2010年12月29日

漫画『パーマン』藤子・F・不二雄

パーマン (1) (小学館コロコロ文庫) [文庫] / 藤子・F・不二雄 (著); 小学館 (刊)弱虫でなまけ者の少年須羽みち夫は
バードマンからパーマン1号に任命される。
バードマンは宇宙の平和を守るために戦う超人。
パーマンとは正体を隠しながら
悪者を懲らしめる正義の味方の呼び名。
(超人から見て少し足りないのでパーマン…
ひどい呼び名だ。
まぁスーパーマンだと商標的にもね。)
超人的な能力を身に付けたものの不安。
正体がばれると動物に変換してしまうと
バードマンに脅されるみち夫。

パーマンになったみち夫は、さっそく大活躍し
その仕事のやりがいに気付くが
日常生活ではさえないし、理不尽な理由で
ひどい目に遭うことも多い。
ヒーローはつらいね。
その後、新たにパーマンに任命された2号、
3号…も登場し、地球の平和のために奮闘。
ドジな所も多い、パーマンたちの活躍を描く。



【パーマンの能力】

マスクをかぶると普段の6600倍のパワーを!
マントをつけると時速119キロで空を飛べる。
(アンバランス!!)
またパーマンになると身体が丈夫になる。
(その硬度はあいまい。
ダイヤモンドよりも硬くなるとバードマンは
豪語したが、実際は後頭部からの不意打ちで
失神してしまうし、銃に撃たれると大ケガを
するとバードマンが語っている。
パワーはものすごくあるが、打たれ弱い…
ボブサップみたいだな。)
パーマンエンブレム(バッジ)は仲間同士の
交信に便利。
また口にくわえることで深海に入ることも可能。
ヒーローと日常の生活を正体を知られずに
すごすためにコピーロボットを渡される。

【コピーロボット】
鼻を押すことで、人や動物の能力をコピー可。
誰にも見分けがつかないそっくりな自分の
コピー(スペア)を作り出せる。
みつ夫が押すと弱気で貧弱なコピーになるが、
野球の玉(王)選手が押すとその能力を発揮
するコピーを作り出せる。
またその際に身につけている衣服や
持っている物などもいっしょにコピー可能。

パーマン1号
弱点。ゴキブリ。幽霊。



パーマン2号。【ブービー】
猿である。バードマンの人選はあやしいものだ。
ちなみに人選は、
パーマンの能力を悪用しない者、
正体を明かさない・秘密を保持できる者。
あと正義の心を持つ者である。
初期は動物園の猿だったが、後に家族同様に
かわいがられている設定に変更される。
探し物が得意。動物の言葉を解し心やさしい。
プロゴルファー猿同様にゴルフがうまいのは
作者の遊び心か?

パーマン3号。【パー子】
おてんば。
1号、2号、4号にも素顔を見せない。
実は大人気アイドルの星野スミレである。
ちなみにパーマン1号は大ファンであるが
そのことに気付いていないので
3号に大して暴言を吐くことが多い。
成績優秀、おしとやかと世間の評判が高い。
料理が苦手である。


【職場でのセクハラに悩むパー子さん】

パーマン4号。【パーやん】
大阪のお寺の子。
働き者でお金にガメツい。
自ら運送業を営んでおり、立派な労働精神や
美学を持つしっかり者。
将来的には会社を持ちたい!という夢を持ち
途中からは実際に社長になっている。
東京進出・海外進出も考えているとか。
高い知能や考察力を有し、
悪人の行動パターンを読むことに長ける。

パーマン5号。
文庫版を読んでいたら、何の説明もなしに
パーマンたちといっしょにいた。
おそらく5号と推測。
赤ん坊であり、登場回数も少なく
登場した回で活躍したわけでもない。
「ダーダー」、「ウマウマ」など
赤ちゃん言葉でしゃべる……。
つくづくバードマンの人選に疑問。

バードマン
別名【いいとこどり】。【おいしいとこどり】。
特に彼は何もしていないのに、
最終的にいいセリフを吐いて、
物語的においしい所を取っていく印象が強い。
実は音痴。



