2009年03月08日

【井の中の蛙】

井の中の蛙は大海を知らず。ただ空の高さを知る。

世の中不況で不安だらけで、先行き見えなくて、すっきりしません。

不安を取り除く方法の一つに、上を見るか・下を見るかがあります。
空や海、大きな川や山とかを見て自分の悩みなんてちっぽけなものさ
と思うのか、自分よりも矮小(だと感じるような)存在を探して、
一安心するというやり方です。

どちらが優れた考え方だとか論じる気持ちは毛頭なく、
人と言うのは大きなもの・揺るぎないものによりかかりたくもなるし
自分よりも小さいものを見て、自分の方がマシだ
と考えるフシもあります。

大きなものを対象にしすぎると、自分のキャパ(許容範囲の意味で)
を超えてしまうかもしれません。
反対に小さきものだけを自分のキャパにしてしまうと、
そこ止まりの人間で大概終わってしまうものです。

井の中の蛙はたしかに、海の大きさを知りません。
しかし、空の青さや高さは認識できるかもしれません。
それが蛙にとって、何の意味もないかもしれません。
井戸から出られないのであれば。
いたずらに「世界が広い」という事実を知っていることが、
幸せに繋がるかどうかはわかりません。

蛙は井戸にいる自分よりも小さな虫を発見するかもしれません。
蛙にとっては食べ物であり、自分よりも矮小な存在です。
蛙は優越感を覚えるのでしょうか?
それとも虚しさを覚えるのでしょうか?

世界の人々の大半は、「狭い世界」でのみ生き、一生を終えます。
同時に、自分は世界中を旅していると豪語しても本質的には
「狭い世界」しか知らない人も実際の所、多いのかもしれません。

「世界の大きさ」や「宇宙の広さ」を実体験できないのであれば、
それは路上に落ちている無価値の石や、
空中に舞う塵・芥と同価値なのかもしれません。

大きなものは近すぎると見えないし、
小さなものはよほど目を凝らさないと見えません。
同時に「目に見えない」ものが人によっては最高に価値のあるもの!
ということもあるので、余計にむつかしくなっちゃうんです。自戒。

アメリカの失業率が8,1%は日本の失業率の約2倍ですが、
だから安心できる!ということではないのです。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 ずんの飯尾さん、
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、旅行、
 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。