2018年05月30日

漫画『雪の峠・剣の舞』岩明均

「雪の峠」
関ケ原の戦いで東軍(徳川方)、西軍(石田方)
につくか佐竹家は迷っていた。国内6番目の
石高を持つ佐竹家は殿の鶴の一声で西軍に。
ご存知の通り、徳川方が勝利し佐竹家は…。

1602年、佐竹家は徳川から転地を命じられ
出羽(秋田)で暮らしていた。
石高は3分の1にされ、江戸からも遠く離れた。
雪に覆われたかの地への進軍は時間がかかり、
上杉謙信も戦の援軍に遅れた逸話がある。
重心たちは関ケ原でまともに戦えず、
いくら殿の判断とは言え不満を抱えていた。
しかし、戦国時代は終わったのだ。
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現当主佐竹義宣は心機一転を図り
新しい都を造ろうと提案した。
既に殿が一目置く内膳らとにより話し合い
候補地があると宣言。
が、家臣伊勢は異を唱え、
後日評議を行うことになった。

前当主から佐竹家に仕えてきた重臣たちは
戦果をあげたことで成り上がった者が多い。
都を造る際にも領土の防衛を念頭に考える。
既に戦に対する備えを不要と考える内膳は
産業の発展を第一に考える。両者の意見は
真っ向から対立したかに思われたが…。
時代の移り変わりによって戦局、政治も変わり
人の選択・判断も変わっていく。

「剣の舞」
戦が起こり、近隣では略奪が行われた。
家族を皆殺しにされ、復讐を誓ったハルナは
道場で剣術を学び仇討ちをすることに。
一見頼りない文吾郎に一方的に弟子入りする。
高名な上泉伊勢守に師事する文吾郎によって
鍛えられる。同郷の与吉と再会したハルナは
仇討ち相手たちが自分を捜していることを知る。

新陰流の達人文吾郎は後に柳生石舟斎と戦い圧勝。
後に柳生新陰流の祖となるが、流浪の士に。
「しない」を用い、無敗の伝説を残した。
講談社KCデラックス
ラベル:岩明均 サムライ
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:13| Comment(0) | 漫画短編集・傑作選・傑作集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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