怪盗千面相
パーマンたちのライバルの一人。
類稀なる変装技術でパーマンたちを欺く。
単なる悪人に留まらないおもしろい性格を
持つすばらしい敵役キャラクター。
牢屋からの脱走も得意である。

魔土災炎
マッドサイエンティストな科学者。
パーマンたちを亡き者にしようと
コソドロ連盟(全国泥棒連盟)などの
悪党からの依頼によって
時に珍妙な、時に凶悪な発明をし、
パーマンたちを恐怖に陥れる……
しかし、コミカルなキャラクターでもあり
いろいろな偶然も重なり悪事は失敗に終わる。



ヒーローを描いたギャグマンガの代表格。
期待以上におもしろかった。
やられ役の悪者たちもコミカルで愛着が湧く。

☆☆☆☆★小学館コロコロ文庫。全5巻。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 藤子不二雄『SF、パーマン』… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日

『人生ベストテン』

今年も終わろうとしているので、
読者のみなさんにお礼も兼ねて。
タイトルは昔読んだおもしろかった某小説から。
自分の人生を振り返りながら、印象深かったことを。

10位 【好きな子と手をつないだ思い出】

……いきなりの恋バナですね。こっぱずかしい。
たしか小学校4年生のときのことですね。
なんか朝礼のとき
クラスの隣の子と手をつなぐことを担任の命令で
断行させられたんですよ。
その担任は嫌いでしたがその日だけは感謝。
とても手の小さな人でしたね。
汗ばんでいないか心配でしたね。

その人のことは中学生になって、
他に好きな人ができてなんとなく注目しなく
なりました。
風の便りでは情熱的な恋をして、
外国に行った恋人を追いかけていったとか
行かないとか。まぁ、よい思い出ですね。

9位 【お笑い芸人】

高校の催しや大学の文化祭などでお笑い芸人を
見たのですが、彼らはすごいですね。
大笑いさせていただきました。
中でもすごかったのは、テツアンドトモとキム兄。
テツトモは、オンバトで頑張っている
ブレイク前の頃観ましたが完成度が高かった。
キム兄【木村さん)は20分位淡々と話して
いたのですが、すごく話術が高い!
プロはすごいなぁ!!と。

8位 【中学校のK先生】

これはね。某中学校の伝説の先生ですよ。
簡単に言えばクルパーなんですよ。
頭がおかしい。やかんに話しかけたり、
本来注意すべき生徒ではなく、
他の生徒に怒りの矛先を向けどなったり、
女生徒にセクハラ発言をかましたり、
精神的に危ない先生でした。
生徒の間では侮蔑される存在。
先生たちの間でも腫れ者扱い。
ちなみに美術教師なのですが、
自分の服装や顔の造形は美とは最も程遠い所にいる。
そんな人でした。
その腫れ者がいなくなるということで
小躍りしていたのですが……。
ちなみに某中学ではその先生をトレードして
追い出しましたが、代わりにやってきた先生も
かなりの逸材(悪い意味での)…。
世の中うまくいかないもの。
つまりババを引き取る代わりに違うババを
掴まされただけだったのです。

7位 【カラオケ】

管理人はカラオケ大好きなんですよ。
基本的に一人で行くことが好き。
いっしょに行きたい相手もいない…。
愛の短歌を詠み合う相手もいない…。

たまたま人前で歌を披露する機会があって、
アンコールをいただいたことがあって。
あれは、うれしかったですね。
そういえば、中学校の担任に卒業式の合唱の
とき褒められたこともありましたね。
あまり褒められる機会がないので
たまに思いだしてニヤニヤしております。

6位 【就職活動】

私は当時志望していた第一志望の会社に
入社できました。そのときは本当にすごく
うれしくて、社長と人事部長と握手して…。
その会社自体は、入社してすぐ辞めてしまい
ましたが、そこで出会えた人や、つらかった
思い出も今では何とか笑って思いだせます。
それはなんとか頑張っている今があるから。

