2016年08月02日

漫画『惑わない星』石川雅之

植物すら絶滅した壊滅的な世界を救うのは実体化した
惑星たち?過酷な現実を直視できない未来の日本国は
問題を先送りし続け、虚構の世界を構築し生きながらえていた。
萌えアニメを海外に輸出することが最大の産業だがそれすら
「時代劇」と言われる始末。やる気を失った大人は教育すら
おざなりなものとし、多くの学問は伝授されず退化していった。

たそがれの日々を送る彼らの命題は祖先の負の遺産を軌道修正し、
人類、自分たちの子孫が住める地球を復活させる。
宇宙に手紙を出し、救いを求める。ロマンチックだが
現実味のないそんなやり方しかできなくなった悲惨な世界。
そんないつまで続くかわからない谷間のロスジェネ世代の二人。
おっさん顔のS沢、作者がよく描く顔の及川に救いを求めてきたのは
実体化した「地球」だった。瀕死の状態の地球を保護した彼らの下に
次々と惑星たちが駆けつける。人類に手を貸すのは嫌だと表明する月。
(「もやしもん」の菌みたいなのね)。火星と水星、金星のように
協力的な存在がいる一方で、地球を壊滅的な状態にした人類を
敵視する存在もいて。さぁ宇宙の意思はどう働くのかな。

講談社モーニングKC 1巻〜

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ラベル:石川雅之
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆のおすすめコミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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