2009年01月04日

漫画『サイボーグ009』石ノ森章太郎

サイボーグ(超人)となった9人の「人間」の活躍や
心理的葛藤と精神世界を描いた冒険活劇調作品である。

だが未完であり、本来作者が書きたかったであろう
「神々との戦い」編が描かれていないため、
欲求不満を覚えた。

国籍の異なる魅力的な主人公たちの特殊能力を駆使した
凝った戦闘シーンなどもあるが、
この作品の魅力は前述した心理的葛藤と精神世界だと思う。

ジョーとフランソワーズの言葉にできない男女の心の機微、
決して自らの心を理解してくれない他者に対する苛立ち、
自らがサイボーグであることに対する自己嫌悪。
人間(大人)が抱える諸問題に踏み込んだ点である。

赤ん坊であるイワン(001)が最大のブレーン(頭脳)にして、
ある種超然とした人格を有し、精神的支柱であるという事実。
哲学的な発言も多く、コミカルなサイボーグキャラもいるものの、
この漫画が「大人向け漫画」であることは明白である。

正直自分の中で消化できていない感があり、未完ということで
採点は自ずと辛くなる。文庫版で全23巻と長丁場、でも未完。

今年は2009年と言うことで、
「009」をもじって読売新聞の元旦に一面広告が出ていた。
また、結構代々的にメディア展開するみたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090102-00000049-spn-ent

「オフィシャル……イワンが小さい」
http://www.009.tv/
ラベル:格闘漫画
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
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