2018年11月30日

漫画『ブラックナイトパレード』中村光

黒いサンタから思わぬ形でクリスマスプレゼントを
もらうことになった日野三春。
サンタの格好をした者たちだらけの
謎の新しい職場で素敵な仲間志乃、鉄平と出会う。
三春はあやしげな仕事を任されるがあっさり順応。
なんとかやっていけそうと思っていたのだが…。

ボーソン練馬北口店で深夜コンビニの仕事をこなす
日野三春。仕事をサボり倒す同僚田中皇帝(カイザー)、
それを見過ごす店長。
来店する厄介な客にうんざりする日々。
大学落ちて、就職決まらず、はじめたバイトもはや3年。
自分がほしいクリスマスプレゼントは内定だ。
腹立たしいことが続き、コンビニの廃棄ケーキを
持ちだした三春を見つめるのは黒いサンタだった。

黒いサンタによって勧誘(誘拐)された三春は、
北極のサンタハウスで働くことに。
手取り30万円、賞与あり、寮付きとすてきすぎる好条件。
同僚の志乃はかわいいし、イケメンの鉄平は親切だ。

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ブラック職場から一転し、外の景色は真っ白な銀世界。
条件よすぎてかえってあやしさ満点の職場。
三春はさっそく不思議な任務を任される。

いい子は赤いサンタさんからプレゼントがもらえる。
悪い子は黒いサンタからがっかりプレゼントがもらえる。
三春はカンニングしたり、花壇の花を引きちぎる
悪い子たちを絶妙にガッカリさせるプレゼントを選択。
三春は天才的な才能を発揮し、周囲から期待を寄せられる。
だが精神的な負担が思いのほかキツい。
また上司の帽子さんのパワハラに遭い
志乃さんのダークな笑顔にひいてしまう。
そして天敵との再会…。

語られていく志乃の悲しい過去とサンタへのあこがれ、
三春の幼少期の不思議体験。
死んだとされる赤いサンタの存在。
物語は数々の謎を未だ内包している。
ひねりの効いたギャグファンタジー。
集英社ヤンジャン 2巻〜 ☆☆☆☆+
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2018年11月23日

漫画『青春兵器ナンバーワン』長谷川智広

兵器だった人造人間零一が一高校生として
青春を楽しむため武器を捨て生きる道を選んだ。
彼と敵対関係だったエージェントのエージは
零一を本能的に憎めずなぜか同居することに。
破壊を目的に生まれた者と彼らに対抗するため
同様に青春を捨て生きてきた者とが
友情を育んでいくという学園ギャグマンガ。
基本的に人(キャラクター)を肯定的に捉えた
人間讃歌型のポジティブストーリーは
読んでいて心地よく安心して楽しめる。
あとおまけページを読んでいると、齋藤優担当編集が
作者に与える影響がでかすぎて存在感が半端ない。
次作も大いに期待してやまない。

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科学者モサリーナは助手であるNと共に
人造人間を作った。その中で偶然の産物から
ナンバーワンと呼ばれる最強の兵器を生み出した。
世界を自分の思い通りにできる!
という邪心が生まれた彼とNはたもとをわかつ。
モサリーナはナンバーズと呼ばれる兵器を
作り出し、特に1ケタのシングルナンバーズは
世界に脅威を与える存在と言われている。
これに対抗するためにMAPPOと呼ばれる
組織が生まれた。身寄りのなかったエージは
この組織に拾われ教官らに育てられた。
ナンバーズからの脅威から人々を守る!
という使命を持ったエージは高校に入学。
クソ真面目が服を着たような無趣味な男は
身分を隠して学生に。だが独特の自己紹介をかまし
名乗ってないのにエージェントのあだ名がついた。
歩くたびにザッザッと音がし険しい顔の彼は敬遠され
友達ができぬまま月日が流れた。

そんなある日転校生がやってきた。
難波零一(ゼロイチ)、頭にボルトがささった2頭身。
平和大好き学園から来たとのこと。嘘だろう?
あいつ、ナンバーズじゃないか!
驚愕するエージはゼロイチを連れ出し彼に問いただす。
ゼロイチは本気で青春を楽しむために組織を飛び出し
学校にやってきたと知る。
刺客として現れたナンバーズを撃退し、
友達にならないかと呼びかける零一にとまどう
エージだったが彼と同居することに。

