2018年04月21日

漫画『竜のかわいい七つの子』九井諒子

山国と海国は領土をめぐり開戦間近。
しかし飛来した竜に襲われ甚大な被害が。
おまけに竜は卵を産み、温めている。
交通路が絶たれてしまい、両国は一旦休戦した。

捕らえた海国の兵士に食事を届けるユルカは
兵士が解き放たれたことを知る。山国では、
物資不足、とりわけ塩がない致命的な状況。
竜が巣立つまでに塩がほしい山国は芋を与える
交換条件で塩を持ってきてほしかった。
P2018_0415_094431.JPG

空を飛来する竜によって膠着状態が続く。
危険を冒して山国からやってきたサナンは
約束通り塩を持ってきた。両国を行き来する
サナンは敵国のユルカと仲良くなってしまう。
竜の卵も孵化し、著しい成長を遂げる。
その姿はかわいらしく人々は成長を見守る。
だが、巣立ったときは開戦。もやもやした想いを
抱えるのは恋する二人だけではなかった…。
「竜の小塔」

準の住む海辺の街ではたびたび人魚が目撃される。
人魚は法律上は一般的な動物と同じ扱いなので
誤って殺してしまっても罪には問われない。
しかし、人間に近い容姿なので感情移入しやすい。
いわゆる自称保護団体や倫理委員会が騒ぎ立てる。

準は瀕死の状態になっていた人魚を見つけ保護。
友達の浜に相談するが、人権がない人魚は
治療費全額負担になるぞと助言されてしまう。
自分のできる範囲で救助を試みた準は、
数日後陸に上がってこようとする人魚の姿を見る。
危険だと意思疎通を図る準は、人魚がどうやら
学校に行きたがっていることを知り手助けすることに。
「人魚禁漁区」
P2018_0415_094510.JPG


遺伝子の中に組み込まれているのか犬谷家の一族は
超能力者ばかりを輩出する。
双子の犬谷ゆりか、ありさもめでたく超能力開花。
ゆりかは次元をゆがませる能力。
すごい!使いどころはピンとこないが!
ありさは着衣中の服をパジャマに帰る能力。
ショボい!好きなアイドルにパジャマ着せる
位しか価値が見いだせない!

テレパシー、空中浮遊、パイロキネシス…
と華やかな超能力を持つ家族たちの中では
なんかこう使えない能力と落ち込むありさ。
とりあえず超能力記念日だ。パーティーだ。
というのに父は銅田一耕助たる招かれざる客を
連れてきた。客はよりによって名探偵だった。

超常現象が当たり前に起こる犬谷家。
意図せず事件勃発。
犬神家のあのシーンが再現されてしまう。
冴えわたる名推理。
でも超常現象が絡んでいるので迷推理に。
超能力コメディー。
「犬谷家の人々」

など7編を収録したファンタジー短編集。
角川ビームコミックス
『Seven Little Sons of the Dragon』
ラベル:九井諒子 短編集
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 05:55| Comment(0) | 漫画短編集・傑作選・傑作集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:




すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!
などを信条とするブログ

2943871(にくしみはない)
11028349(ひとにやさしく)

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と野球観戦と
 カラオケ、 昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、シャワー、
 旅行、本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想してません。そして
 実際なりませんでした。
 なんだかんだでスピッツを
 よく聴いています。