2012年05月24日

漫画『花田少年史』一色まこと

幽霊が見える腕白少年花田一路は、
幽霊やと人、動物を助けるために元気に奮闘。
少年は、人の生き死にや、人のやさしさ・
滑稽さ・そして、愛を知り大人へと成長していく。
いっぱい笑え、いっぱい泣ける清々しい漫画。
温かくておすすめな花田少年の成長物語。
ギャグ・号泣系マンガ。忘れてしまった
「少年」の日のひたむきさを思い出す…
そんな大人にもおすすめな漫画である。

〜あらすじ〜

近所で評判のいたずら少年花田一路。
一路を見ると犬や猫だけでなく、虫たちも逃げ出し、
一路が通った後はぺんぺん草も生えてこない!
と言われるほどのいたずら坊主の悪たれ坊主。
自称正義の味方の一路は
「カラーテレビを買え」と祖父を人質に取り
(この時点で正義の味方じゃない)母に要求。
テレビをバットで叩き壊したり!と、やんちゃがすぎる。
そのやんちゃぶり、悪童ぶりには、
家族もあきれ、ほとほと手を焼いていた。

ある日彼は自業自得で交通事故に逢ってしまい、
臨死体験(幽体離脱)する。
この世に未練を残し幽霊となりさまよっていた
「ユキ」と出会い、蘇生を果たすが、
一路は幽霊が見える・話せるという
ありがたくない能力を得てしまう。
一路は、おばけや幽霊の類が大嫌いなのだ。

頭を9針も縫う大怪我を負った一路は、
つるピカハゲ丸そっくりになってしまう。
そんなハゲ丸一路の所にこの世に未練のある幽霊たちは
「成仏したい」とやってきて無理難題を押し付けてくる。
はじめは嫌がる一路だったが、なんだかんだで
幽霊の要求を聞き、幽霊助けや人間助けを行う。
切ない思いを抱いた幽霊から、
「おっぱいをもみたい」と切望する
しょうもない青年の幽霊など、悲喜交々が描かれる。

父のいない親友壮太との号泣エピソードや、
同級生壮太と桂が家族になる物語、
花田少年の初恋エピソード「りん子」編など、
ほろ苦くてあまずっぱいCANDYみたいな物語や、
桜、ひまわり、かたくりなど花を冠した
極上のストーリーが満載。

後半、実は花田家の男は、幽霊に縁の深い一家だ
ということが暗に示されている。
そりゃあ、花田家いい男?が多いわけだ。

全5巻。講談社、アッパーズKC。
4巻で「花田少年史」の物語自体は完結したのだが、
5巻(番外編)では花田少年の新たな活躍が描かれる。

〜5巻のあらすじ〜

ついうっかり洋平らクラスメイトたちとの
「約束」を破ってしまった花田一路は、
「絶交」をつきつけられてしまい仲間はずれに。
ひとりぼっちになってしまった一路に
話しかけてきたお姉さんを見て、
一路は彼女が幽霊であることを見抜く。
お姉さんの頼みは、去年の夏に洋平が
お姉さんとした約束を思い出させること。
…洋平の奴も約束忘れているじゃないか
と思いながらも、一路はそのことを洋平に
伝えようとするのだが…。
「約束」「走れメロン!!」

クリスマスにはカラーテレビを!
花田家において、家族5人の願いで唯一
叶えられるのは一人分だけ。
全員が我慢を知らない花田家においては、
声高に自分の主張を言い合うだけで何も決まらず
結局ケーキを食べるだけに収まることが多い。
だから一路は、クリスマスプレゼントに対し
憧れが人一倍強いのだ。
テレビがほしいと思いながら自転車を漕いで
いた一路は、自転車同士の事故に遭い、
相手方のおじさんをケガさせてしまう。
おじさんから
「家に丸一年帰っていないのだが、
息子にプレゼントを届けてほしい」
と頼まれた一路は、
息子さんがいるという中学校に行くのだが…。
「クリスマスにはグローブを買って」

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posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆★のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
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