2013年03月17日

漫画『ブラッディ・マンデイ』龍門諒 恵広史

国家転覆を目論むテロリスト集団と天才ハッカー高校生
高木藤丸らとの攻防と知能戦を描いたサスペンス漫画。
テロ集団はエボラ出血熱と天然痘を掛け合わせたような
致死率99、9パーセントと感染爆発(アウトブレイク)力
を併せ持つ悪魔のウイルスを所有している。
また高木側の陣営から人質をとることで要求をつきつけたり、
高木側にスパイ(裏切り者)を潜入、作り出すことで
交渉を有利に進めていく。
独自の教義を持つこのテロリスト集団が目論むのは
日本国家に多大な損害を与える破壊による再生である。
彼らのめざす【ブラッディ・マンデイ】を阻止せんと
高木は彼が信用する高校の新聞部の仲間たちや
父が働いている公安庁の対テロリスト組織のメンバーらと共に
ハッカーの能力を駆使して、真っ向から対決。
敵か味方かわからない登場人物たちと頭脳戦と心理戦を
闘わせる気の休まることのない日々を送ることに…

P2013_0317_082019.JPG


〜あらすじ〜

弥代学院高等部の高木藤丸は中学時代にハッキングにより
テロリストの謀略を知り、公安庁で働く父に進言。
未然に犯罪を防ぐことに成功したが、その事件を発端に
テロリスト集団から逆恨みをされることに。
「ファルコン」と呼ばれるこの天才ハッカーは次々と
サイバー事件や犯罪などを明るみに出す「正義の味方」として
一部の人間に尊敬の念で見られていた。
高木は学園内で横暴を振るう主任教師にデータをハッキングし
この下種な犯罪者を懲らしめた。
下種が去ったことで、後任にエロテロリストな巨乳教師
折原マヤがやってきて高木に接近してきた。
マヤは作品冒頭でロシアで殺人を起こしたマジテロリストであり
高木の所有しているデータを消去する目的でやってきたのである。
高木の父は、マヤの行った「クリスマスの虐殺」と名付けられた
この事件を追っていたが、謀略に全国指名手配の殺人犯と
されてしまう。
逃亡中の父からかかってきた電話と
【ブラッディ・マンデイ】の名を探ることにした高木は
信頼のおける新聞部の仲間たちに自分がハッカー
ファルコンであることを告げ、協力を依頼した。
幼なじみで弓道の達人九条や空手チャンピオンの朝田あおい、
ファルコンを尊敬してやまない安斎真子、小市民の立川英
ら新聞部の面々と情報を集める高木の姿を監視するように
そこにはマヤの姿があった。

楽観視していたマヤだったが、高木のハッカーとしての腕前は
想像以上だったことからテロの痕跡を探りあてられそうになり
そのことから高木の妹である遥に魔の手が迫る。

高木は父の勤める「THIRD-i」のメンバーや新聞部の面々と
テロ集団と対峙することになるのだが、
誰を信じていいかわからない悪夢の日々をすごす。
なにしろテロ集団は高木が2年前に阻止した事件から
着々と準備を進め、人員を配置していたのだから。

手に汗にぎる白熱の心理戦が描かれ、
無慈悲に登場キャラクターたちが死亡する過酷なストーリー。
作品における矛盾点や違和感も感じず臨場感があって
アクションシーンなども迫力がありおもしろかった。
テロリスト集団は変人ばかりで、
考えてみると折原マヤが一番まともな気がする。

講談社少年マガジンコミックス 全11巻 ☆☆☆☆+
【ブラッディ・マンデイ】の第一シリーズ。
BLOODY MONDAY(1) (少年マガジンコミックス) [コミック] / 恵 広史 (著); 龍門 諒 (原著); 講談社 (刊)
ラベル:おすすめ
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 ずんの飯尾さん、
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。