2014年01月02日

漫画『団地ともお』小田扉

29号棟団地に住む木下友夫(ともお)を中心に
描かれる人間ドラマを描いたギャグ漫画。
大人がかつて体験した小学校時代のあれこれを描き
郷愁を誘い、子供にとっては共感を覚えるような
エピソードを交え、幅広い年齢層に通用しそうな内容。
登場キャラクターは人にとどまらず、ゴキブリ、クモ、
カラスやネコ、犬、手などが擬人化されることも。
すごくわかりやすいストーリーの回と難解な回がある。
「ともお」たちが愛してやまない漫画
「スポーツ大佐」のカオスでシュールな展開が笑いを誘う。

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キャラクターたちの持つ独特の視点や観点、
人間性や意外な人間関係の広がりには目を瞠る。

絵はかなり簡略化されており、味がある。
ギャグが主体のストーリであるが、
ときに深く考えさせる内容や感動的な話も盛り込む。
ともおやケリ子に代表される子供の持つ純粋なまでの
「食欲」や「遊び」への探求心。
老人が未だに持ち続ける「童心」。
青戸さんの貪欲なまでに幸せを追求しようとする姿や
些細なことにこだわるキャラの人間臭さに笑ってしまう。
たまにともおが見せる精神的イケメンは
はっきり顔が描かれない父の遺伝だと思われる。
スルメみたいに噛めば噛むほど味が出る内容。

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基本性能(基本的な運動能力や学力、行い)同じでも
親の評価と子供の性別が違うと、
ともおとケリ子へのそれぞれの対応に雲泥の差が
生まれるのがなんか妙にリアルでおもしろい。

謎すぎる虫カードの魅力とは?
ともおが塾に通えば世界崩壊の危機が訪れる?
各団体において絶大な信頼を勝ち取る委員長だったが
ふとしたきっかけで暗黒委員長に?
ともおとケリ子のケンカはプロレスによって進化する?

古文テストが横書きされている所や
英字辞典にdon't mind(正しくはNever mind)
と書かれている所などツッコミどころ満載の内容で
もう小田先生の渾身のボケなのか単なるミスなのか
わからない所も含めてドップリ浸かってしまったよ。
発想の飛躍、展開と文句なく最高におもしろい。
あぁ、完結かぁ…。やっぱりさみしい。また読み返そう。
小学館ビッグスピリッツコミックス 全33巻
☆☆☆☆☆<
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
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 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。