2008年08月26日

「おもひでぼろぼろ」

恐怖の思い出は、消去される。

まだ私が、徳川埋蔵金が出るのだと糸井重里さん同様に信じていた
そんなこどもだったときの話し。

今年のジャニーズの嵐とは、ほど遠い勢いの小さな小さな
つむじ風が巻き起こった。そのつむじ風は砂を巻き上げて、
私の目の中に大分DIVEした。かゆくなった目を掻いた私は、
家に帰り母に目を見てもらった。

「うわぁ」
母が、驚きの声を上げ、水道で目を洗うように示唆。
私は、目を洗った。かゆさはなくなったが、今度は痛くて
しょうがない。母は、私を目医者に連れて行った。
眼医者は、薬品のいやな匂いがしていたし、
目にガーゼをあてている人がいてとても怖かった。
この人たちは目の病気なんだ……とか思っていたが、
このとき自分が患者の中でも重症だと気付いていなかった。

「あぁ、これはひどいね」
T先生は、私の腫れ上がった目を見てつぶやいた。
(関係ないが、Tを二つ続けると泣いてる様だ。TT)
これは、切るしかないね
T先生は、恐ろしいことを言い出した。
私は、危険を察知して逃亡を試みるが、
母と看護婦に回り込まれ、両手を捉れてしまった。
あの時は、母と看護婦さんが魔王に見えたね。
そう、魔王からは逃げることができないのだ。

必死の抵抗を試みるが、多勢に無勢で診察台に
寝かされる。T先生が、注射を構えて待っていた。
あまりの恐怖に私は、再び抵抗するが……。

その後の記憶が全然ない。その後、どうやって
家に帰ったのかとか、どういう経過で目が治って
いったのかとか、全然覚えていないのである。

人間は、自分に起こった恐怖体験や悲しみを消去する
と言うが、まさに全然覚えていないのである。

そして、この体験を思い出すたび、注射を打たれたことや、
その後目にメスが入ったという思い出を覚えていなくて、
本当によかったとしみじみ思うのである。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても気になりますが、覚えていないんですよね。
多分、メス入ってないと思いますけどね。目が腫れただけでメス使いますか(・Д・;)?目薬さして終わりじゃないですか?

>threeさんへ

このときは、重症だったみたいで「切る」という判断が
されたみたいです。最近は、市販の抗菌目薬とかで治す
ことが多いです。一週間位前にできたものもらいは、
抗菌目薬で治りました。やはり目をこするのはよくない
みたいです。
Posted by three at 2008年08月27日 00:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!
などを信条とするブログ

2943871(にくしみはない)
11028349(ひとにやさしく)

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と野球観戦と
 カラオケ、 昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、シャワー、
 旅行、本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想してません。そして
 実際なりませんでした。
 スピッツとミスチルを
 よく聴いています。