2012年04月25日

漫画『しょんぼり温泉』小田扉

諸掘町は山に囲まれた温泉などを有する観光地。
20年ほど前は「毎日殺人事件が起こる町」
(2時間サスペンスのロケ地として重宝された)
として活気もあったが、今じゃ閑古鳥が鳴く始末。
自虐的に「世界一客が来ない温泉地」を
キャッチコピーにしてしまいかねない勢いだ。

食堂の娘である島守巻子は町を出ていく人の多さと、
活気もやる気も感じない大人たちに業を煮やす。
自らの手でなんとかこの諸掘温泉街を
復興させようと子分の小学生たちを使って奔走。
しかし、多くの住人が本当に何もない町と自覚する
この町でやれることはたかが知れている。
あえて言えば、何もないことが最大の強みだ。
大人はやらせに走るが、こどもは正攻法?での
町おこしをめざすのだった。
珍しく訪れた人がふたたびこの町に来てくれることを
願って、巻子と弟分のタカ坊たちは願いをこめて
「またきてね」と叫ぶのだった。

P2012_0423_190032.JPG


味のある絵と世界観がマッチしている。
人情味あるヒューマンドラマと
キラリと光る笑いがおもしろい脱力系ギャグ漫画。
『団地ともお』ファンはあわせて読みたい作品。
集英社 ジャンプスクウェアコミックス 全2巻
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
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 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
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