覚悟をもって武器を捨て、人生を楽しもうとする
零一の姿にとまどうエージだが本気だと知る。
世界の脅威と呼ばれ、恐怖の対象だったはずの
兵器が簡単な問題も解けないバカでシャイな存在。
混乱しながらも腹割って本音で語り合える
親友へとなっていく二人なのであった。
そしてクラスメイトの七倉潤委員長がエージの
護衛対象であり、彼女を狙って刺客が現れる。
(モサリーナの助手のNは彼女の父で失踪中)

また零一を慕うハチや武士ゴロー、親友ツー、
お姉さん的存在のナナら零一に味方する
ナンバーズの面々も合流。
ナンバーゼロスリー、ゼロシックス、ゼロナインは
組織側であり敵対関係である。
だがまぁそこはギャグマンガなので、
徐々に和解というか尊重していく関係になる。
最終回直前のみシリアス展開となったが、
基本的にほぼ前篇通してギャグ満載のストーリーが
繰り広げられた。
全7巻 少年ジャンプコミックス ☆☆☆☆★

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【好きな子とバッタリ出会う!
 しかしそこにはハチの権謀術数が!】

〜キャラクター紹介〜
(作品を読んで楽しみたい方はネタバレもあるので注意)

零一…シャイなアンチクショウな内弁慶。
少女漫画8000冊読んでも、恋愛に詳しいわけでない。
ひとめぼれしたアンヌに対してのアプローチは
ハチいわくストーカーのそれと切り捨てられる。
サンタクロースを信じるなどピュアな一面も。
モテたいのにモテない(非モテ)、
イベントの主役になりたいのになれないなど
リア充にあこがれる兵器は泣き虫で嫉妬深い。
青春を楽しむために覚悟をもって生きている。
青春の象徴であるジャンプが大好き。

エージ…自分を助けてくれたMAPPOや教官への
感謝から頭カチカチの面白みのない堅物だった。
零一らと青春の日々を模索していく中で、
料理の趣味もでき、人間として豊かな感情を
持つようになった。想定外なことが起こる嵐の中で
常識的なツッコミが冴え渡るが、特殊な環境で
育ったからか本人は天然ボケな一面ものぞかせる。

ハチ…零一に対する忠犬っぷりはまさにハチ公。
そのサポート能力は群を抜いており、零一への
過保護っぷりはエージにあきれられるほど。
恋愛面や青春の数々の困難を保護する姿は狂気。
そのリア充っぷりは零一から妬まれるほどである。
作品になくてはならない存在と言わしめた。

アンヌ…エージと幼なじみのエージェント。
転校生として登場し、その容姿から零一に
ひとめぼれされるが、中身は意地汚くおっさんっぽい。
アホなので終盤まで零一の正体に気づかない。
戦場ではいつ食べられなくなるかわからないので
無料で食事ができる状況になるととてつもない量の
食糧を体内に取りこむことができる。
その姿は化物そのもので容姿にほれこんだ
零一はその姿を見て泣き叫ぶ。愛が足りない。

委員長…この物語のヒロインで成績優秀、
人望も厚く、巨大特殊車両を乗りこなし、
漫画アシスタントの才能もあるなどハイスペックな
完璧超人なのだが、いかんせん読者人気は低い(笑)。
ゴローの主人(つまりムツゴロウ)となり、
動物好きが昂じて周囲をひかせるほどの愛情表現を
かましてしまい、エージと恋仲に発展する気配なし。

ゴロー…委員長に食事を与えられたことで
武士でありながらペットとして生きることを選択。
クマのような容姿であり漫画随一の人気キャラ。
高校の飼育小屋の中にいる姿はハチをひかせ、
ツーを驚かせた。本当にそれでいいのか君は?

