2009年09月22日

漫画『クレヨンしんちゃん』臼井儀人

15年以上にわたり、馴れ親しんだ作品。
しかも舞台は、埼玉県。春日部には知り合いもいますし
街を散策したこともありショックは大きかったですが
私にできることはやはりこの作品を紹介することです。
前に紹介させていただいた文章を加筆・修正して
お届けします。しんのすけがよくやっていた
「死体ごっこ」であってほしかったですが、
現実を受け止めなくてはいけないのが残念です。
たくさんの笑いと感動をありがとうございます。
臼井先生「この御恩は、忘れるまで忘れません」
長文なので、連日で2回に分けて紹介します。

〜あらすじ〜

埼玉県春我部(春日部のもじり)に住む野原一家と
彼らと関わる個性豊かなキャラクターたちが
織り成す国民的ギャグマンガ。
ギャグ、下ネタ、バイオレンス、パクリネタや
SF・昔話モノなどを駆使した作風。
家族愛を描いた感動的な作品を入れてきたり、
教訓的な「成長」を描いた回もあり、
読み込んでいくと「勧善懲悪」的なことがわかる。
ちなみに、悪い奴や悪いことを考えている奴は
タバコを吸っている描写が多い。

基本的に安心して読んでいられるギャグマンガ。
だが47巻では登場キャラが死ぬという「禁じ手」を使い
ファンや私をがっかりさせた。
(その後の展開も悪かった)

アニメ化されて久しいが、アニメスタッフは優秀であり
オリジナルストーリーもおもしろく、
今でも毎週欠かさずに観ている。よって、
今後もアニメが続くことが期待される。
(だが、露骨な映画タイアップ&便乗などは
正直もうやめてほしい)

〜キャラクター紹介〜

【野原しんのすけ 5才の幼稚園児】


『嵐を呼ぶ園児』

下ネタ大好き、食欲旺盛、おバカ、すぐ尻を出す
凡人とは違う思考回路を持ち、とてもスケベだ。
スクーターと併走できる走力とマラソンを
完走する体力を持つ漫画的健康優良児。
美人のお姉さんが大好きでナンパしたり、
すぐに恋に落ちる。女子大生のななこお姉さんに
マジ惚れしているが、ナンパ癖は抜けず。
マンガを読んでいると、その時々に人気のあった
女優やタレントの傾向(作者の好み)がわかる。
ちなみに、女性の好みに関しては、一貫性を
感じない。作者も好きだと断言したのは管理人も
当時好きだった田中麗奈だ。

言動からわかる通り母みさえと、父ひろしを
あまり尊敬していない。しかし妹ひまわりも含め
家族として大切に感じているような描写もある。
だらしない性格は、みさえから、無類の女好きは
父ひろしや祖父銀之助から受け継いだ。
自分で拾ってきたシロの面倒は基本的にみないが
自分の都合で散歩に出かけたり(女性がらみで)、
時にやさしさをみせる回もある。
(シロが人にもらわれてしまう話は感動的だ)

お手伝いは、ごほうびがないとやらない。
チョコビなどのお菓子や納豆、カレー、焼肉、
カニ、もち、ジュース、いくらなどが好物。
趣味は、半ケツフラダンスなど下半身を出すこと。
大人をからかうこと。縄のない縄跳び、
マイナスイオン探し、ともだちと遊ぶこと、
アクション仮面とカンタムロボ、写真集鑑賞。
つまり、変態的幼児であり天才的幼児である。
自分自身も恋に生きる人生だが、
しんのすけの言動によって、他のキャラクターの
恋が発展するという恋のキューピッド役を司ることも多い。

名ゼリフ
「いーもんもんじゃんじょん」
「このご恩は、忘れるまで忘れません」
「まーいいやどかり、草団子してくれ
普通の電車は買えないから、本屋は歯医者に困るって」
「成せばなる 洗えば食える 何物も」