5位 【よつばと!に大感動】

たくさん漫画を読んできましたが、
【よつばと!】は本当にすごかった。
日常を描いているだけなのに、おもしろい。
宝物や宝箱は日常に転がっているんです。
新鮮な驚きや出逢いはそれこそ星の数ほど
ありますが、数多の星を輝かせる・見つける
のは自分でしなくちゃいけないんと感じます。

4位 【手塚先生のそっくりさんに逢う】

基本的に漫画家のことは尊敬していますが
手塚先生はその中でも先陣を切った開拓者
というイメージが強くて、
まさに神様だと思っています。
私は著名人だと某政治家(たまたま大宮駅前で
演説をしていて見かけた、当時大臣だった)と
ノーベル賞小柴さんの講演に出かけたことが
ありますが、すごく似ていました。
ベレー帽までかぶっていましたからね。
東京の板橋区の某駅の入り口の辺りです。
絶対本人ではないんです。
既に他界されていましたからね。
その日は火の鳥とブラックジャックを読み
天才の偉業に涙しました。
ちなみに今一番お会いしたい漫画家は
楳図かずお先生ですね。

3位 【漢字検定合格】

2級合格。そして準1級合格。
これがねぇ。長い道のりだったからねぇ。
2級、準1級とも二回不合格で、三回目で合格。
勉強自体はすごい地道にしなくちゃいけません。
漢字検定の勉強は基本的に
読みから書きに移行するのがいいと思うのですが
だいたいその級に合格できる目安は書きができるか
どうかです。読みは1点ですが書きは2点なので。
あとは、管轄の省認定の参考書で勉強した方が
いいでしょう。

2位 【美人】

勝手に独断と偏見に基づく美人を10人挙げたい。
人生ベストテンと言う位なので。
漫画の方は決められそうもないので。

桜井幸子。
佐々木希。
皆藤愛子。
エレーナイシンバエワ。
宮崎あおい。
安めぐみ。
田中麗奈。
矢田亜希子。
長谷川京子。
エビちゃん。
あと黒木メイサとか。

1位 【ミスチルとスピッツ】

漫画以外だと
一番人生に潤いを与えてくれたのが音楽。
中でも人生の半分以上で聴き続けているのは
ミスチルとスピッツ。
管理人は歌い方がミスチルだね〜
と言われることが多いです。
もうクセがついているんでしょうね。
ちなみに聴く回数が多いのはミスチル。
カラオケでよく歌うのはスピッツです。
ボンジョヴィとオアシスも同じ位聴きますが
それはここ1年の話なので。

ちなみに今年ですと、訪問者様が1日で
1000名様突破と
月の訪問者20000名様突破(5月)
がうれしかったですね。
重ねてお礼を申し上げます。

あとタイミングを逸したクリスマス映像
『さよなら絶望先生』よりも添えて置きます。


posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 10:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

漫画『じょしらく』原作 久米田康治 漫画 ヤス

特別版 じょしらく   1女子が落語家(噺家)として楽屋で他愛のない
かわいい会話を繰り返す漫画である。



コンセプトは、
女の子のかわいさをお楽しみいただくため
邪魔にならない程度のさし障りのない会話をいただく
漫画である。(本作より)

しかし、原作は久米田先生である以上、
そこにはチラリときわどいネタが盛り込まれている。
異教徒が宗教勧誘にやってきたり、
クスリのネタや領土問題をからめてくる。
出てくる女子キャラたちはかわいいが、
やはりどこかおかしかったり毒がある。

基本的に彼女たちが織り成す会話には
落語の元ネタがあり、そこを久米田流にアレンジ。
基本的にぬるく、ゆったり感のある内容であり
改蔵や絶望先生のような強烈なインパクトに欠ける。



講談社 WIDEKC690 3巻〜
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆のおすすめコミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

【漫画名言集・迷言集 バクマン。じょしらく他】

【亜城木夢叶】

漫画に限界ないしな

なれない時を優先してちゃダメだろ

42(歳) で縦ロールはやめてもらおう

【新妻エイジ】

もし僕がジャンプで一番人気の作家になったら
僕が嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限をください

目が違います 澄んでて中は燃えてる
ものすごく活躍するマンガの主人公と
同じ目をしてました

皆うるさいですよ 
文句があるなら 僕よりおもしろいマンガ
描いてから言ってください

【服部】

勝つつもりで いや 勝て! 
絶対に負けるな!!

