2008年06月27日

「高騰」

一昔前、日本には「土地神話」というものがあった。
土地は、どんどん価値が上がり続けた。
放っておいてもどんどん価値が上がり続けた。
根拠なんかなかった。
ただ、日本の景気がずっと上向きだったことと、
土地が有限であることに起因する。
土地が上がることは、水が下に流れるのと同じ位
「自然」なことだった。

今では信じられない話だが、
「円を持たず、借金してでも、土地を買う」
ことが莫大な利益を生んだ時代があった。
ある企業グループの話をしよう。

土地を担保に借金をし、新たに土地を買う。
土地を買うことで、企業の利益はなくなるから、
税金をほとんど納めずに力を蓄えられる。

某グループはそれで巨万の富を築き、繁栄を強固なものにした。
元ネタは、漫画「銀と金」(福本伸行著)である。

ホントか嘘かはともかく、日本の土地をすべて売れば
アメリカ全土を2個買えると豪語した過去があるほど、
日本の地価は以上に高く、かつ必ず値上がりするという
「金の鶏」のような存在であったのだ。
そして、その背景で地上げ屋が跳梁跋扈。
土地と言うものは、広ければ広いほど利用目的が広がり、
使用価値が上がり、より多くの利益を生むからだ。

その後の崩壊はともかく、部分的に地価高騰がまた
始まったらしいが、将来海に沈みかねない土地に固執
するのもどうかと思う。

200806272046000.jpg

地上げ屋(とうとうこの幼稚園にも地価高騰の波がby風間)
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【安寿(あんじゅ)】管理人
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
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 そして実際なりません
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