2011年09月14日

漫画『元祖!浦安鉄筋家族』浜岡賢次

千葉県浦安市を舞台にパワフルな変人奇人キャラが
織り成すおおげさな漫画的誇張表現溢れる
ハイテンションギャグマンガ。
【浦安鉄筋家族】の続編にあたる。
『浦鉄』、『浦筋』などと略されることも多い。
また続編として『毎度!浦安鉄筋家族』がある。



【あらすじ】

3年生に進級した大沢木小鉄は一年中海パン一丁で
すごすことができるパワフルな健康優良児。
本来大ケガ必至の無鉄砲な行動をしても
異常な回復力で次のコマでは元気に走りまわっている。
学校が大好きで365日学校に登校し、
国籍・学年、大人の区別なく誰とでも遊べる。
根が恐ろしく単純なため暗示にかかりやすい。
体育が好きで、特にマラソンとプロレスが大好き。
基本的に勉強は大嫌いである。

クラス替えによって「小鉄軍団」と称される
仲の良いメンバーが一堂に会すことに。
極貧生活とクレージーな母に悩む土井津仁。
(本作の浦安では冬の間記録的な大雪に見舞われる
ことが多く、中でも浦安一寒い仁の家では
寝ると凍死するレベルになる) 
金持なのだが、不幸請負い少女でもある菊地あかね。
小鉄のお隣に住んでいる元気な関西弁の西川のり子。
ガリガリ君(ガリガリさん他に名称変更)を
一日200本食べる鈴木フグオ。
まともで誰にでもやさしい「普通」の上田信彦。
パリーグのロッテを溺愛する野球バカ涙。
熱狂的な小鉄信者であり、小鉄のために
がんばりすぎてひかれてしまう親父顔の金子先生。
黒魔術にやたら詳しく存在感の薄い中田さん。
学校の給食をすべて平らげてしまう
大食い&早食いの野村(ノムさん)。
などなど個性的な問題児を抱える3年1組の担任を
任されたのは小鉄や仁に対抗できる長崎屋奈々子。
いきなり小鉄・仁に肘鉄を喰らわせた奈々子により
小鉄たちの旧担任だった超問題教師春巻学級の
ときのような無秩序な学級崩壊は阻止された…
かのように思われた…。



しかし奈々子によって秩序が保たれている授業風景は
作者が話を作りづらい…という致命的な欠点が浮上。
無断欠勤やたびたび行方不明に陥ったり、
めんどうくさいから一日体育の授業だったり、
生徒に授業を丸投げし、職場放棄を繰り返す
問題教師春巻が3年1組の担任になることに…。
誰が見ても社会的不適合者である春巻に代わり
実質的にあかねが担任となりその役割を担う
事態に陥っている。
(あかねは特権をちゃっかり利用しているふしもある)
3年1組になれなかったバイオレンスな巨人花子は
このどさくさで3年1組の生徒になっている。



物語の多くは小鉄たちの小学校や放課後、
夏休みなどのハチャメチャな生活を
ドタバタコメディー調で描いている。
また大沢木ファミリーや登場人物たちの親、
芸能人を模した多くのキャラクターが登場し、
ときに主人公的役割を担い、物語に花を添える。
(個人的には稲川淳二さんを模した稲ジュンが
好きである)。
浦安と言えばあのランドが有名だが
著作権の問題もありあのキャラクターは登場せず、
基本的に話題にのぼる程度で代わりに
浦安市民を愛する熱心な名物市長が活躍する。
また浦安の謎のヒーロー「アイアンママ」の
プロレス技は超強力である。



3年1組には定期的にほぼ1回しか登場しない
転校生が定期的に登場し、場を荒らし、
フェードアウトしていくパターンが多い。
基本的に名前が付いているキャラは上田信彦や
あかねの母を除き、例外なく変人ばかりである。
浦安市の住民はノリがいいらしく
小鉄たちの遊びにつきあってくれることも多い。

チャンピオン・コミックス 全28巻 ☆☆☆☆
ラベル:ギャグマンガ
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
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 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。