2008年09月28日

漫画『みゆき』あだち充

妹みゆきと、同級生のみゆき。魅力的なふたりの「みゆき」との
出会いによって、主人公若松真人は至福の時間を過ごしながら、
その一方で苦悶するというエッチな展開満載のラブコメディー。
ラブコメだが、ギャグの比重が多く、あだち充本人が登場したり、
街中を「あばれ馬」が暴走し、みゆきに襲い掛かるなどおバカな
展開が多い。

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全12巻、ワイド版は全5巻。

〜あらすじ〜

別荘の見える渚に友人たちと「海の家」のバイトにやってきた真人。
お目当ては、同級生のみゆきちゃん。なりゆきで、みゆきの水着を
盗んでしまった真人は、そのことがバレてひっぱたかれる。
傷心の真人だったが、魅力的な女の子と仲良くなり会う約束をする。

ふたたびその女の子に出会った真人だったが、それは6年ぶりに
再会を果たした1つ年下の妹だった。真人はばつの悪さを抱えながら
みゆきといっしょにひとつ屋根の下で暮らすことになる。そして、
父の再婚によって、二度母を失った悲しい過去がある真人はみゆきが
血の繋がらぬ他人であることに気付き、複雑な思いを抱くのだった。

真人は、どうにか同級生の鹿島みゆきと仲良くなるのだが、
妹みゆきの妨害にあったり、真人自身の煮え切らない態度もあって、
なかなか恋は進展しない。また、妹みゆきは異様にモテるため、
みゆきに接近する変態三バカトリオらからみゆきを守るため、
心休まる時間がない。過剰に妹を守る兄と、なんだかんだで
兄にやさしい妹。その姿は、周囲からは仲のよい兄妹というよりも
恋人そのものなのだが「妹だから」と真人は自分に言い聞かせながら
下着のにおいを嗅ぐレベルにとどめる(十分変態行為だと思うがw)

物語は、二人が出会ってからの4年間をサービスシーン満載で描く。
感動的なラストだが、正直ラストの2〜3ページはない方がよい。

若松真人(わかまつまさと) 顔…「タッチ」の上杉達也と≒。
連載当初高校一年生。生まれて16年で、二人の母を亡くした
ことから「大切な人をなくす悲しさ」に敏感であり、映画などで
母の臨終シーンなどを観ると、人目を気にせず号泣してしまう。
性格は、怠惰で楽天的でスケベ。おっちょこちょいで頭も悪いが、
やさしくて妹思い。優柔不断で、煮え切らない態度をとるという
典型的なダメキャラであるが、ふたりのみゆきからは慕われる。

若松みゆき 顔…「タッチ」の浅倉南他に似ている
連載当時15歳。海外生活が長く、英語に堪能。あだち作品に
登場する典型的な才色兼備の持ち主であり、活発的で竹を割った
ような性格、歯にきぬ着せぬ発言をし、性別問わず人気が高い。
周囲を夢中にさせる小悪魔タイプであり、真人も「みゆき病」
に発症したのはご愛嬌。

鹿島みゆき 顔…「H2」の雨宮ひかり≒
連載当時16歳。才色兼備で料理・裁縫なども得意なお嬢様風。
基本的に大人しめのキャラだが、激するとビンタを喰らわせるなど、
感情的になる場面もある。妹みゆきに劣らず人気があるが、
なぜか全然釣り合わない真人と恋人になるという暴挙に出る。
ひとりっこであり、「やさしくて妹思いの兄がほしかった」という
願望が強い。真人のためにムリしているシーンもあり、
「都合のいい女」っぽい薄幸の美少女。

真崎竜一 

連載当時17歳。ふけ顔。
喫茶店「ドラゴン」のマスター(作者がドラゴンズファンのため)。
海の家も経営している関係で、嘘情報満載のアルバイトを提示し、
同級生から信用できない人物として恐れられている。
真人を凌駕するスケベで、明るい性格、三バカトリオの筆頭として
みゆきをつけ狙うストーカーである。ケンカに強く厚かましい性格。
みゆきと同級生になるために、追試を受けずにわざと留年するなど
筋金入りのバカである。

鹿島安次郎

鹿島みゆきの父。自称「二枚刃の安次郎」。
警察官でありながら、職場中にナンパをしたり、職権濫用でタクシー
を使ったり、覗きや下着ドロボーもしているという神奈川県警並に
残念な警察官。勘だけは鋭い。
娘であるみゆきや、妻はすでに諦めているようだ。

中田虎夫

妹みゆきの中学の体育教師だが、みゆきを追って高校教師になった
イタイ人。30過ぎであるため、母親が熱心におみあいを勧めるが、
ずっと年下のみゆきにご執心であり、過剰なスキンシップを取る。
今だったら軽くクビになること請け合いのダメ教師である。
竜一とみゆきをめぐって火花を散らせることも多く、その姿は
まさに「竜虎相まみえる」様相を呈する。

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「三バカトリオ 安次郎 竜一 虎夫」


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「ビキニとかパンティー姿ばかりかいてる、変態マンガ家あだち充」
コメント欄に、最終回ネタバレありを載せました。

posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:45| Comment(2) | TrackBack(0) | あだち充『タッチ、ラフ、H2』他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

漫画『狼なんて怖くない!!』冨樫義博

狼男の拓狼は、身分を隠しながら新しい転校先で学園生活を
送っていた。拓狼は、同じく転校生であるさやかにひとめぼれし
彼女目当てで同じバスケ部に入部。練習中に高校の恥部である
漫画研究会が乱入。(同人誌を超高値で売りつけたり、気に入った
女の子をロリコンマンガのモデルにするという最悪の人間集団)
さやかにちょっかいを出した際に、さやかは拓狼に助けを求め
「この人とつきあってる」と言い出し、当然の様に目をつけられる。
拓狼は、狼男であることをバスケ合宿中にさやかに告白する決意を
するのだが……。表題作「狼なんて怖くない!!」

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作者の好きな「推理」と「オカルト」をミックスした作品。
「オカルト探偵団」は、女好きで強心臓のリーダー銭形レイジ、
本当は優しいスケ番霊能力者金田一幽子、幽霊博士川流河太郎、
大きな身体で小心者の白鳥ヒロミの四人のメンバーで展開される
ハートフルコメディーである。「幽白」初期の短編モノに似ている。
霊感の強い幽子が幽霊や人助けをする姿は、幽白の幽助そのもの。

