2013年09月15日

漫画『キングダム』原泰久

500年に及ぶ大戦争時代にある中華の国秦。
村の下僕として生活を送る二人の少年信と漂。
この悲惨な状況を抜け出すために剣の修行に
励んでいた。戦で武功を挙げることで、
いつしか天下に名を轟かせ、歴史に名を残す
大将軍になることを夢見ていた。
ある日、王の大臣である昌文君が
剣の修行をしていた二人を見て
漂を宮廷に召し抱えると申し出てきた。
漂は信を推薦するも結局召し抱えられたのは漂だけ。

漂がいなくなり一月が過ぎた。
深夜、信の目の前に現れたのは瀕死の漂だった…。

P2013_0812_215454.JPG


現在の秦の国の王である政と瓜二つだった漂は
影武者として召し抱えられた。
秦国内において最大勢力を誇る呂氏の留守中に、
政の命を狙う異母弟政蟜と竭氏によって
クーデターが勃発し、漂は命を狙われたのだ。
漂と掲げた大将軍の夢を叶えるため、
信は怒りを一旦は抑えて、山民族の末裔であり
妙に生活力に長けた貂と政と行動を共にすることに。
しかし、信が考えていた以上に王である政の
立場は薄弱であった。昌文君らが駆けつけるも、
刺客を放ってくる弟ら陣営らと比べ、余りにも非力。
政の提案によって、一縷の望みである山の王に
会いに行くことにした。

P2013_0816_122217.JPG


向う見ずで村一番のバカと言われていた下僕の
少年信が持って生まれた剣の天賦と直感で
自らの「途」を切り拓いていく姿に胸が震える。
大人物、そして大きすぎる巨大な相手、国を見据え
飛躍的に成長していくその過程を
ダイナミックに描いた中華ファンタジー。
国境を廃止し秦を唯一国とする中華統一をめざす政。
あわよくば覇権をもくろむモロ悪役顔の弟や竭氏。
そして、巨大すぎる呂氏陣営。
領土拡大を目論む中華七大国同士の闘いや、
中華最強をめざす武将、戦略的に戦を捉える
智将や軍師たちなど魅力的なキャラクター。
兵10万規模の戦いを迫力満点に描いている。

非の打ちどころがないほどの傑作漫画であり、
過去の名作漫画と並び称される至高の作品。
特に戦闘中の次のページをめくるときの
ワクワク感がたまらない。
二人の5千人将の呼びかけに震えた!!
長年にわたり最高水準の作品を描き続けているなぁ。
ヤングジャンプコミックス 58巻〜 ☆☆☆☆☆

「ソーシャルキングダム」
http://youngjump.jp/web_comic/social_kingdom/
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 09:49| Comment(1) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白いですよね^^

>あのスケールの大きさとキャラの魅力。
 ページをめくるワクワク感は
 久しぶりに鳥肌たつクラスの漫画だと
 思います。
Posted by キングダム at 2013年10月13日 02:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!
などを信条とするブログ

2943871(にくしみはない)
11028349(ひとにやさしく)

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 ずんの飯尾さん、
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞とカラオケ、
  昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、シャワー、
 旅行、本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想してません。そして
 実際なりませんでした。
 スピッツとミスチル
 バンプと米津玄師と
 back number
 をよく聴いています。
 最近だと近眼の白目
 (King Gnuの白日)
 に鳥肌たちました。