2008年09月16日

「めざましと明日の記憶」

9月15日 憂愁の名月見れず、がっくり。

9月16日 皆藤愛子様の皆目麗しい顔とうぐいすのような声が
    
    聞けずにがっくり。
   

私の一日は、コーヒーと皆藤愛子様ではじまる。

めざましで、ミスチル「HANABI」の2週連続首位を知り、喜ぶ。

もうそろそろ、愛ちゃんの出番だぞと期待していたら、

んっ?この声は違うぞ……。……別の人が天気を読んでいる。

「台風13号が、西日本に上陸。諸地域の方は警戒を……」

その辺りでがっかりしてテレビを消す。仕方ないので、

脳内の記憶を総動員して本日の愛ちゃんの天気予報を妄想する。

かわいいイラストとかは、台風警戒情報だなとか推理する。


……自分の書いた文章を読み返して「この人きもい!ひくわ〜」

と思ったが、このブログを観に来てくださる方はせいぜい120名様

くらいなので、荒れることもないでしょう。

西日本の方は、台風に十分のご警戒を!



「明日の記憶」(荻原浩著)を読んで、ぼろぼろと涙がこぼれた。

やばい。号泣する準備はできていなかった……。

この本、浅田次郎氏の号泣系の小説と同じで電車で読めない。

拙ブログでの「明日の記憶」紹介文はこちら。
http://book0001.seesaa.net/article/106593972.html


岩井志麻子やS・キングが書くホラー小説は確かに怖いけど、

「明日の記憶」や「アルジャーノンに花束を」のように

「自分が自分でなくなってしまう」感覚や絶望感、

「大切な人との思い出が消えてしまう」

という恐怖も甲乙つけがたい。小説でも触れているが、

「忘れることは確かに必要」だ。悲しみやつらい出来事が

飽和量を超えたら、人間は生きていけないだろうし、笑って

生きられないかもしれない。私の好きな、ミスチルの「CANDY」

「Sunrise」、中島みゆきの「傾斜」とかを思い出してまた泣く。


日常に支障をきたさないようにと、主人公は周囲が奇異に思うほど

メモを取り、日記を取るようになる。妻のサポートによって、

食事療法をしたり、大好きな酒を控えたりと努力もする。しかし、

効果は上がることなく、どんどんと症状は悪化していく。


自分が忘れてしまったことを、日記やメモを見て知り愕然とする。


人は悪口をよく口にする。悪意ない冗談かもしれないが、受取り方は

人によってまちまちだから、思わぬ反撃を受けることもあるだろう。

誰もが年をとることを知りながら、誰もが自分が実際に年をとるまで

老いを実感しない。または、見ざる・言わざる・聞かざるをする。


正直管理人は、昨日の記憶はおろか今日の記憶もあやふやという

体たらくだが、大切だと思う人やものをより大切にしたいし、

いろんな立場の人やものごとに対して、温かい目を向けたいし、

寛容になりたい。明日を大切にしたい。

…………なんか読書感想文っぽくなってしまった。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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