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一週間ホラー映画を見続けるほどホラー好きの主人公の前に
現れたのは、「三つの願いをかなえてくれる」という妖精。
彼は高嶺の花と諦めていた女性にデートを申し込むのだが…。
悪人がひどい目に遭うと言う、典型的な勧善懲悪ものだが、
グロテスクな作品の中にも、救いがあるストーリーである。
「ホラーエンジェル」

殴られてばかりだが、打たれ強くて倒れないという不死身のテツ
は大の喧嘩好き。誕生日のお祝いとしてマッドサイエンティスト
である祖父の作った発明によって、ドラクエに酷似した仮想世界を
現実世界で体験するはめに。暴力団竜王会にさらわれた同級生の
姫を取り戻すために勇者となったテツは、モンスターと化した
竜王会の組員から攻撃を受けるが、それを無視して強引に
親分である魔王の下に進むという彼独自の攻略法をとる。
遂に魔王と対決。しかし、ゲームに不備が見つかって……。
冨樫作品にはゲームを主体にした話しが本当に多いと思う。
「とんだバースデイプレゼント」

ケンカ野球と管理野球の対決を描いたギャグストーリー。
協調性皆無、直情径行、投げるのは剛速球という喧嘩っ早い
主人公の轟と、管理野球に傾倒する変化球投手の瀬川は
犬猿の仲であり、意見の対立もあり毎日喧嘩を繰り返していた。
監督である那知(ナチ、≒幽白の岩本)は、轟を退部にする
目的で「紅白試合をして、負けた方は潔く部を辞める」ことを
提案する。那知は、部員とともに目の敵にしている轟を追い出す
ために出来レースを演出するのだが……。

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以上の物語を収録した短編集。冨樫義博作品として、期待しすぎ
なければ、結構楽しめる内容。冨樫ファンには特におすすめ。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 冨樫義博『幽白,ハンター』他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

「折れない心」

今回は、吉田松陰の「知って死ぬのと、知らずに死ぬのは違う」
の話をします。

ペリーが浦賀に黒船で来航し、「開国せよ!」と幕府に迫った
ときに、軍艦で密航を企て、吉田松蔭は投獄されます。
彼は、山口県萩の松下村塾で高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞ら
を育てた、明治維新の立役者、教育家にして、思想家です。

松蔭は、野山の獄という「250年間誰も出たことない」という
終身刑の牢屋に入れられてしまいます。そんな絶望的な状況下、
吉田松陰は牢屋の中で講義をはじめます。
松蔭は、毎日毎日、儒学の講義を行いましたが、
絶望の淵に立つ囚人たちは誰も聞いてくれません。

ある日のこと、それを見兼ねた囚人の一人が松蔭に言います。
「あなたいいこと言っているけど、それを俺たちが聞いて、
何になるんだ。俺たちは終身刑だ。もう一生牢から出ることは
できない。あなたのいい話を聞いても、社会に出て役立てる
ことはできないんだぜ」
松蔭が返答します。
「確かに、あなたのおっしゃるとおり、我々はもう一生
外に出られない身です。だけど、こう思うのです。
いいか悪いかは別として、何か物事を知って死ぬのと、
知らずに死ぬのとでは違うのではないかと」

松蔭の想いが通じたのか、その囚人は松蔭の話を聞くように
なります。そして、他の囚人たちも……。一生外に出られない
人たちが、学ぶことの喜びを知ったのです。
激動の時代を迎え、松蔭は牢屋から出されます。
そして、その後、松蔭と牢獄されていた囚人たちも何人か
出獄しています。松蔭と出会わなければありえないことです。

お礼を言いにきた、人たちに松蔭は答えます。
「出獄されたのは、みなさん自身の力によるものです」
私には権力もありません。お金もありません。
腕力もありません。しかし、学問があります。
どんな状況でも、私は学問だけを信じてきました。
学問があれば、どんなことも可能と信じて、
牢屋の中で学問をしていたのです。
それが実を結んだだけです。信ずるは学の力のみ」

この話は、大学受験の日本史の参考書の話です。
「学問」に限らず、自分の信じた道を、自分のペースで、
進むことはできると思います。心が折れそうなとき、
しょっちゅうありますが、松蔭の「Never give up」の
精神を思い出して、奮い立たせるのです。折れそうな心を。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ほぼ漫画名言集・迷言集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

漫画『まんゆうき〜ばばあと あわれな げぼくたち〜』漫F画太郎

十年間温め続けてきた。だが、温めすぎて腐ってしまった……
と作者が語るギャグマンガ。「はうあ」、「ずこー」など独特な
擬音や、登場人物である「娘々」に「萌え」を感じると言われる
画太郎作品としては異例の作品である。ドラゴンボールを筆頭に
いろんな漫画家の作品をパクり、巻末で謝罪をしている。

〜まんゆうきのあらすじ〜

妖怪が地上を支配し、人間がびくびくしていた昔々、一人の
仙人が現われて、片っ端から妖怪をぶっ殺してくださった。
その仙人こそが「萬々」(まんまん)である。(「萬々伝説」)
「まんまん」様のおかげで、人々は我が物顔をしながら
生活していたのだが、突如妖怪が復活した。あっという間に
侵略されてしまった村の長老は「萬々伝説」を思い出し、
「まんまん」様に助けを求めるように村の若者に依頼する。
ものすごい高さの階段を登った若者は、まんまんの弟子である
「にゃんにゃん」に水をもらった。捨て子だったにゃんにゃんは
まんまんに拾われて、後継者として育てられていた。
まんまんの身体から出た仙気によって、体力回復の聖水に
なった水を飲んだ若者は「嘘くさい」と思っていた萬々伝説を
本気で信じるようになった。「妖怪に村を襲われた」という
若者の願いをなぜかしぶしぶ萬々に伝えに行くにゃんにゃん。

3分後、萬々に「昼寝の邪魔をするな!」と殴られ、帰ってくる。
なにやら雲行きが怪しい。若者は、まんまんに文句を言いにいくが、
実物を見た若者は恐怖の余り逃げ出す。
「家に化物(バケモノ)がいた」、そして化け物がまんまんと
知った若者は、にゃんにゃんに妖怪退治を依頼する。
にゃんにゃんは、村の期待を一身に背負い妖怪退治に乗り出す。

