2011年09月18日

漫画『恐怖新聞』つのだじろう

怪奇現象などの未来を予知する新聞
「恐怖新聞」に魅入られた鬼形零。
この恐怖新聞を読むと100日寿命が縮んでしまう。
しかしその魔力によって読まずにはいられない。
基本的に鬼形にしか見えない恐怖新聞の内容は
他の者が見ても何の変哲もないただの新聞。
宇宙人との遭遇や怪死、自らの不吉な未来を予告し
それが100パーセント実現する。

また恐怖新聞は「死神」的側面を持ち、
作中実際に死神や閻魔大王的な存在も登場し
鬼形礼を追い詰めていく。

恐怖新聞を配達するのは元新聞配達員の悪霊
(ポルターガイスト)である。

悪霊と恐怖新聞は深夜0時頃やってくる。
窓を閉めたり、雨戸を閉めても、
突き破って入ってくる。(画像より)



井戸の中で夜を迎えるはめになったときも
執拗に鬼形を慕いやってくる姿は
律義な忠犬ハチ公そのもの。
しかし、かわいさは皆無の悪霊だ。…いやすぎる…

ちなみに恐怖新聞に書いてある内容を
変えようと働きかけると、
その者が代わって被害を受けることになる。
悪霊はとり憑いた鬼形零を恐怖のずんどこに
落とすことが生き甲斐?のようだが、
助言をすることもある。
また、鬼形零に対する独占欲が強いので
鬼形に他の悪霊がとり憑こうとすると嫉妬し、
追い払おうとする。

物語は心霊現象・超常現象の類をまるで信じない
主役の鬼形少年の元に不吉な恐怖新聞がやってきて
未来予告をし、実際に怪異現象が起こる長編形式と
鬼形少年がいろんな怪異現象を脇役として
報告するという短編形式をとる。



心霊・悪霊・呪いやUFO、臨死体験などの怪異が
次々と起こり、人々の暮らしに暗い影を落とす。
人が亡くなるような悲惨な物語もあるが、
反面怪異を通し登場キャラが人間的に成長することも。
まぁたいがいろくな目に遭わないが。

クセのある絵が気にならなければ、
特にオカルト好きの方にはおすすめできる内容。
☆☆☆★ 秋田文庫版全5巻


恐怖新聞 (1) (秋田文庫) [文庫] / つのだ じろう (著); 秋田書店 (刊)
ラベル:ホラー漫画
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
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 まさか漫画家になるとは
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 そして実際なりません
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