にはヒロインであっても最前線に投入される。
その圧倒的な理不尽や、黒の教団らが抱える闇の中で
アレンは前を向いて生きていけるのだろうか?
物語の途中から取り沙汰される「14番目の使徒」、
そしてそのことから暗示される別れ。

挫折し、落胆し、打ちのめされて…
でもそんな時僕のことを支えてくれたのは
親父でもなく、お袋でもなく、そうリーでした。

悠久の時を経て流れるキャラクター同士の絆、
高い画力が魅力の作品。これだけ画力があるなら
シンプルなストーリーでも十分通用しそうだと思う。
次作は設定に凝りすぎない作品を書いてほしいものだ。
25巻〜 ジャンプコミックス ☆☆☆★
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 09:17| Comment(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 自称「漫画のソムリエ」
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
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 よく聴いています。