2008年08月08日

漫画『逮捕しちゃうぞ』藤島康介

交通課の美人婦警コンビ辻本夏実・小早川美幸の魅力的なヒロインを
軸に描かれた傑作漫画。
犯人との格闘シーンやバイク・カーアクション、メカ満載の内容で
コメディータッチ。基本的に短編形式で描かれていて読みやすい。
画力(特に魅力溢れる人物キャラ)の向上が著しい漫画であり、
バイクやメカの描写が非常にリアルである。

人情溢れる「家出人探し」や、近所に蔓延る迷惑スクーターおばさんや
「正義」をはき違えた迷惑なストライク男とのおふざけ対決、
性質の悪い犯罪者との対決、二人の配属する墨東署での恋愛事情や
珍事件、夏実と美幸の仕事ぶりや日常などをおもしろおかしく描く。
時にワルノリ、暴走することのある二人だが、正義を貫く姿勢や、
コンビ間の信頼感はまさに相棒・ベストコンビの名にふさわしい。
またマンガの持つ世界観は爽快であり、痛快。全7巻。愛蔵版5巻。

辻本夏実(つじもとなつみ)

直情径行の弾丸娘。勧善懲悪の時代劇が好きで竹を割ったような性格。
美幸といっしょに住んでいる。
ややだらしないが、仕事や相棒である美幸に対しては
いつだって真摯であり、正義感に溢れている。
大飯喰らいでありながら、プロポーションは見事であり、
抜群の体力を有し、バイク、ビーチバレー、野球などにおいて
高い運動神経を誇る。エレキギターを弾きこなす音楽の才もある。
力自慢の署内においてもトップクラスの怪力無双である。
(署内のアームレスリング大会で次々と勝ち、課長とほぼ同等の
力を有する。課長は実は怪力であることがわかる)
→バイクを屈まずに持ち上げる、公共物やドアを簡単に破壊できる。

好みの男性のタイプは、渋めのおじさんであり課長がこれにあたる。
意外に料理が得意であるが、片付けるのは苦手らしい。
酒癖がものすごく悪く、泣き上戸のからみ酒。
そのことが原因で美幸と中嶋と気まずくなったり、
美幸にしなだれかかったりしている。
白バイ警官に憧れを抱いており、実際にその運転技術はとても高い。
しかし、自分でメンテナンスをするのは苦手。趣味は筋トレであり、
肉体美を自慢しているが、男は夏実の筋肉・腕力を知るとドン引き。

小早川美幸(こばやかわみゆき)

凝り性、妥協を許さないまじめな性格。だらしない夏実と対照的
プライドが高く、機嫌が悪いときは恋人である中嶋に
レンチを投げるほど扱いづらく、攻撃的な一面も。
カや工学、雑学など広範囲の知識を有し、勘が鋭く、
犯罪者の心理や意図を読むのがうまい。時にその高い洞察力・
推理力や人間分析が仇となり署内メンバーの心を傷つける。

夏実同様に高い運動能力を有し、キーボードを弾くのがうまい。
愛車の「トゥデイ」を筆頭に、車やバイクに対する造詣や愛情が深く
暴走行為や越権行為に走ることも。
また、メカの薀蓄(うんちく)を傾けるのが好きらしく、
男はその異常なまでの美幸のメカマニアっぷりに引く。
一種「自分酔い」的な演説をぶる時もあるが、
その内容は的外れでなく、しごくまともである。

ストライク男

マスクと野球のユニフォームに身を包んだ変態であり怪人。
独自の(身勝手な)正義を押し付ける性質の悪い「正義の味方」。
作中夏実と同等の破壊行為を繰り返す。
ハーレーにまたがって移動するが、腕力・脚力共に怪物級。
死にそうで死なないという「不死身」なお約束的ギャグキャラ。
自分の投げたボールを完璧に打ち返す夏実を「ホームラン女」と呼び、
ライバル視している。
単純な性格なので、小学生といっしょに「世直し」をしたり、
悪者に利用されたりする。
また、「女の涙に弱い」という弱点がある。
季節や場所柄に応じて、「ビーチバレー男」「サンタクロース男」
となり、二人の前に姿を現す。素顔はトップシークレットらしい。
補足 著者は「テイルズ」シリーズのキャラクターを描いてもいる。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
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 本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しませんてした。
 そして実際なりません
 でした。