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にゃんにゃんの活躍や、萬々の横暴が描かれた後、
物語は「ゴッドベイダー編」に突入。
なぜ、突然妖怪が出現したのかの謎や、妖怪を使い世界制服を企む
バカ集団とにゃんにゃんの対決?が描かれる。

萬々(まんまん)…「仙人と言うよりもバケモノ!」
最強にして最凶。人々の一大事よりも自分の昼寝が大事という
困った仙人である。基本的に、人助けをする気はなく、
昼寝をしたり酒を飲むことが好きらしい。
機嫌がいいとき、ごく稀に人助けをするのだが……。
雲に乗り空を飛べるなど仙人らしい能力を持つ。
にゃんにゃんは完全に召使いであり、そうじをさせたり、
買い物をさせたり、「天下一ぶどうかい」(賞品はワイン1年分)
に参加させたり、番犬をさせたりとこき使われているようだ。
人助けをした娘々が一方的に怒られ、ほうきで殴られるという
黄金パターンがある。ゴジラ並みに大きな身体をしている。
伝説・伝承においては、妖怪を全部退治してくれたらしいが、
本作品においてはほとんど倒していない。
妖怪すらもエサという弱肉強食の頂点に君臨するモンスター。

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娘々(にゃんにゃん)…心優しいヒロイン

萬々の下僕であり、弟子である。お札を用いた、いくつかの術を
用いることができる。性格はやさしくて、まともなので、
まんまんに代わって人助け&動物助けし、意外な活躍をみせる。
物語における不幸請負人であるが、まんまんの折檻を受けても
死なないのだから、やはり並の人物ではない。番犬の着ぐるみ
を着た姿は、「あざとい」と思うがやはりかわいいと思う。
萌えキャラとして、一部にファンがいる。

ギャグマンガ特有のご都合主義や、理不尽を織り交ぜながら
描かれた独特の世界観は、作者が悲観するほどではなく十分に
楽しめる内容である。しかし、作品において語られたように
「作品の世界は救われた。しかし画太郎は救われなかった 完」

作者本人にとっては、納得していない作品のようだ。全2巻。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆★のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

「めざましと明日の記憶」

9月15日 憂愁の名月見れず、がっくり。

9月16日 皆藤愛子様の皆目麗しい顔とうぐいすのような声が
    
    聞けずにがっくり。
   

私の一日は、コーヒーと皆藤愛子様ではじまる。

めざましで、ミスチル「HANABI」の2週連続首位を知り、喜ぶ。

もうそろそろ、愛ちゃんの出番だぞと期待していたら、

んっ?この声は違うぞ……。……別の人が天気を読んでいる。

「台風13号が、西日本に上陸。諸地域の方は警戒を……」

その辺りでがっかりしてテレビを消す。仕方ないので、

脳内の記憶を総動員して本日の愛ちゃんの天気予報を妄想する。

かわいいイラストとかは、台風警戒情報だなとか推理する。


……自分の書いた文章を読み返して「この人きもい!ひくわ〜」

と思ったが、このブログを観に来てくださる方はせいぜい120名様

くらいなので、荒れることもないでしょう。

西日本の方は、台風に十分のご警戒を!



「明日の記憶」(荻原浩著)を読んで、ぼろぼろと涙がこぼれた。

やばい。号泣する準備はできていなかった……。

この本、浅田次郎氏の号泣系の小説と同じで電車で読めない。

拙ブログでの「明日の記憶」紹介文はこちら。
http://book0001.seesaa.net/article/106593972.html


岩井志麻子やS・キングが書くホラー小説は確かに怖いけど、

「明日の記憶」や「アルジャーノンに花束を」のように

「自分が自分でなくなってしまう」感覚や絶望感、

「大切な人との思い出が消えてしまう」

という恐怖も甲乙つけがたい。小説でも触れているが、

「忘れることは確かに必要」だ。悲しみやつらい出来事が

飽和量を超えたら、人間は生きていけないだろうし、笑って

生きられないかもしれない。私の好きな、ミスチルの「CANDY」

「Sunrise」、中島みゆきの「傾斜」とかを思い出してまた泣く。


日常に支障をきたさないようにと、主人公は周囲が奇異に思うほど

メモを取り、日記を取るようになる。妻のサポートによって、

食事療法をしたり、大好きな酒を控えたりと努力もする。しかし、

効果は上がることなく、どんどんと症状は悪化していく。


自分が忘れてしまったことを、日記やメモを見て知り愕然とする。


人は悪口をよく口にする。悪意ない冗談かもしれないが、受取り方は

人によってまちまちだから、思わぬ反撃を受けることもあるだろう。

誰もが年をとることを知りながら、誰もが自分が実際に年をとるまで

老いを実感しない。または、見ざる・言わざる・聞かざるをする。


正直管理人は、昨日の記憶はおろか今日の記憶もあやふやという

体たらくだが、大切だと思う人やものをより大切にしたいし、

いろんな立場の人やものごとに対して、温かい目を向けたいし、

寛容になりたい。明日を大切にしたい。

…………なんか読書感想文っぽくなってしまった。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

「膀胱が爆発」

最近、膀胱が爆発しそうになったのはどこのどいつだ〜い?

私だよ。最近にしおかすみこさんを観なくなったなぁ。

SM時代の前に、忍者時代があって……」

という名言を残したにしおかさんが、再ブレイクしたら

「○○時代の前に、SM時代があって」

で、笑わせてから、今度は忍者時代の話をしてもらいたい。


さて、自宅のトイレでおしっこしようとしていた私は、

ドアに貼ってあったカレンダーが落っこちていることに気付く。

画鋲で留めてあったのが、ドアの開け閉めで落っこちたらしい。

おしっこの前にカレンダーを止めるかと、かがみこんだ瞬間

へその下辺りに激痛が走る。つまり「おしっこをする」はずだった

のに、別の動作をしたことで、おしっこの初動作が遅れた。

「膀胱の気持ち」としては、ドラクエ最新作を「はよ出さんかい!」

というドラクエファンのような焦燥感があったのだと思う。

結果、今までこんなの味わったことない位の痛みが下腹部を襲った。

痛みにのたうち回りながら、なんとかおしっこを終えた。

脂汗出た。あと、ドラクエ最新作早く出ないかなと思った。


私のおさななじみに、幼少期おしっこを我慢しすぎて膀胱炎になり

入院した友がいたが、彼は病院のごはんがおいしかったらしく、

丸々と太って帰ってきた。フツー、痩せるのでは?

