2015年03月26日

漫画『ラブレター〜瀬尾公治短編集〜』

【ラブレター】 

戦時下。明日の保障のない閉鎖的な時代。
持田智恵子は、穴澤利夫からつきあいたいと
言われる。当時のその告白はイコール結婚。
迷う智恵子だったが、自分の下に届いた利夫からの
ラブレターによって心を動かされた。
まだ学生だった利夫との交際を家族は当然のように
許さず、おおっぴらに会えない二人は文通により
つきあいをはじめた。後に智恵子は積極的に利夫に
会いに行くようになる。

戦局が悪くなる中、利夫は航空隊への志願を決めた。
智恵子が利夫に渡したマフラーに込めた想い…。
空を見上げれば思い出すのはあの人の笑顔でした。

【HALF&HALF】

中川慎一は、通行時女性と共にトラック事故に遭う。
意識を取り戻した二人は、不思議な声を聴く。
お前たちは死んだが、どちら一人だけ生きることを許す。
今日より7日猶予を与えるので話し合って生きる者を
決めること。その日まで二人は命を含む全てを共有する。
傍を離れぬように。

この世に戻った二人だったが、離れようとすると
心臓に痛みが走り、近づくと治る。
どうやら不思議な声が言っていたことは本当らしい。
では一週間後にはどちらかが死ぬ。
一緒にいた真田有希からは慎一への殺意がびんびんと
伝わってくる。どうやら感情まで共有してしまうらしい。
絶望的な状況に陥った二人だったが、
ある種の「吊り橋なんたら」なのかこれ以上ない
心が通じ合う一心同体状態だからなのか恋に発展…。
慈悲なのか残酷なのかわからない「神様」からの
期限は迫っていた。

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【梓颯 AZUSA】

あこがれの伊藤葉月先輩の下駄箱にラブレターを
入れたはずの黒田だったが、
間違って伊藤梓颯(あずさ)に想いは届いていた。
あずさは黒田のことが好きだったらしく、
間違いを訂正できぬままつきあうことに。
間違ったはずの相手梓颯は、黒田にはもったいない
親友が羨むようなよくできたいい子。
黒田は罪悪感を抱きながらも
高嶺の花である伊藤先輩に未練があって…。

「ラブレター」(手紙)をモチーフにした短編集。
講談社コミックス マガジン
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画短編集・傑作選・傑作集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
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