ツー…兵器だった頃の零一の名付け親であり
唯一無の親友だったが「失敗作」と言われる
重大な欠陥を持っていた。莫大な電力を要する
彼はコンセントなどの電力供給がないと、
姿が劣化しツーとしか言えなくなり作画労力が
下がってしまう。(描くのはラクになる)
零一と共に元々青春にあこがれていた熱血野郎。
ナンバーズたちの兄貴分的存在。

ナナ…人間並みの能力しかないが「予知能力」
というレア能力を有し、恋の相談などが得意。
自分の恋愛探しのために高校にやってきたが
自らの恋は玉砕。まぁそんなもんだよな。
ハチの元カノ。

スリー…ファイブ、ナインらのリーダーであり
一見とげとげしいが、実は料理の達人。
本来のナンバーズの使命である世界征服という
概念ひとつとっても、捉え方次第で全く違う視点が
生まれることを提示した。だがナインからは
アホ上司扱いされるマヌケな一面も併せ持つ。

ファイブ…ゴローと師弟関係にあったが、
ペットとして生きる師匠に驚愕。
作中一番の謎は、医者に診断によると
アザラシだったことである。そんなバカな…。

ナイン…周囲の変な奴や上司に振り回される
しっかり者的立ち位置からエージと交流が生まれる。
冷静でまともだと思っていたが、長い間ライバル
関係にある零一らとお隣さんだったことに
気づかない自分にショックを隠せない。
お茶目である。

東君…三浦春馬(実写版「君に届け」の風早君)
の再来と呼ばれる青春の申し子。
滅茶苦茶性格のいいやつで、アンヌが怪物化しても
愛情が消えない。これは内面に惚れている証拠。
容姿に惚れている零一とは雲泥の差がある。

藤さん…漫画家の卵でその才能は
齋藤さんも認めるほど。
顔の表情パターンが2パターンしかない。

ユウ…エージ、アンヌの後輩にあたる天才児。
全人類図鑑を有し、キャラ付けに余念がないが
身長が低いことが悩み。得意技はキレ芸だ。

フォー…未完成にして最強の兵器と創造主である
モサリーナにいわしめた究極兵器。最終巻で登場。

作者…仕事場が実家から5分なので作画中以外は
食事は実家で食べる。週休2日。ネームができず
齋藤編集に泣きつき、新人担当にも泣きつく。
ウルトラマンとブリーチが大好きとのこと。
自画像ではパンツをかぶっている。
やっぱり齋藤編集とタッグ組んだ方が今後も
良作生むと思うのだけどな…。

齋藤優…鳥山明先生にとっての鳥嶋さん。いや、
もしかしたらもっと大きな存在かもしれない
この漫画の編集担当。おまけページで大活躍。
NHKでジャンプ編集部に100個カメラ置く企画で
齋藤さんが現れたときは思わず歓声をあげた。
(あの番組今年観たテレビでトップクラスだと思う。
冨樫先生を富樫先生と表記していたのは玉にきず)
身内ネタのおもしろさと齋藤さんの名言の多さ、
キャラクターの濃さは異常。作者はイジりながらも
もう一人の父のように感じているらしい。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:59| Comment(0) | ☆☆☆☆★のおすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

【細かすぎて伝わらない漫画選手権】

【スラムダンク】

野球部にボールを返す藤真。
カーブ!!と驚く野球部員。
しかし藤真はサウスポー。
球の軌道は右投手のそれ。
あれは魔球だったのか?

【斉木楠雄の災難】

作者麻生周一先生が
でんぱ組の大ファン。
そのことがわかるのは、
13巻25ページ最終コマ。
新聞にでんぱ組メンバーの
ことがびっしり!!

【はじめの一歩】

121巻の41ページの観客が
クローンすぎるって言うか雑で同じ顔。

【それ町】

3巻190ページ。
天寿を全うし、天に召されるはずだった
シーサイドの店長ウキさんの旦那。
しかしなんの手違いか天国に行かず幽霊として
この世に存在しているが人には当然見えない。
(動物には見えるが鈍い動物には見えない)
彼の趣味はツッコミを入れることだが、
歩鳥には聞こえるらしく無意識に返事している。
やはり歩鳥が臨死体験(死にかけた)ことと
関係しているのだろうか。

【青春兵器ナンバーワン】

1巻109ページ。
選挙候補ポスター。
編集さいとう優を筆頭に月(月野うさぎ風)やら
加藤あいやら猪木やら固有名詞が。
犬もいいが個人的には「はっけよい」が気になる。

【ドロヘドロ】

14巻より。110ページのカレンダーが雑すぎて
一週間ぶん表記がない。
そしてこの作品、林田球先生が一人で描きあげた
ことが判明。18年間本当におつかれさまでした。

