2011年01月04日

漫画『スプリガン SPRIGGAN』原作 たかしげ宙 作画皆川亮二

かつて現代を遥かに凌駕する古代文明があった。
しかし進み過ぎた科学力や超常現象を引き起こす
強大すぎる力は、両刃の剣でもあった。
そう、人類を滅ぼす危険もはらんでいた。
一枚の伝言板(プレート)はそのことを告げていた。

超古代文明を悪用し、人類が暴走しないように。
ある古代人が残したその警告を守るために戦う者たちがいた。
スプリガン(伝説の妖精、守護者)と呼ばれる
裏社会では知らない者がいない最強集団である。

古代遺跡の保護及び悪用を阻止するために
存在するアーカム財団に所属するスプリガン
たちは超人的な能力を有する。
そしてアーカムの開発したアーマードマッスルスーツは、
飛躍的に筋力を増強させ、物理的な攻撃の耐震性を
強力に引き上げる。

主人公の御神苗優(おみなえゆう)は、
高校生ながら凄腕のスプリガンとして裏社会では
ブラックリストに乗るほどだ。

〜ストーリー〜

かつて絶望的な苦しみと、兵士としての洗脳を
受けたことのある優が、まっとうなお調子者の
高校生として日常を送りながら、
死と隣り合わせの危険な任務スプリガンとしての使命を果たす。
そのギャップがおもしろい。

超人(仙人)的な強さを持つ彼の師匠である朧、
獣人であるジャン、遺跡荒らしの染井芳乃、
暑苦しいボー、有名な傭兵暁巌ら個性的な面々が登場。
現代を遙かに凌駕する超古代文明。
彼らがつくりだした伝説上の生き物や超常現象。
そして、大自然が織り成す神秘と圧倒的な力。
そのある種の魔力を欲する
アメリカ、ソ連(ロシア)、ドイツ、日本などの
某組織などとアーカム(後にアーカム内部でも
不穏な動きが起こる)との戦いを描く。
また物語の後半においては、
優の前に最強の男が立ちはだかったり、
過去に優を洗脳した組織・残党との死闘が
繰り広げられる。

伝説や伝承、聖書や深い謎を残すオーパーツ
などをモチーフにしたものも多く、凝った内容。
紛争や暴力、利権争いがなくならない現状や
人類が抱える山積みの問題が作中強引に解決されることもなく、
未だに存在するというラストがよい。
そしてまだ未知のものや多くの魅力的な謎が
たくさん転がっていると示唆する作風もよい。

小学館 少年サンデーコミックススペシャル
全11巻。 ☆☆☆☆
ラベル:皆川亮二
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほう、なかなかおもしろそうですね
最近の漫画は、ジジイなので読めないのですが、この作品は良さそうです

相互リンクの件、ありがとうございます
申し訳ありませんが、少しお待ちください
くわしくは、私のブログのトップページに、
「相互リンクについて」
と題して、相互リンクの条件を書いてますのでよんでいただければ、ご理解いただけると思います

>了解しました。
Posted by 山口ジジイ at 2011年01月06日 23:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 ずんの飯尾さん、
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。