2013年05月05日

漫画『妖怪のお医者さん』佐藤友生

陰陽師の孫の春日琴子は霊感体質がウケ、クラスの人気者。
そんな彼女はクラスで浮いた存在の護国寺クロに
巨大な霊が憑いているのが見えるので彼を心配する。
クラスで心霊スポット「恐森」に行くことになり、
実はほとんど除霊に自信がない琴子だったがみんなで出かけることに。
妖怪(妖)の出現によってクラスメートは捉えられ、
琴子にピンチが迫ったときに突如現れたのは護国寺クロだった。
彼は自らを妖怪のお医者さんだと名乗る。
クロは霊に憑りつかれているのではなく、
好意から霊が自然によってくるのである。

P2013_0429_173418.JPG


人の世界に存在し、人間に害を与える存在と思われていた妖怪は
必ずしも「悪」という存在ではなく「善」として
人間の生活に適応していることもある。
実は妖怪に育てられたクロは、人間界に暮らす妖怪の治療や
暴走を食い止め、人間と妖怪が共生できる世界をめざしていた。
基本的におひとよしで厄介ごとに善意から首をつっこんでしまう
琴子はこの風変わりな存在であるクロの助手として
摩訶不思議な妖怪や人々と深く関わっていくことに。

序盤は青臭いほど温かくてほのぼのとしたヒューマンドラマを
主題とした内容であるが、クロ及び琴子の持つ秘密が徐々に
明かされていく過程でバトル漫画の要素が強くなっていく。
学園漫画とラブコメ要素とお約束的サービスシーンが多く
連載当時からキレイで読みやすい絵が特徴である。
恋愛模様はクロとヒロインである琴子がメインであるが
浦上、月島、ぬらりひょんなども加わる。
妖怪も数多く登場し、イメージの性別と異なる妖怪が出てくる
こともあり、新鮮だった。

講談社マガジンコミックス 全15巻 ☆☆☆★
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
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