【平丸】

なんですか その大人の事情 話にならん

平丸「僕はどうしたらいいんだ…」
吉田「マンガを描けばいいんだよ」

平丸「嘘をつけ!あんたは自分の出世の為に
   僕の漫画を書かす事しか考えてない
   その為には僕と蒼樹さんが上手くいっては困るんだ」
吉田「それのどこが悪い!」

ナレーション

俺達の戦いはこれからだ

【連載漫画が打ち切りなどにより
 尻切れトンボ的に終了したときの常套句】

〜ここまで『バクマン。』から〜


胎児にアニソンを聴かすなぁ
偏ったお子が産まれるだろう!

『じょしらく』

誰とは言わないが漫画家はもうけた金で
角地の四角い土地を買うな

『じょしらく』

飲む 鬱 カウンセリング

『じょしらく』


いいかい、
自分のとくにならなくても ほめられなくても、
しなくちゃいけないことがあるんだよ。

『パーマン』バードマン


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2010年12月19日

漫画『冒険少年』あだち充

冒険少年 (ビッグコミックススペシャル) [コミック] / あだち 充 (著); 小学館 (刊)大人になった主人公たちが、
自分の人生を大きく変えた
ターニングポイントとなった事件や思い出を
振り返り、検証、噛みしめていく短編集。

いつしか童心を忘れ、日々の生活に追われ、
摩耗していく想い出たち…。
でもひとたびきっかけさえあれば、顔を出す夢。
フラッシュバックやタイムスリップによって
顔を出す真実。少年の日の残像が描かれる。

大切な人に詐欺師を紹介してしまった男。
親友を事故で失い、事件現場にいた親友を
疑ってしまっている男たち。
大切な仲間・子分を裏切ってしまった男。
バッターボックスで
バットを振らせてもらえなかった悔しい思い出。
お人よしでまぬけな誘拐犯コンビ。
幸運のアイテムを盗んだことで怪盗になった男。
そして時が止まったままの喫茶店で男を待つ女。

ロマンチックで童心を失わないあだち先生が
放つ傑作短編集。いつしか思い出は宝物に。
小学館ビッグコミックススペシャル 
タグ:あだち充
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2010年12月15日

マンガ『バクマン。』原作 大場つぐみ 漫画 小畑健 

バクマン。 10 (ジャンプコミックス) [コミック] / 小畑 健 (著); 大場 つぐみ (クリエイター); 集英社 (刊)真城最高のおじさんは漫画家だった。
絵がうまい。才能があるとよく賞状ももらい
認められていた最高だったが、
漫画家になるという確かな志があったわけではない。
おじさんは連載作家として戦力外通告を受け苦しみ、
持ち込みをしながら過労死。
最高は、おじさんは悩んだ末に自殺したのだと
思っていた。漫画家になると口にすることは
家ではタブー。

14歳、中学三年生になった最高は進路に悩む。
絵を描くこと以外では特に才能もない。
同級生で同じクラスの美少女亜豆を見つめ、
ノートに彼女を描く日々。
それが最高の日常だった。

そんなある日、クラスメイトの高木秋人から
いっしょにプロの漫画家になることを誘われる。
原作は自分が書くから、最高に漫画(作画)を
担当してほしいというのだ。



高木は県内でトップクラスの学力。
夢みたいな話だなと思いながら、おじさんのことが
ダブる。漫画家で成功する者はほんの一握り。
1000人に一人。二人で組んだら、その確率は
更に低くなってしまうのでは?
漫画家になるなんてバクチ打ちなんじゃ。
冷めた目で現実感がないと夢を否定する最高を
発奮するかのように秋人は亜豆に告ると言い出す。