そのともだちはさぞかし、苦しんだことだろう。

本当、おしっこなんて貯めるもんじゃないよ。お金じゃあるまいし。


そんな私ですが、今考えてみてもおそろしいことが。

過去1回だけ海外に飛び出したことがあるのですが、その際に

12時間位飛行機に乗って、行き帰りをした際にトイレに行って

いない。名探偵コナンとかだと、トイレに行くと殺人事件に

巻き込まれて大変だったりするわけですが、そういえば行ってない。

そう考えると、どんな感じのトイレなのかとか体験しておけば

よかった。体調が悪化したとかはない。ルームメイトは、

深夜に体調崩して、海外のホテルを戦々恐々としながら二人で

引率の先生に相談に行った。「基本、部屋からは絶対に出ない!」

を厳守されていたので、本当に怖かった。「強盗とかいる!」とか

しゃれにならないこと言われていたから、本当に怖かった。

幽霊とかより、よほど生きている人間の方が怖かった。


あと、美術館のアルバイトを知り合いから頼まれて、7時に家を出て

19時に帰ってきた際に、「そういえば、今日トイレ行ってない」

ということがあった。その時は、12時頃「吉野け」で牛丼食べて、

尿意を催したのだけど、トイレが満員御礼だったので我慢して、

そのまま平気だったなぁ。体調はそのときも崩さなかったけど、

膀胱が爆発しなくてよかった。そういえば、両方とも秋頃のこと

だが、再挑戦しよう!と強く強く考えている……なんてことはない。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

マンガ『ご近所物語』矢沢あい

デザイナーをめざす女の子の恋愛と葛藤と光り輝く青春を描いた
感動的で、心優しい物語。ギャグテイストも多く(ちょっと古いが)
「NANA」をほうふつとさせる表現力が随所に光る。
続編として「パラキス」があり、「ご近所物語」の登場人物が脇役
として登場することもあり、ファンには嬉しい演出である。
キラキラ星人とかね。
また、最終巻には「パラキス」の登場人物たちの
こども時代が描かれている。全7巻。完全版は全4巻。

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〜あらすじ〜

おさななじみである山口ツトム(山口さんちのツトム君)
を異性として意識し始めた奇抜な格好をしたヒロイン幸田実香子。
自分のブランドの店を持つことを夢見る破天荒で、
型にはまらない女の子だ。
150pの身体に秘められたパワーはすばらしく、
彼女が通うヤザガクこと矢沢学園
(校長は矢澤愛→ハートのメガネに着物という変人、作者)
内においてもその才能は周囲から期待が寄せられている。

隣に住むツトムといつものように通学する実香子だったが、
ツトムに学園クイーンであるバディ子(ナイスバディゆえに)が
アプローチし、二人の間に亀裂が走る。自分の気持ちに正直に
なれない実香子は、ツトムに冷たい態度を取り自己嫌悪に陥る。

自分の気持ちを奮い立たせようと、実香子は自分の髪の色を金髪に染め
周囲を唖然とさせる。しかし、そこには悲しい気持ちが
含まれていることを近しい人たちは気付くのだった。
不器用にすれ違いながらも、お互いを信じあえる実香子とツトムは
周囲のフォローもあって、自然な形で恋人になっていくのだが、
いろんな波乱が起こり……。

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学園内で誕生したサークル「アキンド」(創作した物をフリマ)に
続々と主要人物たちが集結していく姿はまさに圧巻のご都合主義(笑)。
友情、恋愛感情、嫉妬、自己嫌悪、心配、やさしさあふれる悲喜交々
が生まれ、成長していくストーリーには涙が頬を伝う。それを見守る
実香子の両親やおっさんのりじやキラキラ星人に、先生方などの
人物配置もうまく、後味もよいというおすすめの作品。
「ご近所物語」「パラキス」ともにマリエ(ウェディングドレス)を
製作する見せ場があり、作者のマリエに対する想いが伝わってくる。

漫画「パラダイスキス」へ
http://manga0001.seesaa.net/article/95629754.html

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posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆のおすすめマンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

「ぐだぐだ日記 特盛2」

「面の皮 封裂け見れば カスがなる 
三笠の山に いでしカビかも」(by安寿)

三笠フーズの社長は、頭にカビでも生えてるんじゃない
でしょうか?カビはときに、有効利用できるものですが
工業用に認可された米を食用に回す。血の色が青いんじゃ
ないでしょうか?事故米は、病院や給食にも混入していた
ようで、強い憤りを感じます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000086-san-soci

きれいな月とか、天の川とか見て心を晴らしたいものです。
「天の原 降りさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」

天の川(Milky Way)の画像
http://recruit.mobilefactory.jp/blog/天の川2.jpg

「角界の痛痒 膿を出さずにいつまで掻くかい?」
北の膿が辞めずに理事で居座り、すもう業界に膿が残った。
土俵際に強いと言うか、単なる厚顔無恥なのか……相撲界は、
北朝鮮といっしょでトップがどうしようもないなと思う。
北の湖しかり。朝青龍しかり。

「二の舞でもてんてこ舞いでもいいから」
結局顔ぶれ見ても、麻生さんかなという気がする。
二世だから、二の舞・三の舞になるという意見もあるが、
もう誰がなってもてんてこ舞いな状況なのだから、何となく
「首相にさせたい」と唯一感じられる麻生さんにが首相に
なってほしい。漫画通ということも個人的に大きい。

小泉総理は「何も言えねえ」とのこと
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000028-maip-pol
 
「クライマックスシリーズ」

野球の放映が少なくて残念だが、クライマックスシリーズ
(リーグ3位まで日本シリーズに進むチャンスがある)は
なかなかいい制度だと思う。リーグ優勝が決まると
「消化試合」となり、どうしたって盛り下がる。
選手の個人成績位しか楽しめない旧来のシステムを打破
したのはまさに画期的だ。

「翻訳ソフトの誤変換」

ミスチルの「HANABI」の英訳をしていたら、突如

Nipponia nippon flows equally even if it cries
even if laughing and it spends it.」

という謎の訳が出て、吹き出した。
「ニッポニア ニッポン」とは朱鷺(佐渡島にいたトキ)
のことである。つまり、
「笑っていても 泣いてすごしても 平等にときは流れる」
の「とき(時間)」を「トキ」と誤変換したのである。
翻訳ソフトをバカにするのは簡単だが、
ちゃんとした指示をしなかった自分も悪い。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

