2018年03月24日

漫画『ひまわりっ健一レジェンド』東村アキコ

漫画家を夢見るアキコが父健一や職場の先輩、後輩、
腐女子高生らに散々振り回されるというギャグマンガ。
ラブコメでもあるが、ギャグ中心のストーリー展開。
父と同じ健一(健一2号)という名を持つ男性との
中学生レベル(小学生レベルかも)な恋愛。
悪魔のようなライバルおかっぱ節子の妨害。
鈍感なバカ健一2号も父レベルで話が通じず、
バカの壁を痛感させられる。
恋愛要素すら笑いのために存在している感が強い。

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中盤までは、人の話を聞かず自由気ままな父健一により
台無しにされた家族の思い出や日常を描く。
中盤からは父が沖縄に転勤し、
アキコは東京で漫画家をめざすので父の登場は激減。
しかし、平和な日常を脅かす存在(キャラクター)は彼女のすぐそばにいた。
上京し、漫画家をめざす三国志好きの教え子。
そして、父健一に勝るとも劣らないおせっかい体質の
迷惑な先輩がお隣に引っ越してきて結局振り回される。
働きながら漫画を描くという忙しい日々の中で、
理不尽極まりないキャラクターたちに翻弄され、
心乱されながらも何とか作品を仕上げていく。
漫画を描く苦労。
優秀な才能を持つ新人漫画家を発掘した編集者の奮闘。
講談社漫画賞授賞式への流れなど、作中語られるように
『まんが道』的要素や『三国志』的要素もある。
キャラクターが一方的にコントを繰り広げたり、
コスプレに走るという東村先生テイストも健在。
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〜あらすじ〜
美大を卒業したものの就職決まらなかったアキコは
地元宮崎に帰郷し、父のコネで父と同じ職場に。
あの気まぐれマイウェイな父との職場。
おまけにおかしな先輩(リーダー、元ヤン)の二人により
安穏な日々は送れない。
出入りの植木業者である朴訥でピュア(≒バカ)な
イケメン青年に淡い恋心を抱くアキコ。
だが何の呪いか君の名は父と同じ健一。
健一2号の話してくれたコウモリの話を漫画に描いてみたら
これが編集の目にとまり、漫画を目指すきっかけに。

恋愛に関して異常に保守的な父の監視、
恋のライバル性悪な節子によって進まぬランデブー。
高校の漫研に所属する濃い二人にアシスタントして
もらいながら(職場の先輩には邪魔されながら)
漫画を制作する日々。すれちがう恋心。邪魔する節子。
定期的に厄介ごとを持ち込む父。
味方にもなるがアキコで暇つぶしする先輩たち。

しがらみから逃げるように上京したのにつきまとわれる。
そんなある種のストーカー被害に遭いながら漫画制作。
アシスタントは漫画家を目指し出し、
優秀なアシスタントはリーダーの策略によりいなくなる。
騒々しい日常はどこに行こうと変わらない。
ハイテンションで展開され読んでいて非常に疲れるが、
東村作品随一の笑える作品に仕上がっている。
講談社モーニングKC 全13巻 ☆☆☆☆+
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:10| Comment(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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