【ボクはしたたか君】

したたか君の「イチについてよーいドン」を
丸パクしてテレビのネタにしているお笑い芸人がいて
そいつら最近全然観ないなぁ…。そりゃそうか…。

【サンダーマスク】

手塚作品の中でも問題作のひとつであろう。
単純につまらないのである。
理由は手塚先生が編集担当に押しつけられた内容を
いやいや描いたからである。同様に幽遊白書の
人気キャラ蔵馬と飛影が出会ったエピソードも
編集に押しつけられた作品らしい。冨樫先生的には
納得していないようだが、別に悪い内容でもない。

【銀魂】

銀魂好きすぎて「鎮魂」って言葉が出るたびに
「銀魂」のことを連想してしまう銀魂ファン。
管理人もその一人。

【ちびまる子ちゃん】

まる子の強い味方である友蔵じーさんは
孫に大甘なことで有名。
ローラースルーゴーゴー(おもちゃ)を買ったり、
高級寿司店で豪遊したり、窮地に陥ったまる子を
かばったりとジジバカ全快だが実際は正反対の
性格だったとか。
あれは理想の姿とさくら先生が述懐している。

【キテレツ大百科】

長期アニメとしてフジテレビに大貢献した
この作品の漫画原作は驚くほど少ない。
アニメのためにキャラクター同士のカップリングや
ブタゴリラ、トンガリなどの家族のキャラクターが
確立されたことも大きい。とりわけキテレツの助手
コロ助の存在が大きい。武士を自認するコロ助は
自分のことを我が輩と呼んでおり、私が知る限り
この一人称を使用するのはコロ助と猫のまだない氏
だけである。しかしながら、原作ではコロ助は
ぼくと自称していた。違和感がすごかった。

【パーマン】

バードマンは宇宙の平和を守るため
地球人の中からパーマンを担う人選を行う。
しかしその人選には疑問府がつきまとう。
できの悪い小学生みつお君が1号なのはまだいい。
よしんばパー子、実はアイドルの星野スミレこと
3号もまだいい。しかし、チンパンジーのブービー
(2号)や赤ん坊を選出する意味はさっぱり
わからない。このヘボ采配のせいで悪人に
パーマンの道具が奪われる危機を迎えることも多い。
根本的な責任の所在はもちろんバードマンである。

【ドラえもん】

星野スミレはドラえもんにも登場するアイドル、
彼女いわく自分の心の恋人は遠い場所にいる
と語るシーンがあり、パーマン1号のこと。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 14:46| Comment(0) | 安寿の加齢なる日常V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月16日

漫画『はじめての田中論理』船津紳平

勉強好きのクソ真面目な田中論理が恋をした。
暴走気味に衆人環視の中、五十嵐美月さんに
恋のプレゼン告白をはじめてしまう。
余計なことまでかましてしまい、
思い人から泣いて逃げられてしまった田中。
恋愛は勉強みたいにうまくいかない!
恋愛に方程式なんかない!
と実感した田中は恋愛という難問を
人から学ぶことにした。
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クラスメイトで気のいい男雪村君に助言を請う田中。
しかし、暴走気味な性格は変わらず奇行がめだつ。
初登場時ジャンプを読んでいたが空気を読める
雪村君はマガジンを読むように。
常識人雪村君にツッコまれ、自称恋愛マスター
(ただのぼっち)な天空神神(ゼウス)先輩から
身のないアドバイスを受ける田中論理。
田中よ、ゼウス先輩のアドバイスは
ノートにとるような価値あるものではないよ。
恋愛師匠は小3の雪村妹となり、田中は心から
恋愛の師と仰ぐ。もはやゼウスは過去の人だ。。

周囲を唖然とさせるコスプレをかます田中。
五十嵐さんと徐々にお近づきになるが、
妹からは姉のストーカー(まあそうだよね)
と危険視される田中だった。
しかし、誠実な田中の姿は周囲の人々の
心を動かしていく。

あいさつしてくれただけで好きになる
という恋のきっかけこそ些細なものだが
(やはり彼にはストーカーの才能がある)
作品を通して彼はいい方に変わったと思うよ。
一見融通が利かなそうで、必要と感じれば
柔軟に変われるし素直に他人のこと聞く。
雪村君という親友ができたし、
ぼっちの先輩を一人救ったし。
恋の行方うんぬんよりも、田中論理君が
どう変わったのかがミソのラブコメ。
講談社少年マガジンコミックス
おすすめ同著『金田一少年の事件簿外伝』
全1巻 ☆☆☆★
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:09| Comment(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月09日