「HERO」

甲「本日は、小泉元プレジデントから「痛みに耐えてよく戦った。
感動した」という名言や福田プレジデントから
「私はあなたとは違う」という迷言を引き出し、
全米を感動させ、全村に平和をもたらした
国民栄誉賞受賞も噂される桃太郎さんに来ていただきました」

乙「何も言えねぇ……。ちがうか?」とガハハ笑いの桃太郎氏。

甲「単独取材に応じていただいてありがとうございます。
さて、さっそくですが、思う存分しゃべってくださいね。」

以下、桃太郎氏の激白が続く。

鬼退治、勝手に応募されたんですよ。
おいおい俺ジャニーズかって……、違うか?
そりゃああの人たち(おじいさんとおばあさん)は育ての親
ですけどね。正直、そりゃあないぜって思いましたよ。
しかも渡されたのはきびだんごと「日本一」と書かれた旗って、
ガキの使いの罰ゲームかと思いましたよ。しかも、
鬼が島の鬼退治を完遂するまではこの家の敷居をまたがせない
とか言われたときは、正直二人が鬼に見えました(笑)。
(記者はこの時、桃太郎氏の手が震えていたのを見逃さなかった)
…後で知ったことなんですけどね、あの二人俺が鬼退治に出かけた
ことによって、村の権力者から結構な金をもらったようなんです。
えぇ、しっかりと雇用契約を結んでいました。あまつさえ、
二重契約を結んでいましたよ。隣村の権力者とかともですからね。
えぇ、また言っちゃいますよ。鬼かって……。
 
それで、俺が犬・猿・キジと鬼が島を制圧して、鬼の宝をぶんどって、
故郷に錦を飾ったZE!自信が確信に変わりましたよ
あのとき歴史は動いたたしかに。と悦に浸りながら
肩で風切って帰宅したら、愕然としましたね。

家がね、俺の家がね、本当は残酷なグリム童話で読んだみたいな
 洋風チックの家に様変わりしてましてね、北欧から資材を取り寄せ
特別に作りました!というような豪邸に、「成金まるだし」の
あの人たちが、「太陽のたまご」とか食べてましてね、
あれ、桃太郎生きて帰れたの?よかったね。とか言うんですよ。
他人事みたいに。福田元プレジデントみたいに。
あぁ、まだ元じゃないか。もう変わったような気でいました。

あとね、村の片隅の場末に、俺を模した銅像が建っていましてね。
「鬼退治に出かけた偉人桃太郎…」の文字の後に、ちっちゃく
ここに眠る」とあって、それを見て、
『あぁ、俺、人柱にされたんだ……』
って。
(桃太郎氏の鎮痛な姿は、筆舌に尽くしがたかった)

まぁ今はね、鬼からぶんどった宝とこの取材の報酬とかで、
余生は問題なく暮らせそうなんで人里離れた山奥で、
できるだけ人と合わずに静かに暮らそうと思います。
えっ、淋しくないかって?俺には、戦いを共にした
犬・猿・キジがいますし、何より人という鬼と暮らしたく
ないんです。小泉元プレジデントの言葉を借りるなら、
俺を金で捨てたあの二人の鬼に対して
勘当した」と言ってやりたい気分ですよ。
(と言いながら、桃太郎氏は好楽のドヤ顔をした)

最近よく思うんですよ。宝をぶんどった鬼からしたら、俺は
それこそ鬼みたいなもんじゃないかって。だってそうでしょう?
あいつらには、あいつらの家庭があるはずだしね。
弱肉強食や、自分たちの生活に照らせば、いろんな矛盾点が
見えてくる……。もっとも私の中にいる鬼が、疑心暗鬼を
起こさせるのかもしれませんが……」

それ以後、桃太郎の行方は、誰も知らない。  

参考 お笑い芸人「ものいい」
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の茶番劇(創作物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マンガ『手塚治虫恐怖短編集1 妄想の恐怖編』

「ボンバ」 

憎しみの想いが殺人事件を生み出し、
社会を恐怖のどん底に落とす都市伝説を生み出す。
見える者と見えない者がいる暴走馬「ボンバ」は
一人の男の情念によって生まれた負の産物だった。

主人公である中学生の少年男谷は、水島礼子という
教師に強い憧れを持ち、強い結婚願望を抱いていた。

そんな男谷は、日常「ドカッ、ドカッ」という
摩訶不思議な音を聞き不安に戦いていた。男谷は、
水島に結婚を申し込む暴力教師鬼頭に悪感情を抱いていたが
理不尽な鬼頭の暴力に逢い「殺意」が生まれ、
馬の形をしたボンバを呼び出すきっかけとなる。

200809051648000.jpg


ボンバは、主人公が「人間を憎む」負のエネルギーに
よって出現する巨大な馬の形をした殺人兵器だ。
男谷の「殺意」を汲んだボンバは、鬼頭を襲い、
「完全犯罪」が成立。男谷の殺意は両親にも向かう。
権力を持った人間特有の「暴走」と思春期の妄想と未熟、
人間の身勝手さを描いた傑作。

作品を読了した後の感想としては男谷はテロリストっぽい、
まさに外道である。
自分の欲望のために、手段を選ばない、社会に恐怖や
不安を与える、対象物を「神格化」するところ、
善・悪を年端のいかないこどもの尺度でしか見れない
など性格の破綻っぷりが著しい。逆恨みの頻度も多い。
後半においては、神格化していた水島の負の部分が露呈
したことで深い絶望に陥り自己嫌悪に陥るが、「殺人犯」
であることを水島に隠していた自分に対しては
自己嫌悪に陥らなかったことを考えてもひどいなと思う。

「ガラスの脳」

母体にいるときに電車事故に遭遇した少女は、生まれた瞬間から
「眠り姫」となり、17年間起き上がることはなかった。
入院していた少年だった私は、彼女が十歳を過ぎた頃
に出会い毎日のように彼女に淡い恋心を抱きながら、
彼女にキスをした。「眠りからめざめますように」と。

200809051943000.jpg


そして、17歳になった彼女はついに目を醒ました。
喜びながら、彼女といっしょにすごす私だったが、
彼女は「私は五日だけしか生きられない」と言う。
私は、周りの反対をはねつけて、運命の彼女と結婚する
ことにした。彼女は、「ガラスの脳」を持った美しい人。