亜豆の夢は声優になること。
秋人に引っ張られる形で、亜豆に会った最高は
秋人と共に漫画家になると決意。
勢いで亜豆に告白。
最高と秋人の漫画がアニメ化したら
亜豆に主役をプレゼント。
そして結婚しようと告げる最高。
亜豆の返事はOKとのこと。
最高は秋人と共に漫画家になることを志す。



二人は時間を惜しんで漫画製作に当たる。
はじめは腕試しで他社に挑戦しようとした
二人だったが、どうせなら少年ジャンプに
持ち込みをしようと集英社に赴く。
才能の片鱗を見せた二人の原稿を見た服部は
彼らにアドバイスをしながら、いろいろな
分野の漫画に挑戦することを促す。

 


同世代には、6歳の頃から漫画を描き続け
誰もが認める天才新妻エイジが鮮烈なデビューをし
彼らを奮い立たせる。
エイジは漫画家亜城木夢叶(二人のペンネーム)を
ライバルと認めてくれ、早く少年ジャンプで連載し
対決したいと告げる。

亜城木夢叶、亜豆は自分たちの夢を叶えようと
努力を重ね、少しずつだが夢に近づいていく。



アクの強いキャラクターや漫画家・担当者が
次々と登場。いわゆる集英社(編集部内)の
楽屋ネタや暴露ネタ、漫画に詳しいとわかる
セリフや小ネタも随所に散りばめられている。

兄が指摘していたが、ビジネス書的だなと。
確かにビジネス書っぽい。
難問に直面したときの対処方法だとか
活路の見出し方とかね。読み込む価値がある。

埼玉ローカル。
北辰テスト(埼玉県の中学生が受験する
学力テストである。
管理人は報酬に釣られ試験官をしたことあり)

埼玉県谷草市
主人公たちが住んでいる架空の市。
熊谷(深谷)と草加市を足して2で割った
ような名前の市。

大場つぐみ=ガモウひろし説。
作中、コミックスなどで数多く登場する
【ネーム】(漫画の下書き)。
この絵がガモウの絵にそっくりであることや
タイトルがガモウの出世作【ラッキーマン】に
に似ている点などから指摘されていた説。
また、デスノート、バクマン。ともに
最高の学力を有するキャラが簡単な漢字を
間違えて書いてしまっている所が
天才マンを創出したガモウらしい。
ちなみに「幕張」の主人公もガモウひろし。
アラレちゃんをはじめ、漫画家が漫画に登場
することはおもしろい試みだと思うが、
作者が作中で自分で主人公だと言い切った
ことは利点だと思う。
欠点は作中全く出てこないことだ。

読んだ感想としては、すごく評価の難しい
漫画だなと。
漫画本来の面白さとしては微妙なのだけど、
主人公たちが漫画を通して成長したり、
仲間やライバルを作っていく過程、
いろんなジャンルの漫画を描くことで
最終的に自分たちの理想とする漫画の形や
情熱的に模索していく姿は興味深い。
現代版の「まんが道」のようだけど、
編集サイドの人間の葛藤やキャラ付けや
意味合い、深みがある点がいい。
アンケート人気至上主義や編集内での
きわどいセリフや新連載や打ち切りを決める
臨場感あふれる編集会議などタブー的な
内容も描かれ、惹き込まれる。

☆☆☆★。全20巻
タグ:小畑健
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2010年12月12日

漫画『賭博堕天録カイジ 和也編』福本伸行

歴史的勝利を収めたカイジは因縁の相手兵藤の息子
和也が提案した命を賭したゲームの傍観者となる。

三人一組で行われるそのゲームは
成功すると三人に一億円が支払われるが
三人の内一人が失敗すると、本人以外の二人が
命を落とす可能性があるという危険をはらんだ
ハイリスクハイリターンゲーム。
カイジは三人の一枚岩的な信頼・友情を信じ、
小説家を志す和也は小説のネタになるような裏切りを
期待しこのゲームを見守るのだった。