【野原みさえ 29歳の主婦】

『ケツでかおばさん』
しんのすけの母。短気でおケチ。寸胴、尻デカ。
胸はぺったんこ。
たくましく、負けん気が強く闘争心の塊だ。
バーゲンと「無料」の文字に弱く、ごろごろしたり
おしゃべりとうわさ話が大好きな典型的な主婦。
甘いものに目がない。
好物はシュークリームといもようかんにせんべい。
しんのすけをすぐ殴るが、最近回数が減ってきた。
姉は「まさえ」、妹は「むさえ」とあまりにも
安易なネーミング。「むさえ」って……。
まさえは、いたずら好きなおもしろおばさん。
むさえは、カメラマン志望のグータラダメ人間。

九州出身、厳格な父とみさえに性格の似た母。
自己評価が高いのは、野原一家の特徴であり、
自分は山口智子に似ている気でいる。
イケメンと宝石が大好きであり、それは娘である
ひまわりに残念なことに遺伝している。
名言は、『こういうだらしない所がしんのすけに
遺伝するんだ』。……でも、もう遅いよ。


【野原ひろし 35歳のサラリーマン。営業係長】

自称『ギターを抱いた旅ガラスエースのヒロシ』
この物語で一番の不幸請負人。
足がものすごく臭く、「ひろしの靴下」の臭いを
嗅ぐとしんのすけ、ひまわりは気絶してしまう。
(最臭兵器)
仕事自体はまじめに行っているらしく、結構上司
から評価されている。職場や出張先に家族が
出むく回もあり、苦境に立たされることが多い。

休日は、みさえに言いつけられて家の家事や、
お色気にやられておとなりの奥さんの手伝いを
したり、トラブルメイカーのミッチー&ヨシリン
コンビなどの面倒事に巻き込まれることが多い。
基本的にダメキャラであるが、最も誠実な性格
のキャラであり、よき父親であったりもする。
サザンと風呂上りのビール、さしみが大好き。
美人に弱い。ゴルフが好き。
愛車はアンジェリーナ。
しんのすけと精神構造がそっくりの父銀之助と
圧倒的に心が狭い「せまし」という兄がいる。
…「せまし」って…すごいネーミングセンス
っていうか親の陰湿な「イジメ」だろう。
人格形成に大きく関わっちゃうだろう?
秋田県出身。ちなみに、母親も変わり者。

私が選ぶ、ベスト話は25巻の
「もらい泣きセールスマン」の回であり、
主人公がひろしの回だ。
夢の世界で「理想の自分」を演じるひろしは
そこで「本当の幸福」を見出す。その姿に感動。
臼井先生は、ひろしに似ているんだろうなぁ
とイメージしている。



全50巻 文庫版は2冊ぶんずつ収録
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:08| Comment(2) | TrackBack(1) | ☆☆☆☆☆のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
・・ホントまさかって感じでした。自分が小学生の頃は周りの皆がよくしんちゃんの真似したもんです。自分も今見ているアニメはドラえもんとクレしんくらいなので非常にショックです。作者のご冥福をお祈りします。

>セイジさんへ

 「クレしん」見始めたのは、ともだちが「おもしろいよ」
 と貸してくれたからだったなぁ。漫画がおもしろかった
 から、アニメも見始めたんです。確か「ドッジ弾平」を
 観ていたのですが、しんちゃんに浮気したのです。
 その内容が非難されることも多かったけど、私はこの
 作品が悪影響与えるとは思ったことないです。
 あとジャンプでやっている「いぬまるだし」は、
 結構好きです。
Posted by セイジ at 2009年09月22日 19:03
黙祷。

今年はほんとう、偉大な方がたくさん逝ってしまいますねぇ・・・

>でもこればっかりは、どうしようもないことですからね。
Posted by ペコ at 2009年09月24日 22:25
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 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想してません。そして
 実際なりませんでした。
 スピッツとミスチル
 バンプと米津玄師と
 back number
 をよく聴いています。
 最近だと近眼の白目
 (King Gnuの白日)
 に鳥肌たちました。