「ドオベルマン」

手塚治虫が出会った不思議な絵描きドオベルマンは、
相手の考えていることがわかる超能力を持った謎の男。
彼は一度絵を書き出したら、ものすごい勢いでへたくそな
絵を紡ぎだしていく。
しかしそれは、宇宙からのメッセージであり、
宇宙人の姿や、恐ろしい地球の未来を暗示したものだった。

「赤の他人」

ある日、主人公は生活に違和感を覚えた。
両親が、普段と違う別の顔をしながら、自分のことを
話していた。両親は、文字通り赤の他人かもしれない。
いや、他人どころか……。

周囲に対して、疑問や違和感を覚えはじめた主人公は
人を全く信用できなくなり、自分の人生にはシナリオがあり、
自分はそれに沿った生き方を強要されている……と考え出す。
そして、真相解明に乗り出すのだが。

「蛸の足」

蛸はエサがないと、自分の足を食べる
という事実から紡ぎ出された短編ホラー。グロテスク。

「バックネットの青い影」

プロ野球選手(正確には2軍)である主人公は、エースを
呼び出し、彼が試合中に飲んでいるあやしげな薬の秘密を
聞き出すことに成功する。主人公があやしい薬を飲むと、
青い影が現われて、彼に成功の道を切り開くのだが……。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 BJ、どろろ、ブッダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

「宇宙を駆ける」

宇宙に行きたいと思ったら、
「宇宙飛行士になる」という現実的な方法があるが、
「宇宙を駆ける自分を空想する」というもっと現実的な方法がある。


人間の脳は、小宇宙と呼ばれることがある。ひとつの漫画や小説、
映画といった作品に対して、 
同じもの同じように感じている ♪ 川本真琴「桜」
ことは稀有であり、それこそ一人一人感じ方や捉え方は、
小説「藪の中」(芥川龍之介)のように異なるわけだし、
違うことが許されてしかるべきだと思う。
「いい・悪い」という決め付けや断定は、あくまで自分自身の
主観でしかない。
「自分のことを客観的に見れる。あなたとは違う」
という人はおそらく滅多にお目にかかれないと思うが、まぁ
そういう考えもあっていいんじゃないかなと思う。他人事だから。

さて、9月9日はあの某北朝鮮の建国60周年らしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000019-yonh-kr

この国の報道を知るたびに、人間一人一人の価値観がある尺度で
ある程度認められている世界ってすばらしいと思い知らされる。
それこそ、宇宙にでも逃げ出したいという方もいるかもしれない。
反論することはもちろん、空想することも許されない世界だったら、
つらいな……と思う。
パレードする前に、食糧問題を「現実的な方法」で模索しろよ。
私は、あえてこの部分に関しては前言撤回して、北朝鮮は悪いと
断言したい。だいたい誰も笑っていないパレードなんて、
客観的にも主観的にも楽しいと思わないのだが「あなたとは違う」
と言われたらぐうの音も出ない。

心に形なんかない 逆を言えば自由自在に姿を変えていけんだ
暗い海の底に沈んだ日でも 青空を飛んでいる♪「はるまついぶき」
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

「It secceeds and the flower opens」

「No.Life!No.Music!」とまでは思わないが、音楽は好きだ。
ミスチルを中心に音楽を聴いてきたが、iPod nanoを
購入してからは、それが顕著になった。
より身近に感じられるようになった。
iPodは、7月11日(セブンイレブン)生まれ並みに
便利な奴だと思う。まぁ四国には、ないのだけどね。
あと、アップルとの利害関係はないよ(笑)
利益供与も癒着もアフィリエイトもないよ(笑)

散歩に行きながら、自転車漕ぎながら(片方だけ)、
移動時間や空き時間、眠れぬ夜に、パソコン打ちながら……
とにかく音楽を聴きながら生活をしている。

幸いなことに私のiPodは、壊れも炎上もせず、
あと半年足らずで3年目に突入する。
ちなみにこれを書いている「vaio」の新型は、
発火するみたい。私のはもっと古いので大丈夫。
iPodには、録音した音楽を勝手に選曲してくれる機能
「シャッフル」があるが私は一度も使ったことがない。
よって星もついていない(注 星の数によって
選曲されやすくなったり、されにくくなったりする)。
おそらく稀有なユーザーである。

また、iPodの優れた機能として「再生回数」が表示される
ことがある。これを見れば、自分が再生した回数とかが明白。
例えば、私の大好きなミスチルの再生回数を列挙すると、

CANDY(553)
花−Memento Mori-(406)
Mirror(360)    
Sunrise(356)
ほころび(321)
しるし(301)
Sign(276)
HERO(271)
くるみ(246)
Image(238)
もっと(212)
手紙(211)
Another Story(209)
HANABI(180)
Simple
Worlds end
終わりなき旅
靴ひも
つよがり
抱きしめたい
NOT FOUND
羊、吠える
くるみ(新バージョン)
【es】〜Theme of es〜
旅立ちの唄
Tomorrow never knows
and I Iove you
あんまり覚えてないや
言わせてみてぇもんだ
my confidense song
天頂バス

となり、Bank Bandだと


はるまついぶき

とかが100回以上聴いているなぁとわかる。


ちなみに、その曲を聴いている時間をランキングにすると、

CANDY     157,605秒(1曲348秒)
SUNRISE     140,620秒 
しるし     130,032秒
花     114,492秒
HERO       92,411秒
Sign       88,872秒
くるみ      81,426秒
Another Story 66,671秒
ほころび     65,163秒
Mirror 64,080秒(178秒)  
HANABI 62,280秒(346秒)
  
一日は、86,400秒(24×60×60秒)なので上位6曲は
30ヶ月の間に一日分以上聴いているんだなぁとわかる。

うーん。No,music!No,Life!&No,ミスチル!No,Life!
かもしれないなぁ。正直「GIFT」は、50回弱しか聴いて
いないのだが、「HANABI」は一日30回ペースで聴いている。
私の場合は、すごく好きな曲を聴くと「さぶいぼばる」
(≒鳥肌が立つ)ので、「HANABI」は名曲だと確信した。

