2009年12月22日

マンガ『桜蘭高校ホスト部』葉鳥ビスコ

超お金持ち学校桜蘭高校に特待生枠で入学した
小市民藤岡ハルヒ。勉強できる静かな場所を
探していたハルヒは、誤って学内随一の騒々しい
場所である【ホスト部】に迷い込んでしまった。
想像した以上に騒がしいおバカな毎日がハルヒを待っていた。
服装に無頓着なガリベン豆だぬき藤岡ハルヒは
学年で異彩を放つ家柄&学力随一の美系にして
イロモノ集団のホスト部面々に気に入られる。
しかも、部内にあった800万円以上はするという
壺を誤って割ってしまい、借金の方として
なぜかホストとして部員になるはめに……。

ホスト部では、暇を持て余したナルシス党の
筆頭党首である「殿」こと部長「須王環」
(自称王子、鈍感&おバカの帝王で超ウザイw
但し人望だけはすごくある)
権謀術数を張り巡らせる
知的腹黒メガネキャラの副部長「鳳鏡夜」。
前世はきっとウサギかはちみつかと言われ、
尋常ではないケーキとチョコレートを貪り食う
うざかわいい「ハニー先輩」。
無口で長身、その包容力で人に留まらず
小動物にも頼られるラストサムライ「森先輩」。
一卵性双生児にして、超がつくわがままで
性格最悪な双子の「光」と「馨」が在籍。
彼らは、同じく暇を持て余したご令嬢たちを
接待しながら毎日をおもしろおかしくすごす。

「扉を開けるとそこは○○でした」という
はじまりと共に、ホスト部員一同がコスプレで
「いらっしゃいませ」と華やかに出迎える
パターンは印象的だ。


【ホスト部 新撰組コス】

ハルヒは、歯の浮くようなセリフを吐いたり、
なぜか「家族」設定で自分を娘扱いする環や
計算された光と馨の双子愛などを冷めた目で見ていた。
だが、段々と彼らと過ごす内に
過去彼らが乗り越えてきたトラウマや
現在進行形で抱える問題などを知り、
彼らのよき理解者になっていく。

物語は、ギャグ要素の比重の高い学園ラブコメ。
だが、ラブコメ要員を自称する王子役の環が
鈍感すぎるため(ハルヒも同様に鈍感である)
ハルヒをめぐる環、光や馨らとのラブコメが進む
のは物語の後半からである。

じれったいお前の愛が 
うざったいほどイタイよw ♪(T-BOLAN)

また、お金持ちから見た庶民との生活のズレを
「庶民ネタ」として笑いにすることも多い。
(なぜか庶民菓子や食玩を集める環w)
海外でも出版されているというこのマンガが
どれほど海外で理解されているのかを考えると
またおかしい。

タイトル「おうらんこうこうほすとクラブ」から
BL本と間違われることも多いがそういう内容
ではない(作者談)。ホスト部及びそれに関わる
キャラクターたちが、人との出会いやいろんな
経験を通して成長していく姿を描いた感動系
ギャグマンガ。妄想少女れんげや、ヅカ部、
黒魔術の猫澤先輩に、毒舌な香南さん、
射るような視線だが穏健派の笠野田君……
と魅力的な脇役も次々と登場する。

☆☆☆☆+ 白泉社 
花とゆめコミックス 全18巻


桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)

桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 葉鳥 ビスコ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2003/08/05
  • メディア: コミック



posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:03| Comment(1) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鏡夜先輩か森先輩…

昔から決められないんです。ほんと、みんな違ってみんないい!

>私はハルヒです。あの辛辣な感じが好きです。
 特に序盤の「理解できないぜ…」っていう醒めたとこが。

 森先輩がガンプラ作っていたのには吹きました。
 男性キャラだと森先輩が一番好きです。
 ホスト部に限らないとボサノバ君と香南が好きです。
Posted by ペコ at 2009年12月22日 15:55
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