2015年04月19日

漫画『でぃす×こみ』ゆうきまさみ

新人コミック大賞に輝いた渡瀬かおるだったが
受賞会場で大混乱。あたしが描いた漫画じゃない。
小学生の頃から少年漫画を描き続け、中学から投稿。
ついに自分の作品が認められたと思っていた。
だが誰かが自分の名前で作品を送り勘違いされただけ。
一体誰が?

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家に帰り、実の兄弦太郎に話したところ『でぃす×こみ』を
描いたのは自分だと証言。なんとなく妹の名を使い、
なんとなく描いた処女作はBLとも解釈できる作品となり
大賞と相成った。門前の小僧よろしく、せっせと漫画を描く
妹の影響で編集者的立ち位置の兄の才能が開花。特にこの男、
プロットを練る能力、キャラの動かし方や心の動きが巧み。

誤解を解こうとする二人だったが、
かわいい女子高生があえてBLを描くということで話題性あり。
担当編集もあれは男が描いたのだとしたらひくとばっさり。
こうして言いだせぬまま、かおるはプロ漫画家として作品を発表。
しかし、キメ顔ばかりに力を入れて話の作りが雑なかおる
(編集者評)ではイマイチな作品に。
結局才能豊かな兄の助けを借りながら作品を描くことに。

前途多難だが、かおる自身がプロ漫画家として成長して
嘘を誠にすればいい。癖のある編集、漫画家が登場し、
プロの洗礼を浴びまくるかおるだったが、遠慮のいらない
身内という超強力な味方や、学校の同級生をはじめとした
生の声を聞ける位置にいる。

この作品はカラーページを違う漫画家が担当するという
手法が採られている。このやり方によって
ゆうきまさみ作品だが、一味違う雰囲気を出すことに成功。
また、漫画がどのような過程で作られていき、
編集がどのように関わっていくのかも描かれていく。

小学館ビッグスピリッツコミックススペシャル
ラベル:ゆうきまさみ
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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