あと、タイトルの「It succeeds and the flower opens」
だが、よくミスチルは「ミス散る」と誤変換されたり、
アンチにそう呼称されるので、それに対抗して、
「成功して花開く」という意味の英語のタイトルにした。
高2で、奇跡的に英検準2級を取った私の力ではない。
あくまで下記の検索ソフトの力だ。

http://www.excite.co.jp/world/english/

(→英検には面接もあるのだが、試験管もとい試験官が
高校の担任だったことが少なからず、いやものすごく
大きく影響している)

こんな便利なものがあったら、授業の英訳に困らずに
勉強しないことは火を見るよりも明らか。もっとも、
校内においてもどこからか「英訳プリント」なる怪文書が
生徒たちの間を当たり前のように出回っていたのだが……。

日本の社会が「No,English!No,Life!」になったらすごく困る。
だって英語力は、社会保険庁の「年金記録」並みに
「記憶にございません」からね。洋楽だと、
サイモン&ガーファンクルとクイーンとカーペンターズ、
サラ・ブライトマンとか好きだけど、あくまで曲だけ
聴いている。意味はわからずに。

そこそこの努力しかしなければ、そこそこの成功しかしないし、
そこそこの感動しか味わえない。
日常の中で、そこそこの体験は埋没し忘れてしまう。

自分なりに「頑張った」と言えることは、結果はどうあれ
自分の中で着実に根を生やしていると思う。その中には、
「花が開いた」こともあったし、蕾のままだったこともある。
蕾はずっと蕾のままかもしれないけど、いつかひょいと花が開く
瞬間が訪れるかもしれない。もっと言えば、ミスして散っても、
その悔しさを忘れなければ、もっと大きな花が咲くかもしれない。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

漫画『幽☆遊☆白書』冨樫義博

第一話にして、主人公死亡。
短編形式ハートフルストーリー⇒長編格闘ものに。
突然のフィナーレ。
作者二人説、冨樫兄弟説。
(作者がピンチになると兄弟が漫画を書くという噂。
これは作者がジャンプ誌面に鉛筆で書いたラフ状態を
載せてしまうことや、その場しのぎの雑な絵で済ます。
ということに対する世間一般の皮肉や心配でもある)
「寄生獣」「うしおととら」や「ジョジョ」に似ている説
(寄生獣とは酷似した部分が、蔵馬の母のエピソードとか、
仙水編の樹とかまんま。
多分「寄生獣」に影響受けたマンガ家はすごく多いと思う)
(作者は、登場キャラにケモノのやり?と言わせたりして、
むしろ楽しんでいる&開き直っている節すらある)
(ジョジョの超能力とのかぶり、荒木先生に謝罪したとか)
……と何かと話題が多い名作漫画である。

作者は「幽遊記」としたかったらしいが、「まんゆうき」
とかぶるため幽遊白書となった。「幽白」(ゆうはく)と
縮めて呼称されることが多い。「幽遊白書」とも。

間延びしないスピード感溢れる展開。
魅力的な美形キャラ。(男女とも美形キャラが多い)
→故に熱狂的な女性ファンも多い。
→端的で、胸に沁みる名言・迷言が多い。
格闘に心理戦や特殊能力用いた点。
など利点がたくさん挙げられる漫画。
難があるとすれば、突然の休載に伴う物語のジャンプであろう。
ジャンプの作品だけに

評価は、最高の☆☆☆☆☆のおすすめ作品。全19巻。

〜幽白のあらすじ〜 2巻まで短編形式⇒長編⇒短編形式
中学2年生にして、近在の住人に「札付きのワル」として
恐れられ、暴力団からスカウトがかかると噂されるほどの
超不良である浦飯幽助は、中学校をサボり町をぶらつく。
根はいい奴である幽助は、トラックに轢かれそうになった
こどもをかばって死亡。その死に顔は満足そうだった。

霊体(幽霊)になった幽助は、自分の姿を空中から眺め、
今日一日の行動を思い返し、死んだことに気付く。
そこに、ぼたんと名乗るほうきに乗ったノリの軽い少女?
が現われ「あんたが人助けをして死ぬなんて、お釈迦様でも
予想外だったから特例として生き返るチャンスを与える」
と告げる。しかし幽助は、嫌われ者の自分が死んでもいいや
と一旦は生き返る道を諦める。だが、自分の幼なじみ螢子
や母の涙、喧嘩仲間である桑原や助かったこどもらを見て、
「生き返りたい」と思いぼたんにその方法を尋ねる。

ぼたんの紹介で、閻魔大王の息子であるコエンマに出会った
幽助は生き返る試練として、現世での人助けを命じられる。
幽助は、人に限らず動物や幽霊などに正面からぶつかり、
見事にその指名をまっとうする。そして、遂に復活を遂げる
のだが、コエンマによって「新たな試練」が与えられた。

試練の内容は、「霊界探偵」となり人間界に潜伏している
妖怪を退治すること。対人間戦においては最強を誇る幽助だが、
妖怪に対しては苦戦を強いられ、死と隣り合わせ。
助手であるぼたんの手助けを受けながら、強敵を撃破。
親密になった桑原や、元妖怪・現在人間である蔵馬、
仲間である蔵馬を殺そうとしていた残酷な妖怪飛影などと
共に戦いながら死線を乗り越えていく。一度死ぬまで、
一匹狼で心を開ける仲間がいない幽助だったが、
戦いを通して絆ができたい説案「仲間」ができた。

200809061806000.jpg
左から飛影、幽助、桑原、蔵馬。幽白の主人公四人。


名のある妖怪、乱道や朱雀などを倒した幽助たち4人は、
妖怪たちから敵とみなされ、裏社会で開催されている
「暗黒武術会」からゲストして強制的に招待される。
相手は、もちろん腕に覚えのある妖怪たちであり、
完全にアウェーの状況の中で苦戦を強いられる。
ちなみに優勝チームのオーナーが得る賞金は3,600兆円と、
異常プリオン並の異常な金が動く。

近しい人の死が訪れ、幽助は大切なことに気付かされる。
強さのみを善とする最強戸愚呂弟に対して幽助は、
ひとつの答えを出す。
大切な仲間を失いたくない。自分の力で死んでも守る。
この大会の意義としては、幽助たちの飛躍的な成長もあるが、
(幽助の師匠越え、桑原のギャグキャラ&いい奴キャラ、
蔵馬伝説の妖狐化、飛影の必殺技「黒龍破」の確立)など
妖怪仲間が増えたことや、荒んだ目をしていた幽助が
いい顔をするようになった(螢子談)や、
前回優勝チームのオーナーであり、莫大な金を得た左京の
お金の使い道(魔界の穴を開けるという夢)などがわかり
物語の展開を示唆する内容だった点など盛りだくさん。

