2008年08月30日

漫画『メトロポリス』手塚治虫

天使の容姿と悪魔の超能力を要する人造人間ミッチイを
生み出した人類だったが、ミッチイはロボットを残酷に扱う
人間に牙を向く。そして、ロボットの反乱が起こる。
「科学の暴走が、人類の滅亡をまねく」という警句を込めた
手塚作品初期の鉄腕アトムの原型的名作。発表は、1949年!
そのせいか、印刷が粗い箇所がある。角川文庫版。

太陽に突如現れた大きな黒点「大黒点」にの影響で、
人造人間ミッチイを筆頭に、ミッキーマウスと酷似した
ヒトより巨大なネズミや、ハチ、人食いバッタが発生。
巨大なカボチャが人家を壊し、結局そこを家にする者や
二十キロの巨大ミミズを、魚をエサにして釣りをする者が現われる。

人造人間ミッチイを悪用しようとするレッド公が現れたので
開発者ロートン博士はミッチィにお面をかぶせ、こっそり
暮らしていたが、レッド公に所在を突き止められてしまう。
そこに、手塚作品にたびたび登場するヒゲオヤジが現われ、
レッド公の魔の手からミッチィを守らんと立ち上がる。
ミッチィは、ヒゲオヤジや同級生ケン一らとともに
「人間らしい生活」を送らんとするのだが、
ミッチイは存在しない親探しを開始し始める。

200808281543000.jpg


人造人間ミッチイ(作中より)

ミッチイは、人間にも動物にも植物にも鉱物にもあらず。
人造細胞にて作られし、人造人間にすぎず。
その身体に仕掛けたる多くの秘密装置により
十万馬力の超人力を発揮し、世界無敵たるべし。
ミッチイの肺は、ヘリウムガス分析作用あり。
深呼吸を成せば、空へ浮かび上がるべし。
その耳は魚のエラのごとく、水中にでも自由に、
息をつづけられるべし。
のどには、ボタンひとつあり、押せばミッチイは
男にも女にも姿が変わるべし。

メトロポリス(METROPOLIS)
作中に登場する近代都市。人口過多。
ビルが群生、空中を小型飛行機が飛び回る。

「ふしぎ旅行記」(メトロポリス収録作品)
大海原で死んでしまい、タマシイだけの存在になった
ケン一だったが、天国の記録係いわく間違いだったらしく
生き返ることを目的に他の生物に乗り移りながら、
世界旅行を続ける。
ラベル:手塚治虫
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 BJ、どろろ、ブッダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
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 そして実際なりません
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