圧倒的な権力・財力を有する兵藤を父に持つことで
特別扱い(腫れ者扱い)されて育った和也。
裕福な暮らしは約束されていたが、
自分がちやほやされ、人間として認められるのは
あくまで兵藤の息子だから。
腹の中じゃ何を考えているのかわからない。
心を許せる友人もなく、恋人からも裏切られた。
和也は人のことが信頼できない。
人は平気で人を裏切るからだ。
それは本人がかつて受けた経験などの裏打ちに
基づくものだった。



カイジもかつて信じた仲間たちから裏切りを体験。
その度に大きな失望感・絶望感を味わわされ
命の危機にさらされたが、人を絆を信じたいという
願望もあって三人の成功を信じて疑わない。

物語は、金によって多くの苦労をし、
金によって地獄を見た挑戦者たちの生い立ちに迫り
ながら、展開されていく。
大人気カイジシリーズの第4弾。
講談社ヤンマガKC 12巻〜
タグ:福本伸行
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2010年12月07日

漫画『霊能力者小田霧響子の嘘』甲斐谷忍

霊能力者としてカリスマ性と支持を得る小田霧響子。
【人を救う】というスタンスの彼女は、
どっかの誰かさんのように人に疎まれることもなく
美貌もあり、多くの国民の心をとらえていた。

谷口一郎もその一人。
ひきこもりだった谷口は、小田霧の著書に励まされ
社会人の一歩を踏み出さんと面接の日々。
なんとかこぎつけた最終面接の日。
谷口は街で響子をお見かけした。
面接も忘れ必死で後を尾ける谷口。
しかし、チカンと間違われ捕らえられる。
響子は谷口を、大学教授から相談を受けていた
ストーカー事件の犯人の疑いもあるとし連行。

谷口を見た高島教授は谷口を犯人じゃないと断言。
容疑者として、教授23人の教授の名前を挙げる。
響子は容疑者のリストや被害者の目撃情報などから
犯人を特定。誤解が解けた谷口は響子から
マネージャーとして働くことを勧められ快諾。
喜びも束の間。
人使いが荒く、キツい性格の響子によって苦労。

響子は自称霊能力者であるが、それはあくまで建前。
テレビの前で、霊能力で事件や真相が
「見えました」とポーズを決めるのは嘘。
実際は卓抜な頭脳によって、真相を解明する。
テレビ出演すると視聴率30%を叩き出す影響力を持つ
響子にはアンチも多く、
その魔の手から響子を守らなくてはいけない。
(谷口は抜けているので、響子をアンチと
バッティングさせてしまうことも多い)

物語は、依頼や相談などによって、響子が難事件を
解決していくという推理漫画スタンスをとる。
響子は嘘をついたり、犯人(谷口も含めて)を
罠にはめたり、出し抜くことも多いが、
そこには被害者救済の観点や犯人に対する情なども
見え隠れする。基本的に推理漫画の持つ後を引く
イヤな読後感がなく、すっきりした終わり方をする。
昔、著者が絵を担当していた「ソムリエ」を髣髴と
させる作風に仕上がっている。

☆☆☆★ 集英社ヤングジャンプコミックス 5巻〜
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月05日

【やぎ】

さーばーんなのいきのも 
やーぎー  やぎしってる!
あきのはやいやぎ!
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 画像&+α | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



すべての道は漫画道に通じる
漫画を読みながら
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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
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 漫画以外だと本と犬と猫、
 音楽鑑賞とカラオケ、
 昼寝、お笑い、風呂と
 本屋巡りが好き。
 幼少の頃から
 漫画が大好きだった私が
 まさか漫画家になるとは
 誰も予想しなかった。
 そして、実際にならなかった
 スピッツ
 オアシス
 ミスチル
 back number
 ボンジョヴィ
 ガンズアンドローゼス
 ヴァンヘイレン
 KISS
 バンプ
 coldplay
 中島みゆき
 サラブライトマン
 マルーン5 
 The Wanted
 を聴いたりうなったり
 脳内で響かせている。