無事?大会を切り抜けた幽助たちだったが、新たな敵が
現われる。それはなんと超能力を有した人間であり、
幽助同様に霊界探偵をしていた仙水(人間)だった。
仙水は、人間に対して絶望しており、強力な力を持った
妖怪が生息する「魔界」と「人間界」の壁を開けて、
世の中を墓場だらけにしようと企む危険人物だった。
捉えどころのない仙水や、複雑な人物や心理戦を描いた
この「仙水編」は「暗黒武術会編」と同様に読み応え十分。

魔界に行き、より強い奴と戦う道を選んだ幽助は、
戦友である蔵馬、飛影と袂を分かち、修業に明け暮れる。
転機が訪れた幽助は、魔界の覇権をかけたケンカ
「魔界統一トーナメント」開催を呼びかけ、
魔界の猛者たちはこれを受諾。
極限を超えた戦いの火蓋が切って落とされた。

作者が急病のため、いきなり短編形式になる。
作者冨樫義博先生の絵が今年の天候並みに荒れに荒れ、
「鉛筆で書いただけの原稿が載る」という事態に。
どうも、冨樫先生は「ハンターハンター」にしても
格闘を書き始めるとスランプに陥るという傾向がある。
そういった諸事情で「魔界統一トーナメント」は
いきなり終わってしまった。すごく残念である。

人間界に帰ってきた幽助は、一足先に帰ってきていた
蔵馬と共に桑原に出会い近況を報告し合う。この後は、
今まで出てきたキャラクターたちのその後が描かれたり
幽助と螢子の恋愛や、飛影と躯(むくろ)の絆が描かれたり
推理シリーズなど秀逸なストーリーが展開される。
最終回は、霊界で起こった「宗教テロ」をテーマにした
物語の結末であり、登場キャラが墓参りで集まる。

この物語の優れている点は、善・悪をあえてぼかして
書いていることだと思う。度合で言えば、
教師岩本、垂金、戸愚呂兄、痴皇とかは相当ひどいが、
善人だとはっきり言えるのは、ぼたんとかかなぁ。
立場や見方によって善悪は変わるものであり、
人間・妖怪・幽霊・霊界住人などそれぞれの視点にもよるしなぁ。
妖怪=悪という簡単な構図にしなかった点もよかったと思う。

この物語の最強キャラは誰か?
魔界において「闘神」として恐れられていた頃の「雷禅」。
雷禅の喧嘩仲間の証言などから、その当時の強さは異常。
作中では、躯か黄泉、雷禅の喧嘩仲間煙鬼らのいづれかだが
躯は精神不安定期だと強さが増すのでおそらく最強。
将来的には幽助、飛影、蔵馬、そして意外な所で酎辺りは
成長の度合が著しいので、もしかしたら最強として魔界に
名を馳せることがあるかもしれない。強くなる環境にいる
という意味では、飛影がもっとも強くなる位置にいる。
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 冨樫義博『幽白,ハンター』他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

「みがく」

家にホームレスが来たときのことをふいに思い出したので、
書きたいと思います。

当時高校一年生だった私は、ワクワクの高校生活に胸を
膨らませて、友達や異性と話したり、勉学心に燃えていた
……はずもなく、可もなく不可もなく高校生活を
無難に過ごしていたわけです。「野ブタ。をプロデュース」
の主人公修二をソフトにした感じのキャラでした。

そんな私が朝の支度をしている7時15分頃ですね。
チャイムの音が聞こえました。家族が全員いない時間帯で、
私は歯磨きをしていたのですが、
誰もいないみたいなので仕方なく行ってみたんですよ。

ドアが開いて、ちょうど「野ブタ」ではじめて信太こと
野ブタが登場した瞬間のクラスメイトの反応と同じで、
正直「うわぁ」と思いました。
人目で、ホームレスだなぁとわかる格好をしていました。
ぼろぼろの服と靴。そして異臭。
外で見かけることはあっても、ホームレスの人と話すのは
はじめてでした。

「下さい」
とその人は小さな声で、頭を俯けがちに言いました。
「えっと……」
私は戸惑いながら、
「食べ物とかがいいですか?」
と尋ねました。そうすると、
「あのできたら、お金が……」
と申し訳なさそうに言いました。

当時私は、皿洗いのバイトをしてましてね。
時給は650円でした。実際働いてみるとわかると思いますが、
働くのって正直しんどいですよ。職場の方には気を使いますし。
あぁ自分は、凡人なんだって気付かされますし。
当たり前のようにもらっていた親からのおこづかいとか、
正月のお年玉とかがやたらありがたく感じるものです。
仕方なく私は、自分の財布から1000円出してその人にあげました。
その人は、顔を俯けたままお金を受取り、小さな声でお礼を言い、
去って行きました。そうですね、正直釈然としない自分がいました。

あれ以来、ホームレスの人が訪ねてきたことはありませんが
なんとなくホームレスの人が襲撃されたニュースとか聞くと
胸がチクリとします。それは、自分のストレスの捌け口として
ホームレスを襲撃する輩に対して嫌悪感を持つだけでなく、
心のどこかでホームレスの方を蔑んでいた自分を思い出すから
なのかもしれません。生産性のない者やことに対して、
世間は冷たいものですが、「情け」をかけられないのであれば
その時点で人は所詮動物にすぎないと思います。
皿とか、窓とか磨くのは心を磨くのに似ている気がします。

そして、仕事をすることは大変ですが、人とは違う生き方をする
というのも伺い知れないような大変さがあるのじゃないかなぁと
思うのです。小さいときは将来の職としてスナフキン(旅人)とか
憧れていたけど、どうやって食べると思っていたのでしょうか?
フツーの旅人は、本とかCD出しても売れるはずがないんですよね。

「人と違う生き方をするのはそれなりにしんどいよ。
いいわけできないからね」(「耳の恩返し」より引用)
posted by おすすめ漫画、漫画百選、漫画名言 at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 安寿の加齢なる日常U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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【安寿(あんじゅ)】管理人
 自称「漫画のソムリエ」
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 幼少の頃から
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 まさか漫画家になるとは
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 そして、実際にならなかった
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 を聴いたりうなったり
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