2011年05月11日

漫画『アマレスけんちゃん』若松公徳

何も持たない口だけの高校生ケンは
パシリとして暮らす冴えない日々。
気の弱い同級生の漫太にだけイバる小者だったが
漫太にすら愛想を尽かされ「負け犬」と呼ばれる。
非常階段で不貞寝するケンにしのび寄る影。

沼田プチョコフである。
日本人とロシア(ソ連)人のハーフである彼は
実は元オリンピックのレスリングのメダリスト。
試合中にウンチをもらしてしまい傷心の末
引退し、現在は高校で教師になっていた。
レスリングを勧められたケンは部の見学に。
そこには部員になっていた漫太や
男の子を触り放題という理由で部長になった
真正のゲイの人や、精神的に病んでいそうな
間違っても友達になりたくないオタクなどが在籍。

レスリングで自信をつけた漫太はケンを挑発。
漫太はワキガという名の体臭を漂わせる強敵だ。
違う意味で闘いたくないし元々身体がデカイ。
自分を負け犬と罵る漫太。
自分は何も持たない。故に失う者などない。
ケンは漫太と闘い、一矢報いるも敗北。

気を落とすケンだったが、
プチョコフの励ましによってアマレス部員に。
…しかし、人間本質的にそんなに劇的に
変われるわけではない。
ケンはモテたいという気持ちや、
人一倍強い性欲などを持て余し、
おバカな毎日を過ごすことに。
教師よりも生徒に近い(精神的な意味で)
プチョコフはケンを励ましながらもケンや漫太と
いっしょにバカをやっている印象が強い。
『デトロイトメタルシティ』を描いた著者が
放つ異色の作品。

『僕の右手を知りませんか?』

ギターを弾く。
ただそれだけを繰り返す日々のアキラは
高校に通う価値を見いだせない。
そんなアキラの送ったギターテープが
レコード会社の関係者に認められ
一次審査を通過し二次審査に進んだ。
喜ぶアキラだったが、クラスメイトによって
自分の大切な右手を前日に負傷してしまう。
ぷらぷらになってしまった右手。
諦めきれずにギターを演奏するアキラは
キレたかのようにものすごい演奏を披露。
審査員の目を引くが、
それ以上に目を引いたものとは…?

講談社 ヤンマガKCDX
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆のおすすめcomic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 漫画以外だと
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 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。