2012年10月21日

漫画『ムヒョとロージーの魔法律事務所』西義之

悪霊が引き起こす犯罪を裁くために新設された「魔法律」を
扱う天才魔法律家六氷透(ムヒョ)と彼の助手である書記官
草野次郎(ロージー)らの戦いを描いたファンタジー漫画。
人の持つ心の弱さや欲望などが引き金となり、巻き起こる罪に対し
最年少執行官であるムヒョが罰を与えるという手法である。
ロージーの立ち位置は被害者の救済的側面が強いが、
ムヒョとの相乗効果によって、本人も気づいていない底力を
発揮したり、ほかのキャラクターたちとの潤滑油にもなる。
物語中圧倒的な力を見せつけるムヒョだが、
その過去には苦い経験があり、隠された秘密もある。

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かつて心を許した友であった円宙継(エンチュー)は
禁魔法律家となり、ムヒョを逆恨みする犯罪者となり敵視。
禁魔法律は多くの犠牲(代償)を払うことになるので
禁止されている。
エンチューはティキら禁魔法律家集団である
「箱舟」と徒党を組みムヒョら魔法律家の襲撃を企てている。

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ムヒョとロージーは、世間的には「ペテン師」としてしか
認知されていない現状の中で、
霊によって困っている人々を助け
数少ない理解者を得ながら貧しい生活をしている。
毒舌ばかりで本音を語らない陰気くさいムヒョと
爽やかでやさしいがへたれなロージーのデコボココンビの友情や
決して強くない者たちが自分の力を最大限に発揮しようと
動き回る姿がこの物語の肝である。
小柄なキャラクターほど才能がある場合が多い。
絵と世界観、ムヒョの笑い方などクセが強いので
苦手な人にはキツいかもしれない。
作者がおまけページで語るように設定にあいまいな部分や
矛盾点が多いのが残念。中盤から失速気味。
「ムヒョロジ」と略称されることが多い。

集英社ジャンプコミックス 全18巻 ☆☆☆+
 
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆のおすすめコミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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