2009年12月05日

漫画『珍遊記 太郎とゆかいな仲間たち』漫☆画太郎

かぶき者にして凶悪な強盗として名を馳せた
お尋ね者「山田太郎」は、徳の高い僧侶である
「玄じょう」との壮絶な戦いに敗れ、
すっかり風態が変わり、オバQのような姿に。

そして天竺目指していっしょに旅をするはめに。
隙あらば逃げ出そうとする太郎だったが、
玄じょうからもらったアクセサリーが太郎の頭を締め付ける。
太郎は玄じょうを殺害しようと目論むのだが。

と書けば、『西遊記』っぽい(一部過激派w)
のだが残念ながらそんなにうまくいかない。
立ち寄った酒場でお尋ね者山田太郎は、
高額賞金に目がくらんだバカたちから攻撃を受ける。
しかしそこは圧倒的な強さを持つ太郎。
あっという間に蹴散らしてしまう。
そこに現れた謎の外国人たち……。
太郎を倒そうと目論むのだが……

この辺りから物語は遅々として進まない。
作者自体が、いきあたりばったりで作品を書き
結果、いつまで経っても物語が進まない。
平気で見開き2ページやコピーを多用する、
ドラゴンボールのフリーザパロディーに走り、
ジャンプ掲載時にえんぴつだけの線が載る
(巻末参照のこと)という暴挙に出る。

世界最強の武道家「中村泰造」と称して編集者が
出てきたのには笑った。
(余談だが、この編集者は現在『バガボンド』の
井上雄彦先生の担当をされているようだ。
『プロフェッショナル』(放送当時)
を観ていたら出てきて二度笑えた)

画太郎先生らしさが随所に見られ、
ギャグマンガとしては決して悪くはない内容。
但し、【物語を破綻させる】という禁じ手であり
画太郎先生の真骨頂を発揮してしまった作品でもある。

巻末ゲストが
『なぜこの漫画が少年ジャンプに載ってるんだ』
 と言ってはいけないことを言ってしまっているが
管理人的には、おもしろければOKだと思う。
奇跡の映画化。無駄に豪華な俳優陣w

集英社ジャンプコミックス。全6巻。
新装版ヤングジャンプコミックス版あり。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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