漫画『悪夢狩り』原案大沢在昌 作画藤崎聖人

人間を変態させ怪物に変えてしまうドラッグ
ナイトメア(悪夢)。人間を素手で切り裂ける
化け物になるが時間が経過すると元の姿に戻る。
戻るところを見られなければ正体はつかめず、
周囲の人間を片っ端から攻撃する殺人鬼は
野放しとなってしまう。これに対抗するために
拘束されていた「彼」は解き放たれた。

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彼は教師牧原として渋谷の高校に先生として潜入。
ドラッグの売人や使用者などの事件関係者、
ナイトメアやその予備軍がいそうな場所だ。
牧原はテキトーに教師をし、剣持一佐に
見張られながらナイトメア探しをしていた。
学級委員坂本に先生ならなんとかしてくれそう
と言われた牧原はヤクザに拉致された生徒を
助けに出かける。
得体の知れない不気味さを発散させる牧原と、
自暴自棄からナイトメアを使用してしまう生徒。

自らを殺戮生物兵器に変えてしまうナイトメアは
元の姿に戻り理性を取り戻した瞬間に悪夢が襲う。
人を殺した自責の念にかられ記憶が蘇るからだ。
牧原先生はクスリに手を出してしまった生徒たちを
狩るのではなく助けたかったんだね。
バトルファンタジー。小学館サンデーコミックス
全1巻 ☆☆☆
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2018年11月02日

【名著名言集】

まるでおとなのように静かに泣いているのです。
不思議ですね、人間の魂というものは。
たった五ヶ月の赤ん坊にも、この世を去る悲しみが
わかっていたのでしょう。

あなたの使命はあなたが探すしかない。
誰もが自分で探すのです。
私は荒野にいることを選んだのですから、
それで終わればいいのですよ。

『だから荒野』桐野夏生

教師くらい妬みの虫にとりつかれた存在も珍しい…
生徒たちは、年々、川の水のように自分たちを乗りこえ、
流れ去って行くのに、その流れの底で、
教師だけが、深く埋もれた石のように、
いつも取り残されていなければならないのだ。
希望は、他人に語るものであっても、
自分で夢見るものではない。

納得がいかなかったんだ…
まあいずれ、人生なんて、
納得ずくで行くものじゃないだろうが…
しかし、あの生活や、この生活があって、
向こうの方が、ちょっぴりましに見えたりする…
このまま暮らしていって、それでどうなるんだ
と思うのが、一番たまらない

『砂の女』安部公房

(私は仙人に)なれません。なれませんが、
しかし私はなれなかったとことも、
かえって嬉しい気がするのです

何になっても、人間らしい、
正直な暮しをするつもりです

『杜子春』芥川龍之介

やり直すためには、
罪がまっとうに裁かれなければいけない。
嘘の果てには嘘しかないように、
罪の先には罪しかない。

正義の形は人それぞれ違う。
百人いれば百人の正義がある。
だからこそ、明確な正義が必要だ。それが検察だ。
検察の正義は法だけで裁くものではなく、
人として裁く者でなければならない。
佐方は法と人、両方で罪を裁ける人間だ。

『検事の本懐』柚月裕子

私たちが扱っているのは
単なる紙切れではありません。人の気持ち、心です。

『心を掬う』柚月裕子

自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、
その犠牲として
みんなこの淋しみを味わわなくてならない

『こころ』夏目漱石
ラベル:名言
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:28| Comment(0) | ほぼ漫画名言集・迷言集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
戦争はできない
漫画& 漫画と共に生きる
わが漫画ライフに
いっぺんの悔いなし!
などを信条とするブログ

2943871(にくしみはない)
11028349(ひとにやさしく)

【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
 埼玉出身、趣味でブログを
 やっています。
 漫画以外だと
 生駒里奈さんと
 松井秀喜さんと
 本と犬と猫、
 音楽鑑賞と野球観戦と
 カラオケ、 昼寝、お笑い、
 風呂と温泉、シャワー、
 旅行、本屋が好きです。
 
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想してません。そして
 実際なりませんでした。
 スピッツとミスチルを
 よく聴いています。