2015年02月07日

漫画『七つの大罪』鈴木央

十年前に王国転覆を目論んだ「七つの大罪」こと
七人の騎士たちはお尋ね者だ。
元々王によって任命された七つの大罪は
圧倒的な強さをほこり、王より賜った神器を持つ。
誰もがあこがれ認める英雄であったが、
王直属の聖騎士団長暗殺の濡れ衣により
投獄されたり行方をくらましていた。

彼らがいなくなったことで聖騎士の地位は向上。
聖騎士=正義の象徴となり、反逆者の落胤を押され
姿をくらました七つの大罪は手配書が出回る犯罪者。

10年の歳月が流れ、未だ捕まっていない者は
10年後の想像された似顔絵が出回っている。

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看板豚ホークを擁し、豚の帽子亭の主人である
メリオダスは、うまい酒とまずい料理を出すことに
定評のある少年のようななりの不思議な男だ。

ある日、王国の第三王女であるエリザベスによって
強大な力を誇る聖騎士たちがクーデターを起こし、
王を幽閉したことが露見。命からがら逃げてきた
エリザベスを助けることにしたメリオダス(団長)は
個性豊かな七つの大罪メンバーと失った神器を
取り戻すために、壮大な旅に出ることにした。

数少ない情報をもとにかつての盟友たちと合流しながら
旅を続けるメリオダスたち一行。
立ちはだかるのは強大な力を有する聖騎士のみなさん。
でもどうやらこの聖騎士たちどうやら力と権力に溺れて
民衆に理不尽な暴力をふるっているらしい。
特に聖騎士長となったヘンドリクセンは
大きな野望を抱えているらしく、古に封印された
「魔神族の復活」や「魔神の血」を使って
怪しげな人体実験を重ねているようだ。

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さて、「七つの大罪」にはたくさんの魅力がある。
まず、個性豊かで魅力的なキャラクターたち。
味方と合流しながら敵を倒し、時に敵が味方になり
逆に見方が敵になりそうな要素がちりばめられている。

幽閉された王族、姫の奪還、剣や格闘、魔法の戦いなど
ストーリーの流れが王道的。主人公や聖騎士たち、
かつての女神族と魔人族の戦いなどに謎や影の部分があり、
「罪」(業)を背負っている。

世間的には反逆者でありながら、正義のはずの聖騎士の
魔の手から民衆の平和を守る為に戦う姿がかっこいい。
民衆たちの彼等への誤解が解けていく過程が非常に巧み。

メリオダス、エリザベス、バン、キング、
聖騎士だとギーラやギルサンダーといった
主要メンバーの「戦う理由」が明確でわかりやすい。
シリアスな展開の緩和剤として
残飯処理マスコット自虐ネタ満載しゃべる豚野郎ホーク、
心や記憶は読めるが空気を読まない
眼鏡男子の不思議系ゴウセルを配置したのもうまい。

正義と悪が反転した世界である以上、
必ずしも女神族が正義だとは限らないのじゃないかな。
最初の敵を倒す辺りまでは最高だったけど、
キャラ同士のカップリングがはじまってからは感情移入が…。
正直2組位でよかったような…
講談社マガジンコミックス 41巻〜
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
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 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。